耳を疑うようなニュースが流れました。
【カナロコ(神奈川新聞)】の記事『横
浜、電車に乗せて帰れない…道にマイクロ豚2頭遺棄 容疑で女を書類送検』| 2024年10月25日(金) 20:10
ペットとして譲り受けたマイクロ豚2頭を路上に遺棄したとして、動物愛護法違反(遺棄)の疑いで、東京都足立区の無職女性(53)が書類送検されたというニュースです。
その内容がヒドイ!
まず、元飼い主の男性。
「住んでいる集合住宅がペット禁止で、大家に見つかって怒られた」
そこでペット里親サイト経由で応募してきた女性に
「1頭だけ譲る約束だったが、その場にもう1頭も置いて帰った」
しかも譲り渡し場所は駅前の路上。
ところが女性は
「電車に乗せて帰ることができないと思ったので置き去りにした」
ちなみに
「豚は2頭とも3歳の雄で、体長約1メートル、体重約10キロ(いずれも推定)。」
もう、あり得ない「譲渡」に、何かの間違いかと、ほかのニュース源もいろいろ探しちゃいました。
元飼い主の男性、ペット禁賃貸で、豚さんを2頭も飼うなよ!
53歳の女性。いい年して、なんてデタラメな。
電車で帰る予定だったって、もしや「マイクロ豚」という呼称から子ウサギ程度のサイズを想像していたのでは?
それに1頭の予定を、その場でなぜ2頭とも受け取る?
渡す方も、受け取るほうも、どうかしてるとしか思えません。
豚さんたちが保護されたのはよかったです。
今度こそ幸せになれますように。
里親募集は、
命のやりとりです。
人間の子供だと思って、譲るほうも譲られる方も、真剣に考え、慎重に行ってください。
お渡しするときは、
譲渡する側が必ず里親様の自宅までご自分で動物をつれていって行ってください。訪問することで相手の覚悟や気持ちが見えてきます。
飼育に適した環境をちゃんと準備してくれているか、ご家族全員がそろって待っていてくれているか、周辺の環境はどうか、等も。
今回のように豚さんの場合では、どれほど里親本人がその気でも、たとえば密集した住宅街の中の古い木造アパートなら無理ですよね?
自宅訪問をいやがるような里親なら、何かしら問題があるためと思われます。
譲渡してはいけません。
私は、一般論として、ペットとしてマイクロ豚はお勧めしません。
ただし、適切な飼育環境と、十分な知識+愛情をかけられる人が、レスキュー目的で飼育するなら良いと思います。
例えば今回保護されたような豚さんたちを、ですね。
今度こそ理想的な人に引き取られますように。
幸せになれますように。
なお、上記記事の「体長約1メートル、体重約10キロ」は、何かの間違いですよね?
体長が1メートルもあって、体重がわずか10キロはあり得ないと思うのですが。
うちのゴンが11キロですが、体長は65センチくらい(いやがるので正確に測れない(;'∀')
ゴンよりはるかに大きいのに、体重はゴンより軽い豚さん?
もし本当なら骨と皮だけにやせ細っているのではと、心配で検索してしまいました。
幸い見つけた写真では、健康そうな体型の子たち。
その点だけはまあよかったです。