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No.1540  投稿者:よーにゃん   投稿日:2007年06月17日 (日) 21時29分 [返信]

今日の夕方5時半からのTBSの特番の中で函館の妻と息子によるDV夫の殺人事件の地裁判決を取り上げていました。
夫は暴力団員?でこの妻は前夫もDV夫。
娘にも息子にも暴力を振るっていた夫。
しかし地裁は妻にも息子にも執行猶予無しの判決を下していました。
理由は「逃げ出す事も出来たのにそれをしなかった。最善を尽くす事をしていなかった等等」

確かにどんな理由があるにせよ人を殺めるのは責められて当然だろう。
しかしそれでは暴力団的に脅されて逃げ出す事も出来ない、限界をとうに超えた被害者は
DV加害者にどうやって立ち向かえばいいか、その知識すら無いDV被害者はただ耐えるしかないのか?
いつの間にかDV被害者は加害者の立場になってしまっているのが現実です。

もしかしたら・・・私がこの人の立場になっていたかもしれないと考えると、あまりにも惨い現実に涙が止まりませんでした。

息子の友達、近所の人たち、地元の人たち2500人もの嘆願書を裁判所に提出した事、妻の身内が親身になって行動されている事が唯一の救いでした。

キャスターの締めくくりの言葉は「次の高裁の判決で執行猶予がつく事を・・・」




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