少し前に、夫の言葉や態度による暴力について、モラル・ハラスメントという言葉を初めて知りました・・と、書かせていただきましたハイジです。 あの折には、いろいろとアドバイスをありがとうございました。
その後、ご紹介いただきました本や、このHPにも掲載されています『Q&Aモラル・ハラスメント』も『家庭モラル・ハラスメント』も読みました。
自治体の女性相談センターに電話で相談し、 市の有料法律相談(30分5250円)で弁護士さんと離婚についての相談をし、 女性センターの電話相談では、モラル・ハラスメントなのかどうかの相談をし、 面接相談では、心理学的な面も含めた現在の状況の総合的な相談をしました。
今まで一人でじっと抱えてきた問題を、第三者に聞いていただけるという状況になり、なんだか、自分が何をしたいのか、どこにいるのか、わからない不思議な感情にとらわれています。
現実とはかけ離れた、「モラル・ハラスメント」というメガネで世界を見てみると、 私は一人になったほうがいいのだとはっきりとわかります。
今まで過ごしてきた、「この世界」という観点から見てみると、なぜこの現状を壊すのか・・と思えてきます。
今まで我慢してきたこと、心理的に束縛を受けてきたこと、家に一歩入ると胸が押し潰れそうになって、気力がなくなること。 そんな苦しみを何とかしよう、というエネルギーがなくなる前に、「現状を変える」「家から出ていく」という決断を尊重し実行しないと、何もかもが夢のように思えてきてしまいます。
やっと終の棲家に住めるんだと、15年前に家を建てたときに思いました。 縁の薄い母が買ってくれた土地でした。 両親を知らず祖母に育てられた私には、結婚、子供の誕生は、やっと人並みの家庭が持てるんだという意味で、信じられないほど幸せな出来事でした。 両親のいる家庭で子どもを育てられること。 何よりもうれしかったです。
そういう思いが、夫のモラル・ハラスメントや、全く生活費を出さない、自分の収入は全部自分のものという、子どもの同居人のような態度に対して、 何も言えない関係を築いてしまった原因かもしれません。
でも、この世のことは何一つ変わらないものはないのですものね。 家庭の残骸にしがみついていてはいけない。
自分自身も変わらなくてはと思うようになってきました。 自分に自信を持たなくては。 自尊心の持てる、そんな行動をとっていかなくては。
まず、別居をしようと思います。 子どもの部屋もある、居心地の良い住まいを用意して。 愛犬と愛猫を連れて、 仕事に必要なもの、衣服、当面はそれだけを持って、夫のいないときに引っ越します。
心配も不安もありますが とりあえず仕事はある、収入はある、友人はいる、子どもも理解してくれそう。 心を解放し、のびのびとした楽しい朝を迎えるために。
みなさん、もう少し、見守ってくださいますか?
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