No.3893 ことちゃん帰宅 投稿者:ぎょろめ 投稿日:2024年06月24日 (月) 13時36分 [ 返信] |
ブログに書いたことそのまま丸写しで申し訳無いのですが、心の内をちょっと吐き出させてください。
2024年6月15日からアルと一緒にトライアルに行っていたことちゃんが、トライアルを中止して帰ってきました。
詳しい説明は難しいのですが、食べない、水を飲んでいるかわからない、最終日までトイレしているか微妙だった、その他不安要素があり。
1歳になったのである程度は耐えられると判断し見守りましたが、やはり腎臓のことがあるので、中止させていただきました。
里親さまはことちゃんのことを思い、ご尽力くださいましたが、私がこのまま続けるのは難しい、また将来的にもことちゃんの里親になっていただくのは難しいと判断しました。
ヒアリング不足で私が勘違いしていたこともいくつかあり、食べない・飲まないことへの危機感の共有が上手くできなかったり、いろいろすれ違いを起こしてしまい、里親さまには多大なご負担をお掛けしてしまいました。
これ以上ことちゃんのことを想ってくださる里親さまは見つからないと思う程、本当に素敵なご家族でしたが、ことちゃんが生後1ヶ月から11ヶ月も我が家に滞在したことで生まれた環境の変化への適応の難しさも重なり…
そもそも腎臓が将来的に悪くなる可能性がある、突然死の可能性がある子をお迎えくださったのです。 並大抵の覚悟ではないと思います。
我が家は経済的にこれ以上医療費を増やすのが難しく、かといって同じ条件でまたトライアルをしたところで同じ結果になってしまう。 条件の見直しやトライアルの工夫等、里親募集の再開については少し考えさせてください。
ことちゃんはトライアル前日より350gほど体重が減って帰宅。
たくさんお水を飲み、ご飯とおやつをもりもり食べ、ずっとご機嫌ゴロゴロです。
私は正直言ってもう正解がわかりません。
いつ腎不全を発症するか、突然死するかわからない、ことちゃんの今を大切にしたい。 ことちゃんの未来を幸せなものにしたい。 その想いが両立する方法は無いのでしょうか。
私はことちゃんに必要な医療が、我が家の経済力の無さで諦めるしかないなんて、そんなことにはなってほしくありません。
でもことちゃんは恐らく今までもこれからも我が家で暮らすつもりで、うちの人間や猫にすっかり懐いてしまい、他の人に全く心を開かない。
トライアルから帰ってきた時だって、それが当たり前のように、ただ預けられていただけのように、大喜びで部屋中を駆け巡り、みんなに頭突きして、たくさん甘えて、お水を飲んで、おやつを食べて。
もし今後トライアルで長期間ご飯を食べなかったり、水を飲まなかったり、トイレをしなかったりした影響で腎不全になったり死んだりしたら…
もう、怖いです。 どうしたらいいのか本当にわかりません。
そんなの、経済力が無い、幸せにしたい、そんなのは人間のエゴじゃないですか。
ことちゃんは短くとも楽しい猫生を我が家で過ごすことに決めているのかもしれないのに。
ずっと昔にあったんです。
あぁ、トライアルに行かなければもっと長生き出来たのかな、って思ったことが。
誰も予想出来なかった。 皆ただ幸せになってほしくて行動しただけなのに。その結果がこれか。 怖かった。自分のせいで。 もう二度とあんな思いはしたくない。
人間の心というものは脳にあるはずなのに、思い出す度にまるで胸に深い傷があるように痛んで。さすって誤魔化したってあの子は帰ってこない。
日常の幸せは確約出来たとしてもいざという時に医療費が出せない、そんなのはもう飼い主失格なのです。
だからことちゃんをうちの子にすることは出来ない。
短いかもしれない猫生をわたなべに託したんでねぇの?
わたなべと一緒に生きていこうって思ってるんでねぇの?
そんなことはわかっとる。
でもそれは今のことちゃんの感情だから。 里子に出て幸せになったら、きっと変わってくるに違いない。 そう信じて送り出したはずなのに。 また同じことで悩むことになろうなんて。 つまづくなんて。
ごめんねこっちゃん。頼りない保護主で。
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No.3894 投稿者:nekohon 投稿日:2024年06月25日 (火) 09時04分 |
それは大変でしたね。 なかなかに悩ましい状況・・・
私はことちゃんの性格等はわかりませんし、その里親様のこともまったくわかりません。 また私が里親として立候補することも現状不可能です。 ですからアドバイスも何もできまないのですけれど。
このようなとき、私がよくとる方法として、あらゆる手段をとりあえず書き出してみる、というのをやります。 やってみたことありますか?
頭のなかだけでぐちゃぐちゃ悩んでいると、ますます混乱して、もう何が何だかわからなくなって、普段なら簡単に決められることさえ決められなくなってしまいますよね。 少なくとも私はすぐそうなっちゃう。
だから、とにかく、書いてみる。 良い方法も、悪い方法も、ありえない方法も、楽に実行できる方法も、考えられる方法・状況をすべて、あらゆる方面から、できるだけ細かく。
今回の場合、まず考えられるのが、大きく分けて
1.ことちゃんをその里親様に再度託す。 2.様子を見守りつつ、ほかの里親様を探す。 3.ぎょろめ様の子にする。 .
1.ことちゃんをその里親様に再度託す場合
A.里親様に病気についてもっと勉強してもらえる可能性は? ・ぎょろめ様レベルに知ってくれたら理想的な里親に (ただし詳しく知ったら断られる可能性も) ・あまり期待できないなら他の方法をとるしかない
B.ことちゃんが順応してくれるか ・短期ステイ(日中だけとか、1泊だけとか)からはじめ、徐々に長くしていくことは可能か? ・移動距離/時間が長い場合はストレスの方が大きくなるから無理
2.様子を見守りつつ、ほかの里親様を探す場合
・その間の医療費をどうするかの問題 ・期限を区切るとよいかも。何月何日までに見つからなければぎょろめ家の子にする覚悟を。
3.ぎょろめ様の子にする場合
A.できる限りの医療を行いたいか? ・クラウドファンディングや支援金の募集 ・しばらく団体活動を休止し、バイトを掛け持ちしてでも、とにかくお金を貯める
B.自然に任せる ・今この瞬間を少しでも快適に幸せに過ごせるように、ということだけを考え、無理な医療行為は行わない。 ・その結果、早いお別れを迎えることになっても後悔しないでいられるか?
こうしてどんどん書き出していって、あるいはフローチャート的に、まずこれをやる、それがダメならこう、とか決めていくと、覚悟ができてくるといいますか。 あとで「ああすればよかった、こうすればよかった」と思っても、すぐに、「でもあの場合はこれしか選択肢がなかったのよね」と流れを思い出せて、後悔も少なくなるような気がします。 そして「あの子の分までほかの子を幸せにするぞ!」とあらためて強くおもったり。
どのような方法を選んでも、ことちゃんは分かっていると思いますよ。 ぎょろめ様が、どこの誰よりも自分のことを愛し心配してくれていることを。
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No.3909 投稿者:ぎょろめ 投稿日:2024年06月30日 (日) 01時26分 |
nekohon様
いつも的確なアドバイス本当にありがとうございます。 いろいろ書き出して、毎日紙を見つめながら少しずつ書き足して、たぶん私はうちの子にしたい気持ちが強いんだろうなと思いました。 もちろん将来を幸せにしたい、我が家では経済力が足りない。 でもこうやってうじうじしてるうちにことちゃんが死んじゃったらと考えると…とにかく今を幸せなものにしたい。後悔したくない。 ので、とりあえず譲渡会や長距離の移動のストレスにこれ以上晒したくない。 まずこまめにことちゃんの写真や動画や魅力を載せたブログを更新して、譲渡会でも不参加の子として積極的に紹介して、出来るだけ市内で里親さまを探す。 期限は…まだ決められていないので、数ヶ月後なのか、数年後なのか、家族会議で決めたいと思います。 うちの子にする場合、コツコツ医療費を貯めて、出来るだけの医療をする。費用の面で出来なかったら諦める。 これはうちの子みんなに共通することです。飼い猫のクラウドファンディングは反対派なので。 これが他の臓器だったら治療が出来るのでまた話は違ってくるのですが、腎臓は沈黙の臓器、悪くなったら基本的に検査も手術も、出来ることがほとんどなく、どこまで延命をするか、どこまでを自然とするかの話なので… 我が家は、ストレス無く出来ることだけやる。 ラビも皮下補液の間はグースカ寝ていて、終わったらちゅーるあげていて、投薬は抜歯した歯茎に指が当たってストレスが大きいので先生と相談して辞めました。 最後の方はもし今後注射が必要になったら、皮下補液に混ぜられるようにシリンジでお渡しします、ということで3ヶ月に1回の診察でした。 日常的にストレスをかけるなら、他の子同様補液は出来るので補液して延命するか、何もせず見守るか、QOLが大きく下がると判断したら先生と相談して安楽死を。 これでいこうと思います。 まだ家族と意見が割れるかもしれないのでなんとも言えないですが、私の気持ちはお陰様で固まりました。 写真はことちゃんのおしり3連発です…
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No.3911 投稿者:nekohon 投稿日:2024年06月30日 (日) 08時50分 |
>ぎょろめ様 少しでもお役に立てれば幸いです。 「これが他の臓器だったら」 これはもう、猫と暮らしている限り、何回も痛感することですよねえ。 猫+腎臓の組み合わせ、どうにかならないものか。 高齢猫でももどかしいのに、若いことちゃんではなおさらです。 ぎょろめ様の結論、私も賛成です。 でも「期限が数年後」なないな( ̄▽ ̄) 数年もいっしょにいたら、ますます離れられなくなるのは目に見えていますもん。 いつも私が自分に言い聞かせるのが 猫さんにとっては、遠い未来より今日!今が大切だということ。 その「今」をできるだけ楽に、快適にすごしてもらう、それこそが猫さんにとってもいちばん幸せであり、いちばん望んでいることだろうとうことです。 ことちゃんのおちり♡ たちまち連想したのが、かつてのアメリカ短距離陸上界の女王、フローレンス・ジョイナー選手の、片足タイツ?レオタード?姿。 ( 写真はこちら) この独特な模様、これだから三毛・さび猫は魅力的です。
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