史さん、ご無沙汰しています。
疲れているときは、文章を読んだりするのも、辛いかもと思いながら、肩の力が抜けるような、
モラ被害者の『自衛』の助けになりそうな、サイトを見つけたので、レスしました。
もう、ご存知かもしれないのですが・・。
ソレア心理カウンセリングセンター http://www.solea.main.jpこのサイトは、専門的なのにとてもハートフルで、うつ、AC、DV、トラウマや成人の発達障害、
心理学全般にわたり、『深い視点から考察』されています。よかったら、覗いてみて下さい。
生きていると、至る所に「モラ」が出没します。モラは、自分のことしか考えられないので、
滝に打たれているつもりでやり過ごすしかないのが、現状ですが、モラと対峙するヒントになる
考え方があります。多くの宗教も、これに似た提案をしています。
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自分の怒りをどの程度主張するのか、
怒りを相手が受け入れられるように表現を和らげる、
自分が不安にならないような主張の仕方をする、
そのような対人コミュニケーションを発達させるためには、
見捨てられ不安は必要不可欠なものなのです。
これらによって自己分化が発達していきます。
相手を尊重しながら、自分も尊重するという在り方です。
これはアサーション(やわらかな自己主張)ということですが、
アサーションと言ってしまうと対人スキルが前面に出てきてしまって
大切なポイントを見逃すおそれがあります。大切なポイントとは、
あくまでも、自分の中に焦点が当たっていることです。
相手へ焦点が当たってしまうので、
こちらは不安になったり、気持ちが満たされなかったりするわけです。
あくまでも、自分の中心部分へ沈みこみながら相手と交流する、
というマインドフルネス(あるがまま)な態度が重要なのです。
自分の中心に焦点を当てるということを、合気道の創始者である植芝盛平は、
攻撃する相手に、焦点を当てるなということで説明しているそうです。
相手の目を注視するな(催眠にかからないため)。
相手の刀を見つめるな(恐怖を抱かないため)、
相手の姿全体に視線を合わすな(相手に生気を奪われないため)。
相手をこちらの世界へ連れ込むことである。
そうすればこちらは居たい場所に立つことができる。
この合気道の注意分散の極意は、自分の怒りを有効に利用するための極意でもあるのです。
相手との対人関係に困ったときは、
まず相手のことを考えるのではなく、自分へ沈み込むことなのです。
ソレア心理カウンセリングセンター「心の発達 幼児期後期(3歳~4歳)」
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『攻撃する相手に焦点を当てるな』というのは、育児にも当てはまるかなと思ってます(苦笑)