No.1631 リューバ 投稿者:かず   投稿日:2021年02月07日 (日) 17時41分 [返信]

ご無沙汰しております。年おんにゃの2ニャンとご無沙汰のお詫びを申し上げるつもりだったのに2日節分の夕方リューバが突然旅立ちました。
職場から戻って猫たちの晩ごはんを用意している足元であの子はコロンコロンと転がりながら待っていました。ふと普段と違う声がしたようで振り返ったら何か不自然な格好していた。「何してるの」と見るとキョトンとした表情。「リューバ、何ちゅう顔してるの？」え？動かない。首に力が無い。遠い世界の出来事のようでした。半開きの口に息を吹き込んだけど奇跡は起きてくれなかった。慌てて病院に電話して夫の車で向かう中、あの子の肉球から次第に温もりが消えていくのが感じられました。
病院のスタッフの方の「まだ温かい」という声に縋りつく思いでしたが、もう息絶えていました。
実は1週間ほど前に左脇腹にできたしこりを取ってもらったばかりでした。先生たちのお話では検査結果は良性で、1〜2日後の、術後1週間の診察の時に「良かったねえ」と伝えられるはずだったのにと。手術前の検査も異常なかったし、肺も心臓も綺麗。考えられるのは心筋梗塞か脳卒中と言われました。
ガンでなかったのに痛い思いさせて可哀想なことをしました。退院後は朝晩お薬を混ぜたウェットフードを機嫌よく食べてくれました。塗り薬も私が膝に抱いて夫が傷口に塗る間大人しく身を委ねていた。元気になるつもりだったのでしょう。
知らず知らずにリューバにストレスを与えてしまったのではないか、帰宅した時うがいやマスクを洗ったりせずに猫の様子を覗いたら何か兆候に気づいたのではないか、すぐ足元にいたのに何も見ていなかったことが悔やまれます。
食いしん坊がご飯も食べずに逝ってしまったので紙袋にカリカリをたっぷり入れました。いつもはナージャと半分このおやつも、お空の向こうのお友達と一緒にお食べと入れました。それから大好きな猫草も。
お別れの日の朝リビングに長い髭が一本落ちていました。きっとナージャのでしょう。一緒に持たせました。「その代わりナージャを迎えに来たらあかんよ。」と言って。
リューバを荼毘に伏す時には(もう一度頭を撫でてあげたらよかった)とか(おやつの胸肉を食べ易く割ってあげるんだったのに)とかそんな事ばかり思っていました。お骨は連れて帰りました。
今日は初七日です。猫トイレの掃除していたらナージャはいつも自分のお気に入りの爪研ぎをバリバリいわせた後猫草食べに駆け出すのに、今朝はリューバの好きな爪研ぎを使った後、頭撫でてと戻ってきました。あの子と同じ仕草です。
私がこちらのサイトを初めて訪れた時は猫無しでした。あの頃勝手に家族のように感じていた猫さん達、虹の橋を渡ってしまった猫さん達、太っちょでビビりの三毛が来たら仲良くしてやってください。病院に行けば診察台の上で肉球をじっとり湿らせて固まっている子です。でも大らかで優しい子です。仲間に入れてやってください。
長々と書いてしまいました。読んでくださってありがとうございます。