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早朝大阪に無事に帰って来ました。 |
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畷・監
(2588)投稿日:2007年08月19日 (日) 08時50分
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全国大会の最終結果は昨年と同じベスト16でした。13日は午前中練習し最終調整を行ない夜10時頃に東京へ向けて出発しました。東京一歩手前の海老名インターチェンジで時間調整し東京都内の強豪チームと4セットさせて頂き、12時から東京体育館で行なわれる監督会議と開会式のために出発しました。東京体育館前は昨年の思い出通り、今年も多くの出場チームの選手や応援団で一杯でした。開会式が始まり入場行進が始まりました。畷は昨年もそうであったように、全出場チームの中でも屈指の小型チームでした。おそらく12人の平均身長は最も小さかったと思います。「よくこれだけ小さい選手で2年連続で大阪を征しこの場に立てたもんだ」と行進を見ながら思いました。 15日予選第一日目が始まり、初戦の硬さが出なければよいのだがと心配しました。釧路青葉新川(北北海道代表)と対戦し21:16 21:13のストレートで勝ちました。次に東桂(山梨)との対戦でした。エースは164cm位ありアタック練習を見ているとコースに強打を打ってましたので、しほとひかりのブロックが鍵だなと思っていました。結果は21:16 21:12のストレートで勝ちました。明日のシード権を掛けたブロック優勝同士の対戦は畷:志雄(石川)志雄は優勝候補の呼び声も高い165cmのスーパーエースを持つチームでした。全国の組み合わせが決まった段階で志雄との対戦になるだろうと思い、その為の練習も積んで来ました。ただ、大舞台でその成果を発揮出来るかは全く不明ですからこども達には「畷の本領である心を込めたサーブをぶちかませ!」この事だけを言い聞かせました。1セット目を16点で押さえられ、畷の良い点が出てこないまま2セット目に入り前半0:5で最初の作戦タイムを取りました。相手は1セット目を取った流れとエースの強打と頭脳的な軟打で畷を翻弄し中盤まで押され続け、崖っぷちの状況から畷の本領であるサーブが走り始め、エースが乱れ始め一気に畷の流れに変わり、21:18で取りました。今度は畷の流れを絶対に逃すな!3セット目の序盤も一進一退の展開でしたが、最後までサーブで攻め続けた事が勝因となり21:12で勝ち、明日のベスト8進出に向け選手も応援団も沸きかえりました。 16日(2日目)初戦が清水(福井県)との対戦は21:8 21:17で勝ち、2戦目長嶺(沖縄)となりました。身長は高い選手が二人居りましたが、サーブやレシーブも荒くある程度楽に戦えると思っていましたら、その油断がこのような結果になったのか25:23のジュースで辛くも取り、2セット目はその反省からこども達も引き締まり21:5で勝ちました。この時点で予選5試合をすべて勝ち、昨年と同じベスト16が決定し明日の決勝トーナメント戦への進出を掛けた一戦のみとなり、相手は畷が大阪で優勝出来た原因の最もお世話になった、牧野(奈良)との対戦でした。練習試合では6月までは互角の対戦でしたが7月に一歩畷がリードする事が多く、大事なこの一戦で戦う事になるとは、これも神様のいたずらかなと思いました。気を抜かせない為に試合前の練習なのに普段の練習のような練習をしましたが、1セット目19:17でリードし、20:18であと1点取ればセットを取れる展開から取れずジュースとなり、防戦一方の畷と追い込めた自信からエースが冷静なスパイクを打ち21:23で取られ、2セット目も気持ちに余裕の無い畷と完全に流れをつかんだ牧野との差がはっきりと見て取れ、防戦一方の展開で良い所も無く14:21で取られ、畷の全国は終わってしまいました。本当に悔しいの一言の戦いであったと思っています。なぜなら、大阪大会で苦戦し3試合もフルセットを征し優勝し、一日目の志雄との一戦でもあれだけ粘りを発揮し勝って来たのに、それが出来ないまま終わってしまった事や、この一年プレッシャーに負けない精神力を作り上げて来た事を実証してくれていたのに、最後にこのような土壇場での逆転負けには、こども達も私も大きく落ち込みました。牧野は優勝した立会(東京)に敗れ、昨日に畷に負けた志雄がベスト8で南部(和歌山)に勝ち最終3位の結果を出し、小さい畷のこども達が大きな全国有数の強豪に互角に戦ってくれたし、戦えた事に誇りと感謝の気持ちで一杯です。今後の畷ジュニアにより大きな光と勇気を与えてくれたと思っています。明日からは新チームも正式にスタートを切り、更に今年より小さなチームとなりますが、レギュラー2人を含む4人のこども達に今年の全国を経験させる事が出来た事はきっと来年につながると信じて頑張って行きます。
最後に全国出場に際し多くの大阪の友好チームの方々やOGや応援を頂いた多くの方々に心よりお礼申し上げます。
全国制覇をされた立会(東京第一)はうらやましい程の均整の取れた体格とスピードのあるチームでした。一方準優勝された成美(富山)は昨年から畷と交流のあるチームですばらしいエースアタッカーと3枚の高いブロックで勝ち上がられました。両チーム共ほんとうにおめでとうございました。
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