No.306 猫だけのセル画 投稿者:すぎたま 投稿日:2019年07月01日 (月) 03時39分 [ 返信] |
みなさんこんばんは。 なんでこんな時間なんだ…。マジ眠い…。
朝の連続テレビ小説の、今期作品は「なつぞら」ですね。あれは友人の母が主人公のモデルです。残念ながらその方は他界されています。 ドラマでも触れられていますが、アニメ作品は、かつては「セル画」と呼ばれる透明なシートに、専用絵の具で色つけし、それを1枚ずつ撮影して動画にしていました。動画という言葉も、業界での造語です。 現在は、ほとんど全ての作品が、コンピュータグラフィックスになっており、背景も写真から起こされたりしています。しかし、今から25年位前であれば、全てのアニメはセル画によって制作されていました。 私は一時アニメヲタクでしたので、撮影後のセル画を集めるなどということをしていましたが、その中でも「この世にこれほど珍奇なシーンのものは現存してないんじゃ無いか」というものが、部屋の整理で出てきましたので貼ります。 キャラクターが猫だけで、かつ背景がついて一般販売されたセル画、というのはとても珍しいと思います。この猫は「ジョジョ」というのですが(作品は東映動画制作の「とんがり帽子のメモル」)、普通販売されるセル画というのは、やはり人間の女性が多いです。男性もあるにはありますが、猫だけ、というのはこれ以外にほぼ見たことがありません。後年「セーラームーン」に出てくる「ルナ」や「アルテミス」は、レギュラーキャラクターになりましたから、セル画はあったように思いますが…。 ちなみに本品の当時の値段は1000円でした。当時猫は飼えなかったので、セル画でがまん(笑)ということですが、まあ今となれば、いろいろある「猫グッズ」の一つというところでしょうか。
生身の猫の話題で無くてすみません。失礼いたします。
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No.307 投稿者:トロンボーン 投稿日:2019年07月01日 (月) 05時57分 |
きれいな絵ですね。 私はそういう方面はまったく知識がなくて・・・ でもなんというか、ロマンを感じます。 いまのデジタル時代ではもう、望んでも手に入らないもの。 文豪の生原稿とか、木版画の版木とか。 ペンでは自分の名前くらいしか書けない人が増えるのも時間の問題かも? 今でさえ、鉛筆の使い方がわからない子供がいるそうですから(削って芯を出すということをしらない) その一方で、赤ちゃんが、紙の雑誌でも、写真をタップしたり。
ところで、質問。 セル画って、一枚一枚販売されているんですか? それとも、ある程度のセット一括販売がふつう?
それにしても、女性の画のほうが多いというのは意外です。 男とか女とかより、主人公か脇役かとかの方が価値基準になりそうに思っていました。 まして猫はないなんて? 猫に限らず、動物の絵は売れないんでしょうか? 「フランダースの犬」のパトラッシュとか人気ありそうなのに。 あ、「ジャングル大帝」なら、手塚治虫という名前だけでも高価格なのでは?
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No.311 多少猫とズレてしまいますが… 投稿者:すぎたま 投稿日:2019年07月01日 (月) 17時03分 |
トロンボーンさんこんにちは。
セル画そのものは、ディズニーアニメ時代からありますね。「鑑定団」でも、相当な高値がついているものがあります。 この日本では、セル板を使って制作された作品は、戦時中の作品(戦意高揚目的が大半)がその最初期のものですが、当時はセル板が高価だったため、絵の具を洗って落とし、使い回しをしていたそうで、戦後も白黒鉄腕アトムの頃までは、そのようだったようです。 一般の人に販売されるようになったのは、日本アニメーションが廃品をスタジオ直販で放出したのが最初のようですが、その頃は1枚10円から高くても50円だったそうです。
まとめて売るか、1枚ずつ売るかですが、東映アニメーション(「なつぞら」に出てくるアニメ会社のモデル)では、良いシーンのものと、そうでもないものとセットで2枚ずつ1袋に入れて売っていました。他のショップなどでは一応単品で売る場合が大半でしたが、大量のセットで、ということも経験としてはありました。
女性のカットが多い、というのは、主人公が女性の作品のほうが、「萌え」方面の人がお金を出すからということもあったのではないかと思いますが、もちろん女性のファンが男性キャラクターのものを買うということも多々見ました。ジェンダー論的にはどうなのか、という見方も出来ますが、当時の作品制作は時代的にそういうものでしたね。
動物が主人公の場合はどうか、ということですが、ジャングル大帝などでは、今なら相当な高価なものになるでしょうね。
結局、後年の人々が、どこに価値を見いだすかということなので、当時は予想もしなかった値段になることがあったりします。ただ、やはりセル画の金銭的な価値と、作品の人気度はある程度の比例関係にありますが、例えば著名なアニメ作品である「ガンダム」でも、最初の放送時は人気が無くて、低視聴率にあえいだそうなので、まあやはり、時代の変化とともに評価も変わるということなのでしょう。
猫が主役という作品はごく少ないですが、国民的アニメとされる作品には登場していますよね。「ドラえもん」。猫形ロボットですが、一応猫です(笑)。「サザエさん」にも猫のタマが出てきます。
まとまりの無い話ですみません(笑)。失礼いたします。
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No.313 投稿者:トロンボーン 投稿日:2019年07月02日 (火) 05時47分 |
>すぎたま様 「絵の具を洗って落とし、使い回しをしていたそうで」 昔の貧乏な画家が、キャンパスを買えなくて、絵の上に絵を重ね描きしたようなものですね。 ということは、白黒鉄腕アトムのセル画があれば、高額品?
良いシーンとそうでないものの組み合わせ。よくある話(笑)
「サザエさん」のタマのほか、古いアニメで思いつく猫は; 「ひみつのアッコちゃん」のシッポナ。 「じゃりン子チエ」は、猫の方が主役? 「ホワッツマイケル」も猫たちが主。 あ、ニャロメも猫ですね。 ええと、それから・・・このくらいしか思いつきません・・・
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No.317 ジョジョさん? 投稿者:すみれ 投稿日:2019年07月05日 (金) 22時00分 |
うちのお嬢様かとおもいましたよ。
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No.318 投稿者:トロンボーン 投稿日:2019年07月06日 (土) 05時47分 |
高価な血統書猫ばかりのすみれ家(と、知らない人ならきっと思うでしょうね。にゃはは)
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