No.2123 心に残る本があります。 投稿者:番茶 投稿日:2008年08月09日 (土) 14時59分 [返信] |
「生かされて」イマキュレー・イリバギザ(PHP研究所)という本です。 1994年のルワンダ虐殺の女性生還者の手記です。虐殺の起こる数年前、小学校のある先生が部族点呼をして小学生時代の著者を精神的に苛めるのですが虐殺が起こったとき(著者が大学生のとき )実は彼は部族差別の過激派で大量殺人者であることが分かるのです。 私は過去にモラルハラスメントの被害を受けたことがあるのですが実体験として加害者の最終的な目的は被害者の死であるのではないかと感じていました。 平和な時代にはハラッサーであった先生が戦乱時じには実際の殺人者に変化するのは本質的な目的は同じであるとするのなら深く頷けるものがあります。
また私は精神的、肉体的DVも受けたことがあるのですがその元夫の父親が元軍人で結婚前戦争中の 加害虐殺行為を私に話したことがあります。 戦争、児童虐待、世代間連鎖、DV、一本の糸で つながっているのかもしれません。 イマキュレーさんは自身の信仰によって家族を失った心の苦しみから立ち直ろうとします。 また容易ではありませんが加害者を許そうとします。奇跡的な生還とその後の幸運は神の加護だと言います。
私はもともと無宗教でしたが愛情に恵まれなかった幼少時、DV、母からの死をも迫るモラルハラスメント体験後、何度か不思議な体験を経験しはっきりとは分からないしそれが神様なのかもよく分からないのですが目に見えない何かはあるのではないかと感じるようになりました。 管理人さんもモラルハラスメント体験後、自身を 「神様の操る存在」と書いておられますが もし差し支えなければどうしてそういう風に感じる様になられたのか教えてくださいませんか? もちろんノーコメントでも全くOKです。
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No.2124 Re:心に残る本があります。 投稿者:大ママ@fix 投稿日:2008年08月09日 (土) 18時18分 |
番茶さん、はじめまして。
アフリカの現状のニュースが流れるたび、その惨状に無力感がつのりますね。どうしようもできないという。ちょうど阪神大地震の時、数百キロしか離れていない場所で同胞が生死を分けているのに、それをテレビで見ていた時と同じ感じです。
> 管理人さんもモラルハラスメント体験後、自身を > 「神様の操る存在」と書いておられますが > もし差し支えなければどうしてそういう風に感じる様になられたのか教えてくださいませんか? > もちろんノーコメントでも全くOKです。
これは「モラハラについて」に書いた、「私たちは自分の意志で動いているように見えるけれど、本当は神様が操り人形のように操っているのではないのかと」という部分ですか?それとも別の部分ですか?
#すみません(^^;)書き散らかしているので、どこに何を書いたかさっぱり覚えていないので。
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No.2129 お返事ありがとうございました。 投稿者:番茶 投稿日:2008年08月12日 (火) 06時50分 |
私から質問させていただいていたのにレス遅くなりすみませんでした。
管理人さんがおしゃってくださっている部分です。
>「モラハラについて」に書いた、「私たちは自分>の意志で動いているように見えるけれど、本当は>神様が操り人形のように操っているのではないの>かと」という部分ですか?
「おかしな質問だなあ-」と思われたら本当にお返事はいらないです。
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No.2131 Re:心に残る本があります。 投稿者:大ママ@fix 投稿日:2008年08月12日 (火) 12時53分 |
いえいえ、へんな質問とは思いませんでした^^
私がモラハラを知ったのは普段しないネットサーフィンをしていたとき。ウィズさんがネット上にモラハラをアップしたのはその半年前。
「家庭モラル・ハラスメント」に書きましたが、弁護士は職場のつてで、税理士は後輩、司法書士は知り合い、サイトを作るスキルも運営する知識もそのときまでに身につけていました。
これは用意されていたなと思いました。 そういうことは、私だけではないと思うんです。AさんにはAさんのために用意された何か、Bさんには別の何かがきっと用意されているのだと思います。
私が何かをするときは信念に基づき、正直に生きることで、神を応援団につけることができると思っています。もしそのことがなされなかったら、それは間違っているか、時期尚早か、いずれにせよそれは「今は」実現しなくてもいいことなんだなと私は納得します。
そして番茶さんが書いてくださった
>平和な時代にはハラッサーであった先生が戦乱時じには実際の殺人者に変化するのは本質的な目的は同じであるとするのなら深く頷けるものがあります。
という文章には、とても考えさせられるものがあります。たったひとりのハラッサーがその魅力でカリスマとなり、権力を手に入れ、大きな組織を作って沢山の人の命を奪うことが、歴史のあちこちに残っています。ヒットラーがそうでした。
なんだかおかしいと気づいても、何となく日常に流され、あっと気づいた時には監視の目が張り巡らされ友人同士が密告し合う、そんな世の中にならない保証はありません。 最初の小さなひっかかりに目をつぶらず、いかんものはいかんと声に出していかなければならないんじゃないかと思います。
私が「WIND」によく書く代理出産問題ですが(食傷気味の方もいるかもしれませんが)、「私たちに子どもを持つ権利はないの?」とか、「生まれてきた子供に福祉を」といったセンチメンタリズムに隠された非人間性に私たちは気づくべきだと思います。そういう意味で今回起こった「子どもが欲しかった男が、あの手この手でインドで代理出産をして子どもを作った事件」はとても象徴的でした。しかもこの男の職業は命を守る医者。 これでも日本で「私は生みたかったのよ」と代理出産を認めますか?野田聖子さん。
おっとずれてしまいました。ごめんなさい。
番茶さん、よい本のご紹介ありがとうございました。
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No.2137 お返事ありがとうございました。 投稿者:番茶 投稿日:2008年08月13日 (水) 19時49分 |
丁寧なお返事ありがとうございました。 管理人さんが答えてくださったこと、自分にも体験があってよく分かります。 ずっとお聞きしたかったことなので嬉しかったです。
私なりにはハラッサーは自らが罰せられたり非難されずに被害者をおとしいれるためには周りには分かりにくいモラルハラスメントという手法を選択するのだと思います。
あとハラスメントしてきた母も母の父から(つまり私の祖父)から戦時中の従軍時の加害虐殺行為を武勇伝のように聞かされて育ったようです。幼い頃の私には優しい祖父だったのですが母の心を歪める一因になったのかもしれません。
長々と私事を書き連ねてごめんなさい。 また文中誤字ありすみませんでした。
追伸、これは管理人さんではなくてこの掲示板を見てくださった方へなのですがもし中にモラルハラスメントに苦しんでいる方がおられたら「ひとり涙の法則、夢追いの法則」佐伯チズ(大和書房)という 本を読んで見てください。美肌師として現在活躍中の著者や著者の夫が結婚時代義母や義姉から受けた精神的苦痛が書かれています。モラルハラスメントが人の生死に関わる様が分かります。
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