桜湖さん、はじめまして 掲示板にお会いしたのははじめてでしょうか。
私も結婚20年余りの末に調停→別居→調停不調→裁判を起こして、現在に至ります。もう期日が何回過ぎ去ったか、数えなおさないとわからないほどになりました。夫はまだ離婚しないといっていて、満足な資料も出してきません。桜湖さんと同じく、こちらも謝罪の言葉などはなく(よくあるといわれる、土下座・泣き落とし・ハネムーン期、一切ないです。そんなものしてもらっても困りますが)、私が一時の気の迷いで家を出たことになっています(気の迷いが何年も続くと思っているみたいです)。
桜湖さんの夫さん、離婚したいといってきたのですね。 私だったら・・・・、その時どう感じるかはわかりませんが、家を出たときはとにかく何もいらないから離婚したいと思って必死で家を出たので、そしてそのあとも離婚しないといい続けられ、一方では嫌がらせを受け続けているので、離婚できる、そのことは素直に喜ぶと思います。それこそ万歳して乾杯です。
でも 財産分与など金額面で、納得できないのですね。 私は、無理に納得しなくてもいいと思います。 人間、納得できないことは納得できないんです。 モヤモヤしてなんかおかしい、、、と思っていること、できれば言葉で説明して書いておかれるといいと思います。その過程で、そういうことだったのかと納得できることもあれば、やはりおかしいと思うことも、新たな不合理が見つかることもあると思います。
桜湖さんの希望金額の根拠と、先方の金額のここが変ではないかという点を、具体的客観的に裁判でも伝えられると、違ってくるかもしれません。もう既にされていることかもしれませんが、それが大事なことなら、やはりおかしいといってもいいと思います。 モラオは、一見筋の通った(実は単に辻褄をあわせただけで不合理な)反論をしてきますので、代理人弁護士も裁判官もお金の専門家ではないので、結構簡単にごまかされてしまうかもしれません。そこは桜湖さんの説明が必要かもしれません。
ただ、どこまでやるかは本当に難しいですね。こちらがごねているかのようになっては、まるでモラとの関係の再現(加害と被害の逆転)のようになってしまいますし。裁判のやりとりは、顔を合わせなくてもやるほどに相手の本性が見えてきて、ほんとに気持ち悪いです。
でも、モラオの頭の中は、離婚とお金が一緒にセットになっている(離婚=俺の金が減る、と考えている)ので、それをクリアしなければなりません。離婚しないことで私の収入を安全弁として(下世話な言い方をすれば、「いい金づる」「いいカモ」として)考えているかもしれません。楽して儲けたいのがモラオですから。
最終的な決着は、意に沿わないものになるかもしれませんが、主張が代理人はもちろん、裁判官に理解してもらえている、ということは大事だと思います。私の場合もおそらく満足のいく結果に終わるとは思えませんが、やるだけのことはやったと思って終わりたいと思います。 主張はできるだけ客観的に、具体的な根拠を示しながら(推定でもその推定の根拠を説明する)、感情的にならずに冷静に。これがなかなか難しくて、お金の話なのに時に涙ががこみ上げて言葉に詰まったり、ホントはこんな話なんかしたくないのに、と思います。
ただ、私個人の事案に関する個人的な印象ですが、裁判は調停よりも、感情の入る余地が少なく淡々と進みます。その意味では、長期化はしていますが、調停よりも精神的には楽に進んでいます(時間がかかっている間に、モラオと離れた生活のおかげで、揺れながらも徐々に気持ちが安定してきているからかもしれませんが)。 でも、これから決着が見えてくると、また色々いやな感情がわいてくるのでしょうね。
桜湖さんの裁判、そして、その後の生活、良い方向に進まれますように祈ってます。
|