ごりんのお口

手術までしたのに、薬も飲んでいるのに、
やはり赤いままなんです。
ふつうにムシャムシャ食べますし、痛そうな様子はないのですが
お口がすこし臭います。
なんで私とすごす猫達はお口トラブルがこんなに多いのかなあ？
おつう、チャトラン、みけはずっとでしたし
レオも最後にすこしなりました。
私の育て方が悪い？うちの井戸水と相性が悪いとか？
悩んでも原因はわからず。

でもごりんは、うちで育った子ではありません。
私が保護したときからヨダレは少しあって、
でもあんまり勢いよく食べるからここまで口が悪いとは最初は思わず
やがて治るだろうと期待したのに

抜歯までしたのに、歯肉は赤いまま。
しかもごりんは、子猫ではないものの、それほど高齢な猫でもありません。
ベテラン院長先生の推測でも５歳くらい。
超高齢猫なら歯肉炎はふつうにあるでしょうけど
この年齢でこのお口は体質としか・・・

これじゃあ仕方ないな。
うちの猫達にすっかりなじんでしまったし、
中でも今は栄ちっちと仲良しです。
シロロ・くるるん・コタがいずれも「お姉たぁん♪♪」としつこく甘えるのに対し
ごりんは対等な関係、つまり「女性」として扱うのが気に入ったようです。
ごりんの大きさがトロを彷彿とさせることもあるのかもしれません。
トロの最大時8.3kgには及ばないものの、ごりんも7kg台。
栄ちっちはトロにそだてられたようなものですもの。

トロが逝き、ハナが逝き、かわりにごりんが来た、ということなのでしょう。
自分の年齢を考えればもう幼い子猫を保護する気はなかった私に、
「でもスペースも余力もありそうだよね？」と、
猫の神様に大人猫を押し付けられたのかもしれません（苦笑）。
問い合わせも不思議なくらいないし、
もう、うちの子ですね。

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