No.12912 娘からの支配 投稿者:愛永 投稿日:2015年02月14日 (土) 22時17分 [返信] |
お久しぶりです。
娘がこの春、専門学校に進学することになりました。 学校の説明会に行ってきたのですが、他の人がいるときは一緒に歩いたり話したりするのですが、2人きりになると手のひらを返したように、1人でいつものようにさっさと行ってしまいました。 そして、学校関係者とにこやかに話していたら人気のないところで「おとなしくていていて!」と言われました。
また、今すぐ自分専用のパソコンが欲しいと言い出しました。貯めたバイト代で買うと。 進学に伴い出費が多いし環境が変わるので、落ち着いてからでいいのでは?と言っても 「今はパソコンの話をしているんだ!話を聞け!」 怒鳴られ、ふすまを足で蹴飛ばして壊れそうだったので、抑えつけると突き飛ばされました。 突き飛ばされた私は、パソコンや飲み物の置いてあった テーブルにぶつかりひっくり返りました。 飲み物がこぼれてしまい、パソコンやスマホ、資料等が 濡れてしまいました。 私自身も手や背中に打ち身のあざができました。 その姿を見て娘が「実力じゃかなわないくせにたてついてくるからだ!バカじゃないの!」と笑ってました。 パソコン購入は考えたいと伝えてふすまを閉めようとしても、「話は終わってない!」と怒鳴りふすまを力いっぱい開けてきました。話を終わりにすることもできず、 「分かりました。バイト代をおろしてきます。と言わないと話は終わらない!」と脅迫されました。
結局はバイト代で購入に至りました。 しかしネット通信料とサポート代で月7,000円の契約をしました。今はバイトは辞めています。 進学後すぐにバイトは始めると言ってました。 娘は約1年半バイトに励んだのも事実です。 歩いて30分かけてバイトに行ってました。 帰りも私は迎えに行きませんでした。雨の日も休まず行ってました。帰ってくると靴はびしょ濡れになってました。 バイト代で高額の物を購入したのも初めてでした。 このようなことから購入を許したのですが、脅迫を止められる自信がなかったのも事実です。 逃げ道をふさがれたようで、モラハラされてる気分が蘇ってきました。 話の持って行き方がモラ夫とそっくりでした。 今回は自分のお金で購入しましたが、これから先また高額なものを脅迫されないか不安でなりません。 自分の思うとおりに少しでもならないとすぐに態度にだし私を支配してきます。いうとおりに動けと。
今回のことはずっと我慢してきたのが爆発したのか、それともモラハラなのか・・・。 相手によって態度を変えない方がいいよと言っても、 「困ったことがないから改善するつもりはない」とも言ってました。私に対しては無視、暴言、睨みつけるなどは日常茶飯事です。 支離滅裂してますが、相談できる人もなくここに来ました。 アドバイスお願いします。
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No.12920 愛永さんへ。母と子 投稿者:マリコ 投稿日:2015年02月17日 (火) 00時32分 |
愛永さん。はじめまして。【マリコのかけ込み部屋】管理人、フェミニストカウンセラーのマリコと申します。
お嬢さんからの激しい攻撃で靑痣ができたんですね、まだ痛みますか? とても辛いですね。 お嬢さんとあなたとの必死なやりとりに涙が出てしまいました。 「あなたもお嬢さんも悪くはありません」。
私も子育て上手と言える身ではありませんが私の経験をお話してみたいと思います。
ある日、上京して一人暮らしをしている娘から電話がかかってきました。 「お母さんって、酷い人だよね。私に○○○と言ったよね!」 「そんなこと言ったっけ?」 「お母さんってずるい。人を傷つけておいて忘れたって言うの!言われた私は忘れないから!」 「もしそういうことを言ってたら、ごめん」 あっさり詫びる私に娘は激しく怒って 「ガチャン!」
母である私も100%完全ではありません。 今は良くっても60%~70%の親だと自覚しています。
親は子どもにとって支配者です。 たぶん、それとは気づかず子育てし、よき親であろうとするのではないでしょうか。
よかれと思って言った言葉が、子どもの柔らかい心に抜けない棘(トゲ)となっていることがあるのです。
愛永さん。あなたはず~っと、お嬢さんの全てにDV夫の遺伝子の幻影を見て恐れていたのではありませんか。 暴力遺伝子はないと思います。あるというならすべての人間に暴力的遺伝子があると言えるのではないでしょうか?
あなたの恐れが子どもさんにはとても理不尽だったんですよ。 「なぜ私のお母さんは?」疑問だらけだったのではないでしょうか。
母の手一つで一生懸命、一人前の人間になってほしいと育てられ、専門学校入学まで漕ぎ着けた愛永さんの苦労と頑張りに敬意を表します。
でも、お母さんばかりでなく、お嬢さんも素晴らしいですね。
>娘は約1年半バイトに励んだのも事実です。 歩いて30分かけてバイトに行ってました。 帰りも私は迎えに行きませんでした。雨の日も休まず行ってました。帰ってくると靴はびしょ濡れになってました。
お母さんの一生懸命な姿を、お嬢さんは学ばれて居たんですね。
パソコンを買うタイミングが愛永さんとお嬢さんで違っていた。 お二人とも、新しい環境へに船出に緊張が高まり過ぎて、それが一気に爆発しまったのだと思います。
バイト代はお嬢さん本人のお金ですよね。 いいじゃないですか。本人が働いたお金で買うのですから。 バイト代を全部遊びに使う子どももいますよ。
>このようなことから購入を許したのですが、脅迫を止められる自信がなかったのも事実です。 >逃げ道をふさがれたようで、モラハラされてる気分が蘇ってきました。 話の持って行き方がモラ夫とそっくりでした。
愛永さん、これはあなたのDV夫から受けた傷による思考回路です。 子どもって、この位のことは言いますよ。
>進学後すぐにバイトは始めると言ってました。
頼もしいですね。
>相手によって態度を変えない方がいいよと言っても、 「困ったことがないから改善するつもりはない」とも言ってました。
愛永さん。私たちもその場の相手によって適応を図り、態度を変えているのではありませんか?
>私に対しては無視、暴言、睨みつけるなどは日常茶飯事です。
愛永さんが、お嬢さんを信頼することが、今一番必要なことではないでしょうか。 お嬢さんにとって「モラ夫と同じだ」と不審な目で見られるのは、この上なく理不尽で嫌なことだと思います。 お嬢さんを信じてあげてください。パワーのあるきっといい大人になると思います。
長くなりましたが、こんな詩があります。
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レバノンの詩人カール・ジブランの「予言者」より
赤ん坊を抱いた一人の女が言った
どうぞ子どもたちの話をして下さい
(それで予言者は言った)
あなた方の子どもたちは あなたがたのものではない
彼らは命そのものの あこがれの息子や娘である
彼らはあなたがたを通して生まれてくるけれど
あなたがたから生じたものではない
あなたがたは彼らに愛情を与えうるが
あなたがたの考えを与えることはできない
なぜなら彼らは自分自身の考えを持っているから。
あなたがたは彼らのからだを宿すことはできるが
彼らの魂を宿すことはできない
なぜなら彼らの魂は明日の家に住んでいるから。
あなたがたは彼らのようになろうと努めうるが
彼らに自分のようにならせようとしてはならない
なぜなら生命はうしろへ退くことはなく
いつでも昨日のところに うろうろ ぐずぐず してはいないのだ
あなたがたは弓のようなもの
その弓からあなたがたの子どもたちは
生きた矢のように射られ 前に放たれる
射る者は永遠の道の上に的をみさだめて
力いっぱいあなたがたの身をしなわせ
その矢が遠く遠くとび行くように力を尽くす
射る者の手によって
身をしなわせることをよろこびなさい
射る者はとび行く矢を愛するのと同じように
じっとしている弓を愛しているのだから
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もう、ず~っと以前、子育てで悩み、子どもへの思いが過剰になったとき、子どもが私の手を振り切ろうとしたとき、手帳に挟んでいる、この詩を繰り返し読んできました。 「母は射る者の手によって、身をしなわせることをよろこびなさい」・・・「はい」というよりないのですが。
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No.12921 発達障害の可能性 投稿者:カミツレ 投稿日:2015年02月17日 (火) 00時44分 |
辛いですね、娘さんとの関係がモラ夫と重なり、誠実に対応しょうとも、通じない・・。
私の息子は発達障害です。アスペルガーの傾向があると医師に言われましたが、通院を拒否するので、ずっとそのままになっています。
モラ夫はよく自己愛性人格障害など言われるようですが、基本は発達障害から色んな診断があるようですね。
遺伝的要素などもあるようですし、その中でも色んなタイプがあるらしいです。
一度調べて見ると改善の糸口があるのでは?と思いました。
お住まいの地域の発達障害について相談出来る窓口があると思います、心療内科などに抵抗がある場合も発達障害の可能性なら上手くいけば娘さんご本人も自覚してくれるかもしれません。
困ったことが無いから、と言う事は、逆に考えれば、困ったことがあれば改善する可能性があると思います。
脅しや母親である貴方を見下して思い通りに出来ると感じさせないように、思い通りにしたい事があるは冷静に話し合いをしなければならないと繰り返し経験させてあげると良いらしいです。
モラ夫と同じで、基本モラ行動にまともに対峙してはいけません。暴れて思い通りにしようとするなら、警察や児童相談所に連絡して止めてもらうと言いましょう。
それから娘さんの良い所を書き出すのも、ペアレント・トレーニングで教わりました。やって見て下さい。
バイトを一生懸命やっていたから、パソコンを買ったのだと、褒めてあげ、頑張っていたから、毎月のプロバイダ料などもとりあえず払うけれど、これからはバイトをまた頑張って自分で払えるようになるんだよと、相談しながら決める習慣を自然につけてあげると良いです。親を脅して手に入れた感覚ではなく、頑張りを認められて手に入れた感覚を持たせてあげましょう。
脅しは無視、がんばりは認めて褒め、良い所を何度も思い出してあげていると(割りと無理にでも)その子とのやり取りが辛い事が多くても、良い所もあるって思い出しやすくなり、少しづつですが、落ち着いてやり取りが出来るようになってきました。
今も時々キレる子ですが、ある程度自分はそうだ(発達障害がある)と自覚しているので、対応しやすくなりました。
的外れだったら申し訳ありません。
あと、お母さんも娘さんも自分だけの趣味というか楽しみを持つ時間を作る事もオススメします。 ジェネレーションギャップは勿論ありますが、人に迷惑を掛けない程度なら、理解できない趣味でも、尊重してあげると息抜きになります。
内田春菊さんの「私達は繁殖している」と言うエッセイ漫画でお子さんたちとの関わり方が参考になった事があります。
子供との関わり方は発達しょうがいの有無に関係なく、皆さん多かれ少なかれ悩みがあると思いますが正解があるわけではないので、ご自分と娘さんにとってのベストな関係をお互いのバランスを取りながら時間を掛けて良好なポイント(その都度違ってきますが)を探し合ってやって行こうと話してあげると良いかと思います。
何だか偉そうな事ばかり言いましたが、ずっと探し中で私自身毎日もがいているばかりですが・・すみません。勝手に気持ちわかる気がしたのでレスしてしまいました。
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No.12925 さ 投稿者:愛永 投稿日:2015年02月18日 (水) 19時46分 |
お返事ありがとうございます。
○マリコさん はじめまして。 私はずっとご指摘の通り個性の強い娘をモラ夫の幻覚とともに育ててきました。 なので、揚げ足を取ってくる娘に足元を見られないようにと必死に弱いところを見せないようにしてきました。 気が抜けず娘とあまりふれあってこなかったのも事実です。 そして、頑張りを認めず「ダメ」とばかり言って来た気がします。 パソコンの件で言い争いになったときに娘に 「いつもそうやってダメダメばっかり!」と怒鳴られました。 マリコさんの返事を読んで娘のことを認めることを意識していこうと思いました。 また、載せていただいた詩をじっくり読ませていただきますね。意味も考えながら。
○カミツレさん はじめまして。 うちも発達障害はあると思ってます。 人の気持ちを理解できない所が見受けられますし。 小学生の時に担任から児童相談所を勧められて通ったこともありました。 しかし、相手により態度を変えるので児童相談所の方には発達障害のことは気づいてもらえませんでした。 それから、小学・中学の途中まで親子で学校のカウンセリングを受けてましたが、娘が嫌がりうけなくなりました。 高校生になってからは青少年センターにて母親の私だけカウンセリングを受けてました。 バイトを始めて落ち着いてきたので通うのは辞めましたが発達障害の疑いは晴れません。
これから初めて親子で離ればなれになるので、どうなるか 様子を見ようと思ってます。
お返事をいただいて徐々に気持ちも落ち着いてきました。 ありがとうございます。
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No.12928 愛永さんへ 投稿者:ラッパ水仙 投稿日:2015年02月20日 (金) 05時45分 |
こんにちは、「おひさしぶり」ですよね?
私もちょうど、二人の息子のことで心を痛めていました。 7年前にモラ夫と別居したのは、私が限界であったことが一番の理由ですが、息子たちへの影響も心配でした。 でも、 「モラ連鎖を食い止められなかったか」 「もっと早く(モラ夫と)別居するべきだったか」 と、今になって少し後悔しています。 そして、私はとうとう息子たちから離れてひとり暮らしを始めました。
私の話になってしまいますが、ご参考になれば。
長男は、 おそらく脳の発達障害があると思われ、コミュニケーションが上手くできません。 いいトシをして、まだ「学生」をやってますが、 一般社会のこと(手続きなど)を自力で理解できないようで、 私が箇条書きにして説明しても、ひとつのことを理解するのに数時間かかります。 また、理解できない自分自身への苛立ちから、キレて暴れて物を破壊したりします。
一度、あまりに傲慢で無謀なので追い出したことがあります。 当時、彼を泊めてくれるような友人は限られていたので、数日後に戻ってくるように連絡しましたが、 自分のバイト代を貯金していた銀行口座がカラになるまで「わざと」「やけになって」浪費していました。 数日間で数十万円、って、すごいですよね。
「あなたのお金だから、あなたの自由だけれど、遣ったお金は戻ってこないわよ。」
そう言って、終わりです。
今でも長男は家に住んでいますが、部分的にバイト代から徴収しています。 仕事をするようになったら、もっと徴収します。 場合によっては、過去に購入したものの代金も「貸し」というカタチにしてあり、 将来、収入に見合った額で返済させます。
次男は、 私との会話は成立しますが、とにかく自分勝手&自分中心です。 言い方を変えると、親の言うことを理解していながら無視して自我を通す、ということです。
普段は「ごく普通」で、仲が良い親子関係です。 (ここからは私の見解・憶測ですが)次男はモラ予備軍のように思います。
基本的に、
・(私以外の)全ての人に親切で優しい ・(私を含む)女性蔑視 ・自分が優秀だと思い込んでいる(根拠無き)自尊心 ・我が家が「お金持ち」だと思い込んでいる(根拠無き)優越感 ・自分が愛されている=何をしても許される自信
があり、その思い込み(期待)を裏切るような「現実」があると逆ギレします。
いつかこちらで、どなたかが、 モラ夫(父)の遺伝子と悪影響から、お子さんの将来を案じている、 という内容のスレッドをお立てになりました。
皆さんがいろいろと専門的な知識も交えてコメントされる中、 私は、「科学者の子供は科学者に、犯罪者の子供は犯罪者になるとはかぎらない、 だからモラハラの遺伝子があっても、子供がモラハラにならないように 私たちが頑張って育てましょう」と書きました。
実際、私は7年間頑張りましたが、あきらめて逃げ出しました。 息子たちは、単身赴任から戻ってきたモラ夫と共同生活をしています。 (タダで寄生してるんだから選択肢なし)
もちろん、急に自分たちで全部できるわけないので、用があれば行きますが、 (モラ夫が戻ってくる前に)全面的に修繕した家を傷だらけに汚く使われているのは見るのが辛いです。
「私のチカラ不足、育て方が悪かった」と思いますが、もう今となっては仕方ありませんし、 マリコさんが引用された文章にもあるとおり、 我が子であっても「彼らは彼ら、一個人」なので、 「私の考えるところの正」で訓えた、躾けた、ことを、彼らが「影響されない」「受け入れない」のも彼らの自由かと。
これからは、息子たちが「転びそう」になっても、「転んで」も、何も言わず、 「助けて」と言われるまで「見ないフリ」をすることにしました。 場合によっては、「助けて」と言われても、「自分で転んだんだから、自分で何とかしなさい」と言うかもしれません。
とりあえず、子供たちには、生活する場所と生活費を確保してあるのですから、それ以上は「甘え」ですよ。 好き勝手なことがしたいなら、自分のチカラでやれ、と。
長くなってしまいました、ごめんなさい。遠くから応援してます。
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