No.1933 地域猫の保護について 投稿者:竜之介 投稿日:2021年06月20日 (日) 20時43分 [ 返信] |
ご無沙汰しております。 色々とご報告したい私事がありますがまたの機会にして、 皆様にご相談というか、ご意見をお伺いさせて下さい。
今は亡き先輩ラナのあとを継ぐようにうちに来た後輩ラナは、 現職の会社のそばにいる子でした。 とても人懐こく、人なれしすぎるのでその心配もあり、 先輩ラナ亡きあと、おうちに来てもらうことになりました。 猫風邪も酷かったので、今思えばあのタイミングで良かった。
さて現在の会社のそばには昔から猫が多いらしく、 自分が見る限りでも10匹はいるでしょうか。 人なれしている子、警戒心の強い子、様々です。 中途半端なことは無責任に思えるのでしたくない、という思いから 自分は普段から野良猫にごはんをあげることはしません。 実際的な援助となるなら、外世界の危険を考えると 保護が一番だと思っています。
長い前置きで、ここからが本題ですが、会社そば、 通勤路に人なれした三毛猫がいます。 耳のVカットを見るに、手術をし地域猫のよう。 ご飯は近隣の居酒屋からもらっているのか、 いつも付近を縄張りとしています。 毎日会っている内に、その三毛さんとは大分仲良くなったのですが、 全身にぶつぶつが無数にあり、湿疹になっていました。 指先にはっきりと大量のぶつぶつを感じます。 (僕が接し始めたのがここ1か月くらいなので、いつからの症状かは不明) 背中の毛量も、その影響でか薄いような…。これ以上ひどくなったら大変だ。
ここ数日間、体の湿疹を思うと保護するかを悩んでいました。 現在うちには4人先住猫。彼ら以上に人数を増やすのは悩みます。 ましてや彼女は、ごはんを貰えている地域猫。 おそらく避妊手術はごはんをあげている方ではなく、違う方かと思いますが、 どちらかといえば恵まれている猫さんです。 (彼女には特に仲良しではないけど、警戒心の強い姉妹も一人います) 自分は、居酒屋の方の姿を見たことはありません。 ≪この子のあとに、より緊急度の高い子が見つかったら?≫ そんな思いが駆け巡ります。
しかし、定期的にごはんをあげる=節度のある愛情 とは思えない自分もいます。 その子の体のメンテナンスを気づけていない、 又は気づいても配慮できてあげていない…ことによっては、 それが悪化すれば命を落とすかもしれないのに (今回はそんなことはなさそうですが)。 一度職場の先輩が、その子にご飯をあげている方の姿を見たそうですが、 二階から食べ物を落としていたそうです。
ご意見を伺いたいのは、この状況下にある子を保護して良いものか? という点でしょうか…ちょっとうまくまとまらないのですが。 情が移ってしまった故のエゴなのかも、と思ったり…
「一度保護をして症状が完治したら、もとに戻してあげるのは?」 という妻の意見のもと、本日ネットで保護して参りました。 上記意見がどうなるか、心の隅で、うちの子になったら…なんて。 (湿疹なんて、リリースしたらまたなってしまうだろうし…。この子がうちに全く馴染まず、ずっと外を望むなら別ですが) どうなるかはわかりませんが、保護した足で動物病院へ。 全身にぶつぶつがあるものの、おそらくノミダニの 噛み跡からの悪化だそうで、現状重症ではないらしく、 ノミダニ用のレボリューションを投薬。 様子を見て治りが悪ければ、飲み薬に変更します。 (追伸、昨夜右後ろ足の太もも内側に、大きなハゲを発見) 今はおうちで軽くふきふきされ、即席ハウスでじっとしています。 家に来てからは鳴きはしますがやはりおっとりした子、大人しいです。 ひざには進んで乗ってきますが、さすがに初日は緊張しているのがわかります。
|
No.1934 後輩ラナと三毛さん。 投稿者:竜之介 投稿日:2021年06月20日 (日) 20時55分 |
追伸: 後輩ラナにお顔が似ている気がします。近隣なので、血の繋がりがあっても おかしくはありません。獣医さんはこの子を4歳くらいだと。 後輩ラナは3歳程度。
|
|
No.1937 投稿者:nekohon(トロンボーン) 投稿日:2021年06月21日 (月) 07時30分 |
まずは猫さんの保護、ありがとうございます。
ノミ・ダニアレルギーでブツブツは、実はハナもそうです。 超暖冬だった年の1月末だったと思います。ブツブツができたので病院へ行きました。 「ノミ予防していますよね?」と問われて 「していますが、・・・最後にスポットオンしたのは、例年通り12月まで、12/1頃です」 うちは野生動物の多い環境、いくら家の中の猫たちを予防しても、油断すると外から入ってきてしまうんですよね。 暖冬のせいで、1月でもノミ・ダニが発生したようです。 帰宅してすぐ全員にフロントライン。 それでハナのブツブツもすぐにきれいに消えました。
その三毛猫さんもアレルギーだけであれば、数日でブツブツは良くなると思います。
治った後にどうすべきか。 それは、私にも正解はわかりません。
三毛猫さんが家の中になじんで、すっかりくつろいだ様子を見せるようになって、それ以上に、今いる猫たち、ラナちゃん他4ニャン全員が、三毛猫さんを受け入れてくれるなら、 もし全員が仲良くできると確信できるなら、そのまま家族にしちゃってもよいかな、とは思います。 だって竜之介さんご夫婦はまだお若いんですもん。 私自身の経験では、猫は1ニャンから2ニャン以上に増やすのが一番のハードル、その後、7ニャンくらいまでお世話に大差はないように思います。
ただし、それは、全員がそれなりに仲が良く健康な場合。
ノミがはいっちゃったら、全員に予防薬、誰か猫風邪をひいちゃったら、つぎつぎと感染する可能性。 多頭飼育の医療費は、単純な「単独飼育の場合x頭数」より多くなると覚悟しなければなりません。 しかも、医療費が多くかかるようになるのは高齢猫になってから、おそらく今から10年後以降?
なので、
1.三毛猫さんが家の中に馴染めるか 2.他の猫たちが受け入れてくれるか 3.現在より、10年後の生活や経済状態をよく考えて。子どもができたり親の介護等で大きく変わる可能性があるか
等を勘案して、お決めになったらどうでしょう。 どれか一つでも不安要素があれば、お外にもどしても不幸にはならない環境と思われますし、触れる猫さんなのですから、リリース後も定期的なノミダニ予防は可能かと。
保護された周辺の住民の方等に、この猫さんについて聞くことは可能ですか? あるいは、使い捨てできるフリーメルアドを取得して、チラシをそのへんに置いてくるとか。 メルアドだけなら竜之介さんのプライバシーも守れるでしょう (下手に住所氏名を書てしまうと、その後、家の前に捨て猫されるなんてリスクもありますので←経験済み)
なお、将来もしもっと緊急な猫さんと出会ってしまったら・・・ その時はその時、また考えるということで(大汗) 三毛猫さんは現実、「もっと緊急な猫さん」は可能性なのですから。
|
|
No.1943 投稿者:すみれ 投稿日:2021年06月21日 (月) 09時59分 |
三毛さん保護ありがとうございます 町中だとまたは仕事をしているとどうしてもそういう状況に遭遇してしまいますよね 私が山に引きこもったのは卑怯だけどそのような場面に出会わないためというのもあります それでもいろいろ出会ってしまい今があります 猫本さんの言われるように 人にはキャパシティというものがあり 何十頭も餌やりしたり助けたりしている人もいれば そうでない人もいる 猫を助けられない自分に罪悪感を持った私に 猫保護のベテランがあなたはそれでいいよ と言ってくれて気持ちが救われ せめて自分がかかわってしまった猫は守り切ろうと思うようになりました 竜之介さんはご夫婦の幸せを第一に考えて 心がしたいと思うことをされるように願います ありがとうございます
|
|
No.1950 テテちゃん 投稿者:竜之介 投稿日:2021年06月27日 (日) 21時38分 |
猫本さん、すみれさん、ご返信ありがとうございます。 彼女はお手々が真っ白でマシュマロみたいでかわいいので、 テテという名前に決まりました。 痒みが治まらないため、薬を服用開始です。 そして、エイズも陽性との結果を頂きました。
今後この子をどうして行くべきか。 エイズキャリアという事なので、湿疹が治まっても おうちにいる間は先住猫たちとの接触をよく配慮せねばなりません。 現状一つの部屋で過ごしてもらっており、彼女も特に出たがらないので しばらくはこの状態が続きます。 僕としては、里親を探しながらおうちにいてもらう、 という方向で考えているのですが、しっかりと感染対策をして 先住猫たちを感染させない責任があります。 よくなついてきているので、出来れば 外にリリースというのは考えたくありません。(エゴかもしれません) 今日も、診察台や注射を大人しく我慢してくれたんだよね。。。 どれだけ暴れても、人には危害を加えない優しい子です。
獣医さんが、もし混合ワクチンを打っているなら、 エイズ陽性の反応が出てしまう可能性があるが、 状態を聞く限り誰かがそうしているわけではなさそうだし、 エイズの可能性が高い、と言われました。 ワクチンを打たれていることはないとは思いますが、 色々な状況を踏まえて、とにかくテテがよくいた場所の居酒屋の方に 近隣の猫たちの状況を伺ってみようかと思います。 そこの方が、もしある程度の気持ちで 猫たちの事を考えてくれているようであれば(疑念もありますが)、 その可能性の時のみ、テテをもとの住処に放そうと考えています。
先住猫たちを定期的にエイズワクチンで… というのはペースや副作用を考えるとあまり現実的に思えず、 とにかく接触をさせない、という徹底で暮らす予定です。
病院の帰り道、行きとは違う悟ったような目つきで、 きれいな瞳を、テテがじっと向けてきました。 まるで、「エイズだからさよならなの?」と問われているようで 彼女にとって一番良い暮らし方を選んであげたいです。
PS 一昨日、車にひかれている白黒の大人猫を見つけました。 車に乗せたときはかろうじて息をしていましたが、 病院についた時には手遅れでした。 交通事故にあった子を助けられる確率って中々ないですね…
|
|
No.1951 投稿者:nekohon(トロンボーン) 投稿日:2021年06月28日 (月) 08時00分 |
テテちゃん 猫エイズ陽性だったんですね。 それでは、可能な限り、リリースではなく、誰かの飼い猫として、 室内飼いで一生かわいがってもらえる道を模索するのがベストだと私も思います。 テテちゃん自身の幸せもですが、周辺の猫達に猫エイズをひろげないためにも。
テテちゃんが陽性ということは、その付近におそらく猫エイズの未去勢雄がいるのだろうと推測されます。 猫は交尾のときに、雄が雌の首筋を噛んておとなしくさせますが、そのときが感染リスクが高いんですよね。 猫エイズの感染力は弱くて、空気感染や接触感染はしないし、舐め合うくらいなら大丈夫、血が出るほど噛みつかない限りは感染しない、といわれています。 穏やかなテテちゃん、他の猫達とケンカして猫エイズを貰うより、テテちゃんに求婚した雄猫からもらった可能性の方が高いでしょう。
と、こんな話、竜之介さんには釈迦に説法でしょうけれど、この掲示板は誰でも読める設定なので、、、
その雄猫を見つけ出して去勢しちゃうのが一番安心ですが、これはあくまで理想論。 現実にはなかなか難しい話。 とりあえず今は、テテちゃんの幸せと未来に集中すべきでしょう。
何かある子の場合、里親様が見つけにくくなるというは避けられない現状ではありますけれど、そこはなんとか頑張っていただくしか。 猫エイズといっても、陽性反応が出ただけで発症しているわけではないし、発症するとも限らないし。 またこの掲示板にも増えていますが、愛猫を亡くされ、自分ももう若くはないで、今から子猫はちょっと、という方もけっこう多いと思います。 そういう方なら、あえて持病持ちの子を選んでくれることも多いですし、譲渡する方としても安心なのですけれど。 そういう方と巡り合えたらいいのになあ・・・
※交通事故にあわれた白黒猫さんの救助、ありがとうございました。 残念な結果ですけれど、猫さんの方はきっと理解し感謝してくれているでしょう。 交通事故にあった猫さんで助かる子は稀です。 うちの虎太郎なんかは、奇跡の子。
白黒さんのご冥福をお祈り申し上げます。
|
|
|