No.1816 ノブナガの顛末３． 投稿者:catwings   投稿日:2021年05月16日 (日) 19時02分 [返信]

ご興味がある方は
ノブナガの顛末１．、ノブナガの顛末２．（多分↓にあると思われます）を先にお読みください。

ノブナガ、昨日は小走りをしていました。
今日は、私をストーキングしています（運動量が増えてきている）。

さて、続きです。

受診して紹介状をお渡しして経過を聞かれたところで、担当の先生がぶつぶつと
「異物じゃあないんじゃないか？」
と。
おそらく、半年ほど前から若干体重が減っていることが引っ掛かったのではないだろうか。
再度超音波とCTを提案された。
超音波は良いが、CTは価格が気になった。
というのは、大分前の話だが私が眠りが浅くて使用していた軽い安定剤をコザイが飲んでしまった疑惑があった時に、頭部CTを取ってみる方法もあるのと提案があったのだ。
その時の価格が確か10万円位・・・。緊急性がなさそうなのと、改善傾向だったのでコザイにCTは受けさせなかったのだが。
価格を聞いたら約1万+αであったので、速攻お願いした。
30分ほどで検査が終了し、説明を受ける時に先生はサクッと
「異物ですね」
と。

治療は手術になる。
（画像を見ながら読んでください。先生が書いた絵は何処かに行ってしたので自分で書き直しました）

画像の一番上の絵
腸の中に異物がある状態。

術式は以下のように説明された。


�T.開腹して腸が健康なら、腸に切開を入れてそこから異物をトゥルンと出す（・・・本当にトゥルンって言ったんですよ・・・）
�U.もし、異物の周りの腸の色が悪くなっていたり、壊死していた場合、悪い腸も一緒に切除する。
　 その場合、端々吻合をするが、悪い所が長い場合繋げない事もある。
�V.もし、繋ぎにくい場合は処置をして（この処置については細かい説明はなし）、一回閉じてからもう一度開ける可能性も。

�Tの場合のコストは約30万、�Uの場合のコストは約60万、�Uの場合は状況によっては出血や浸出液を表に出す管（ドレーン）を入れる場合もある。

リスクについては
場合によっては再手術の可能性も示唆された。
最終的には開けてみなければどうなるか分からないと（まあ、緊急なので当たり前と思いますが）。
ノブナガの全身状態が悪くて、何とかの分類によると�Tから�Wまでの分類中の�V、もしかしたら�Wかもしれない・・・と。
この状態では麻酔のリスクが1%位で、その中には死亡するリスクも含まれる。
でも実際は我々は慣れているので（心配ないと言おうとしていたと思います）
と、ここまで聞いたところで
「構いません、この子このままにしていると死んじゃうから」
とお願いした。