No.260 愛猫を亡くしました 投稿者:こうちゃん 投稿日:2019年06月12日 (水) 14時43分 [ 返信] |
タイトル通り、愛猫を失ったことがいまだにつらくて、誰かに聞いてもらいたくて話しても話しても足りなくて、こちらに辿り着きました。
こうちゃんは、近くの公園の野良ネコでした。推定4歳の雄の茶白。雨の日はマンションの階段下で雨宿りしている姿もたまにみかけていました。 公園に行くと、「にゃ〜〜!!」と叫びながら膝にやってくるくらい、人懐っこい、公園のアイドルでした。 でも、口が肥えているせいかカリカリは食べようとしないらしく、餌をくれる猫おばさんを無視して、一匹だけ猫たちの輪を外れて小さくなっていました。 実際、ほかのねこはぶくぶくに丸いのに、こうちゃんはげっそりとやせた体をしていました。 ある日、彼は私の隣をそっとついてきました。そのまま部屋のドアを開けておくと、なんの躊躇もなく階段を駆け上がっていきました。 それからは、夜だけ私の部屋でご飯を食べ、朝になったらお別れする日々。帰宅する私がすぐにわかるように、いつも決まった場所で待ち伏せするようになりました。 次第に愛着も沸き、このまま野良で放置しておくのもためらいましたがペット禁止のマンション。それでも、夜は一緒に寝る仲になってしまったら、家猫にするのはあっという間でした。 いつも通り、猫の輪から外れていた彼を、さらうように部屋に連れ帰りました。 そこでわかったのは、彼が下痢ばかりしているということ。下痢を治すために病院に行き、医者を変え、薬を変え、フードを変え、いろいろと手をつくしても結局下痢に戻るという日々。 そして、野良時代の名残で、人間の食べ物には強い執着をみせるため、時々まぐろやささみ、からあげくんの中身だけを一緒に食べることもありました。 通い猫の頃は一緒に寝てくれたのに、家猫になったとたん、ベッドの端に寝るばかり。一緒に寝たい私としては、帰宅してから胸の上に乗るこうちゃんのお尻をぽんぽん叩く時間に癒されるしかありませんでした。 まるで誰かに飼われていたかのようなこうちゃん。 まだ出会って1年半の間に起きた様々な思い出を書き連ねたいのですが、長くなるので割愛するしかありません。 そして5月25日、突然の朝からの嘔吐。10数回泡沫様の嘔吐を繰り返す彼をバッグに入れ、病院へ。制吐剤を打ち、帰宅するも餌を食べようとせず一晩が過ぎました。 翌日26日、突然嘔吐。これはもう駄目だと思い、急いで病院へ。CTを撮りに行くには無駄だから、開腹手術をしてみないとわからないという医師の言葉にすぐさま同意しました。私としても、原因を知りたい気持ちがありました。 閉院した夜の20時からopeが開始。15時に一度先生から連絡があり、手術を耐えられるかわからないため覚悟してほしいといわれました。でも、ご飯も食べれず苦しそうな姿をみているよりも、私は手術に賭けました。逃げたのかもしれません。
そして、22時に電話があり、すぐ来て欲しいとの連絡が。病院に到着すると、呼吸器をつけられたこうちゃんが横たわっていました。自発呼吸がないといわれました。心拍も40前後で途中、心臓マッサージをされました。 どうしますか、との先生の問いかけに頭が真っ白でどうすればいいのかわからないながら、このまま見つめていても、心臓が弱っていくだけだと、挿管を抜いてもらい、鞄に入れて背負って帰宅しました。 途中のスーパーで氷を買い、もう心臓が止まってしまっているであろうこうちゃんを家に連れ帰り、床に寝かせてやりました。 そして心音を確かめると、一度だけトクン!と確かに動きました。 そこらで死んでしまうのではなく、家猫として、ここを死に場所にしたかったのかと思うと涙がとまりませんでした。 翌日、号泣しながら火葬をすませ、先生のところに支払と状況を詳しく聞くために伺いました。悪性リンパ腫で、手術が成功しても抗がん剤の治療が必要であり、もって一月、最悪2〜3日だったとのことでした。野良だったこうちゃんを拾って治療してきた意義はありますよ、と励まされました。治療費も驚くほど安くしてくれ、お花まで贈ってくれました。いい先生でした。
あれからまだ2週間ちょっと。どんどんこうちゃんの気配が消えていくのが切ないです。こうちゃんのいないストレスで声も出にくくなりました。 こうちゃんには申し訳ないと思いつつ、保護猫をもらうことに決めました。その子もなかなかの状況で保護された6歳の黒猫の雄です。こうちゃんの分まで愛情を注ぎたいと思っていますが、彼のほうはシャーッ!と威嚇してきます。 長い時間をかけて信頼を紡がなければならなそうですが、こうちゃんとの日々を思い出しながら、新しい猫ライフを始めたいと思います。 それでも、病院までの道を通るときは涙が溢れ、いまこれを書いている間も涙が溢れ、日々のいろいろなシーンでふいに泣きたくなります。 こうちゃん、愛してたよ。
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No.261 投稿者:もこりん 投稿日:2019年06月13日 (木) 00時52分 |
こうちゃんさん 初めまして。 読んでいてつらいけど、こうちゃんさんの暖かさも感じられて胸がジンとしました。 ドアを開いたらスッと入ってくるなんて、こうちゃんとは何かしら縁があったのでしょうね。会うべくして会ったみたいな。
病気は辛かったでしょうが、親身になって看病し心配してくれるこうちゃんさんの側にいて、きっと心強かっただろうと思います。
胸に乗ってくるのは、うちのもこりんと同じですわ。重たいけど乗ってくれると嬉しいものですね。お尻ポンポン(もこりんはバシン!バシン!)も好きですよね。 かわいい思い出は山ほどあって、その分切なさも深くなり悲しいですね。
でもこうちゃんは幸せなニャンコさんだと思います。最期まで優しく見守って世話してもらって、きっと嬉しかったと思います。
新しくきた保護猫ちゃんも幸せですね。成猫の貰い手が圧倒的に少ない中、こうちゃんさんの所に来られたのですから。 魅力的な黒猫さん、やがて新しい生活に慣れて甘甘ちゃんになってくれると期待してます。
こうちゃんのご冥福をお祈りします。お空の上で黒猫さんを見守ってあげてください。
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No.262 投稿者:すぎたま 投稿日:2019年06月13日 (木) 04時07分 |
こうちゃんさんはじめまして。すぎたまと申します。
おつらいでしょうね。お察しします。 猫は、人を選んでやってくるとよく言います。その通りだと感じています。きっとその猫ちゃんも、こうちゃんさんを選んでやってきたのだと思います。 悪性リンパ腫であったとのことですが、餌やりおばさんの輪に入らないことと、その時点でやせていたということですので、ある程度調子が悪かったのかもしれません。それで安心出来る人を選んでやって来たのでしょう。 今度の保護猫さんも、またあなたを選んでやって来るのです。シャーッと威嚇するということですが、いつかそれもやんで、スリゴロの猫さんになりますよ。うちの外猫でも、慣れるまでは爪出し猫パンチを繰り出して、さんざんケガさせられたのがいましたが、現在ではなかなか前に進ませてくれない位スリゴロで、ズボンは毛だらけになるほどです。 通い猫だった近所の猫が、自動車事故にあって亡くなったこともありました。うちの猫は元気なのに、うちじゅう「湿った空気」になってしましたよ。ふいに泣けてしまうのも、人間として自然な感情です。 新たな猫さん、それも保護猫さんをお迎えとのこと。どうかお大事に。きっと先代猫さんも、見守ってくれるでしょう。
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No.263 投稿者:トロンボーン 投稿日:2019年06月13日 (木) 05時26分 |
はじめまして。
それは、お辛いですね・・・ 愛猫を亡くしてしまうと、2週間やそこらでわすれられるものではありません。 どうぞ思う存分泣いてあげてください。 1か月たっても、何をしていても常に思い出してしまい、 でも不思議と1年2年とすぎるうちに、すべてがほんわか暖かい思い出となっています。
ほかの方も書いていらっしゃいますが、こうちゃんは、まさにこうちゃん様を選んでやってきたのですね。 当然のような顔をして家の中にはいってきたときから、こうちゃんは「この人、この家」と決めていたとしか思えません。 誰よりも信頼できると選んだ人と、望み通りさいごまでいっしょにいられたのですから、こうちゃんにとっては満足のいく充実した一生だったと思います。 だって猫って、人間とちがって、お金を貯めたいだの、世界一周旅行をしたいだの、有名人になりたいなんて欲、煩悩はもっていないんですもの。 猫は、安心できる場所で、ごはんと暖かい寝床があって、大好きな人がそばにいる、それしか望んでいないんですもの。 その夢がかなったのですから、最後の「トクン!」は「ありがとう!」だったのですね・・・
あたらしい保護猫さんを迎えられたこと、すばらしいと思います。 その子もこうちゃんが引き合わせてくれた子。 「こうちゃんには申し訳ないと思いつつ」逆です。これぞこうちゃんの思うつぼ、計画通りとほくそ笑んでいるのではないでしょうか。 だって猫ってよく、そういうことをするんですよ。 うちの栄ちっちは、レオがいって4週目に、生後推定4週目の子ねこの姿でやってきました。ゴミ出しにいった帰り、なぜかいつもと違うルートでもどったら、草叢の中で私を呼んでいました。 だから栄ちっちのお誕生日はレオの命日です。性別も性格も見た目もぜんぜん違いますが、レオのよこした子だと思っています。 愛猫の命日に猫がむこうからやってきたという話も珍しいことではありません。 ほんと不思議なんですけど。
黒猫さんが、はやくべたべたスリスリニャンに変身してくれますように。 こうちゃんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
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No.264 ありがとうございます 投稿者:こうちゃん 投稿日:2019年06月14日 (金) 11時30分 |
もこりん様、すぎたま様、トロンボーン様、本当に優しいお言葉をありがとうございます。 自分を選んでやってきてくれた・・・そう思うと公園でまっさきに駆け寄ってきて、しゃがんだ私の膝に前足を乗せ必死に鳴いていたことが思い出されました。そのときから目をつけられていたのかな?
今は楽しかったことを思い出しながらノートに記録を書いています。 こうちゃんが生きていた証は私の中にあるから、それを残しておこうと思います。そして、新しい黒猫ちゃんにはこうちゃんの分も大事に可愛がろうといっそう強く思えました。
皆様、本当にありがとうございます。落ち込んでばかりでしたが、なんだか胸がすっとしたような気がします。本当にありがとうございます。
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No.265 こうちゃんさんへ 投稿者:すみれ 投稿日:2019年06月14日 (金) 19時01分 |
こうちゃんの死が悲しすぎて全文読めていません。 なのでコメントも控えていました。
大切な子を失って、 でもその子がいたことを誰かに知ってほしくてネット始めたのがきっかけで ここの住人になりました。
皆さんがおっしゃっているように、 ほんとに猫は来るべくして来ているようです。 黒ちゃん迎えられてほんとによかった。 うちにも大切な黒ちゃんがいましたが、 黒猫というのは心やさしくて本当の家族と思える子が多いと思います。 また画像見せに来てくださいね。
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No.282 すみれさん 投稿者:こうちゃん 投稿日:2019年06月17日 (月) 13時08分 |
コメントありがとうございます。
寂しさを抱えつつ、土曜に黒猫ちゃんをお迎えしました。
相当な環境で保護されたせいか、生来のものか、とても怖がりで、落ち着く場所に入れるのに大変でした。
少しずつ、愛情をもって接していきたいと思います。 黒猫ちゃんをお迎えすることで、こうちゃんの分まで、大事に大事にしていきたい、寂しいけど、新しい猫ちゃんとこれからを一緒に生きて行こうと思えるようになりました。 優しい黒猫ちゃん。早く馴染んでもらえるように頑張りたいと思います。 そしてこうちゃん、虹の橋から見守っててね。
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