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畷ジュニア納めの練習試合 |
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畷・監
(2390)投稿日:2006年12月29日 (金) 22時39分
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本年最後の練習試合は「大変悔しい試合が数セット」
サントリー大阪大会がやって来ました。もちろん、相当のプレッシャーの掛かる中、勝てる確証は何も無く特に一つの壁は高槻戦だと思っていました。対戦が一度も無く、情報の少ないチームですので、自分たちの力を信じて戦うだけでした。1セット目はいきなり、サーブでダッシュされ、こちらの攻撃も面白いようにレシーブされ、何も出来ないまま落としました。セット間のタイムの時に子ども達に「自分たちの力を信じろ!」「冷静になれ!」これしか言う事もなく、2セット目が始まり、目からうろこが落ちたように一気にこちらのパターンになり、一桁で勝利。3セット目も自分たちの気持ちが整理出来、1桁で取り、ようやく勝った。正直、ホットした。第一関門を突破しベスト8以上による決勝大会は高槻から味わった「負けに対する恐怖」が畷にプラスし決勝までは落ち着いて勝ち上がった。いよいよ決勝は平野戦。平野は全国大会出場常連チームで、監督も勝たせ方を十分に知っている名監督でもあり、私も腹をくくった。決勝戦に入る前の子どもたちの顔は緊張感の中にも闘志が湧き出ていた。私の心も冷静でいられ「よし!行ける」そう思った。1セット目は序盤でリードされいやなムードになったが中盤までに一気に逆転し全体を見れば畷の展開で終わり、2セット目も「どうぞこのままの流れで行ってくれよ」と祈るような気持ちで始まりました。中盤までは1セット目の流れで進みましたが、勝利目前の16点を取った辺りから、相手エースのするどいサーブが立て続けに決まりだし、あっという間に逆転され、タイムを掛けても流れは変わらなかった。よ〜し、サーブ順が一番に戻り、「みさのサーブで崩せば勝てる」だが思いはむなしくアウト。いやなムードからサーブ権を取り、みえがサーブ「行け!」サービスエースで同点、続くサーブで逆転、最後のサーブは打ったサーブがスローモーションで相手のバックライト方向に飛んでいくのが見え、左に大きく変化し、コート外へ大きく弾け飛んだ。その瞬間、みえはもちろんの事、コート内の選手、ベンチからは指導者3人、応援団のみんなも立ち上がり、躍り上がっていました。子どもや、応援団は涙、涙でした。しかし、私は「勝てた喜びより、勝たせる事が出来た責任に、ホッとし涙も出ませんでした。」一旦廃部同然となった時期から数えて3年目の大きな仕事であり、昨年は6年1人で戦い抜いて来たが後一歩で悔しい思いをして来た事や、ここまでの7ヶ月あまりの連戦に次ぐ連戦の練習試合や招待試合の苦労やしんどさ悔しさが思い出されました。
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