初めまして。 私は46歳の主婦です 中学生の娘と息子が居ます
モラルハラスメントという言葉を知るのが遅すぎました。 結婚して、20年が経とうとしています ほとんどの心身障害を抱えていましたが、先日、ついにモラ夫を追い出すことが出来ました。 少し、長いですが、どうか聞いてください。
結婚したのは私が25歳、同じ年齢の夫でしたが もともとは中学生の同級生で、むしろ仲の良い 友人という形で交際がスタートしました。
当然、結婚前までは、朗らかで一緒に居ても楽しい人間で、私の我儘は笑顔で聞いてくれるような 印象に、この人ならばと結婚を決心したのです。
新婚の生活が始まり、
数々の奇妙な違和感も、若さゆえでしょうが、それが特殊なモノとは気が付かず、ただ、なぜ私は この生活が”息苦しい”と感じるのか、それすら はっきりとは判りませんでした。
私は、結婚前は、結構忙しい会社のOLで、いわゆる”できる女”なんて古いですが、そういうタイプだったと思います。 愚かだったと思いますが、 その当時は、主人の言う ”理屈に合わない無理難題”をこなすのが逆に得意だったような 気がします。
普通であれば、疲れるような時間配分を強制されても、キツイ言葉を投げられても、平気だったのです。 ありとあらゆることに”夫のルール”が出来上がって行きました。 それが変とも 気が付かず、6年が経過しました。 バターの削り方まで指示をする主人を見て、遊びに 来ていた実母が、”あんな男性、私ならやっていけない”とぼやいたのを覚えています。 私は、完璧にバターを削れる自分を誇っていました ある意味、完全な割れ鍋に綴じ蓋状態です。
そんな私が、流石に変だと感じ始めたのが 子供が生まれてからでした。 極め付きのエピソードがあります ほとんど育児をしない夫を尻目に、私は孤軍奮闘の 日々を送っていました。 ある日、私が下の子を妊娠して8ヶ月だった頃、 上の子がインフルエンザにかかり、肺炎を併発したのです。 入院と言われて、大きなお腹を抱えて、ゲームを やっている夫を横目で疑問視しながら、1週間、 娘の入院に付き添いました。 そこで、最悪なことに、私にまで娘のインフルエンザが移り、40℃近い熱を出しても、お腹の子の為に解熱剤を飲まず、フラフラしながら付き添う私が、隣接していた産婦人科の医師の眼に止まったようです。 当然ながら、”どなたか他の家族の方に代わって下さい””貴女とお腹の赤ちゃんも大事にしないと” といわれました。
その時点で、入院から一週間が過ぎていましたが、 夫は一度も顔を見せることもなく、時折帰って私が荷物を取ったり、顔色悪く食事の支度(夫の)を していても、何もしません。 むしろ、自分の世話が充分に出来ていないことの方が不機嫌そうで、黒いオーラを出していました。
ようやく連絡を受けた九州の義母が、関東に来てくれた時、私の体力はすでに限界で、とにかく帰って休みたいと、それしかありませんでした。 タクシーで帰るという私に、何も知らない義母は 息子が何もしていないことに腹を立て、電話で彼を呼びつけて、私を家まで送るように指示しました。
正直、迎えに来た時の夫の怒りに歪んだ顔を見て 嫌な予感がしました。 案の定、帰りの車で、気のふれたような罵倒が始まりました。 ”お前は手順が悪いんだよ!” ”人の話聞いてんのか!” ”こういうことを俺にやらせんな!”
私は2週間、八ヶ月の身重で娘の入院に付き添い、 インフルエンザで体力は限界の為、反論したくても出来ず、あまりの夫の剣幕に体が辛さと悲しさで震え始めました。
今度は、主人はブレーキとアクセルを交互に激しく踏み始めたのです。 衝撃に、お腹が痛いほど張り、苦しく、止めて欲しいと懇願すると、”とぼけんな!少しは思い知れ” と、それは自宅に着くまで続き、 私は、ここに居るこの”夫”という名のコレは 人間なのかと頭が真っ白になりました。 何よりも、お腹の子供が可哀想でした。
最後の捨て台詞は
”少しは反省しろ もう怒らないから”
はっきりと、この人間は異常ではないかとその時から思い始めたのです。
モラルハラスメントという言葉を、もっと早く知っていたら、けしてこんな精神的な苦しみは無かったでしょう。 ひたすら、たまたま虫の居所が悪かったんだ たまたま、ストレスがあったんだ 私が本当に悪かったのだ きっと根は優しいけど、短気なんだ
etc etc etc etc etc etc etc etc??????????
この20年、どうやって自分を納得させてきたか 思い出しても涙が出ます。 私は、ザルに向かって、20年間もの長い間、 愛を注ぎ続けたのです。
しかし、私はようやく気が付きました。
私は、この二年、壮絶なモラ夫への”いじめ”を 開始しました。 自己愛性型人格障害のウイークポイントを付いてみれば、以外とできるものです。 人にはわからず、本人以外は苦痛に感じません。
そして、最後には必ず”自己愛憤怒”という形で その本性が外部にまでむき出しになって行きます。
やり方に興味のある方、どうぞレス下さいね
私は、今、怒りのあまり、離婚や調停という現実的な方向に向かっていません。 私が、感情が無くなるまで、子供達が笑わなくなるまで痛めつけられた20年を彼に叩き返してから それを考えるつもりです。
長文読んで下さって有難うございます。 私の恐ろしい程深く蓄積した怒りをご理解頂ければ幸いです。
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