No.6974 長いトンネル 投稿者:こたつ 投稿日:2012年03月04日 (日) 20時20分 [返信] |
大ママ様へ ハンドル変更の件、お手数をかけました。 無効なハンドルの方は削除していただけますか? 不慣れなもので、すみません。 ______________________
はじめまして 最近このサイトでモラハラという言葉を知り、皆さんの体験を読ませていただいて、 涙が止まりませんでした。 同じ思いをしている人がこんなにいたのかと驚きでした。
ちょうど2年前、元夫に携帯電話を投げつけられ頭部裂傷… ふたもバッテリーもバラバラに飛んでしまいました。 怒りがおさまらないモラ夫(それが正体だったんですね)は「さっさと拾え」 痛がる私に「わざとらしいんだよ」「何様のつもりだ」と。 ふたとバッテリーを回収するといびきをかいて寝てしまいました。 なかなか血が止まらず、深夜救急外来へ行き、4針縫って明け方に帰宅。 寒さで歯がカチカチ音をたてていました。
救急の看護士さんがDV相談カードを下さったのは、今にして思えば何かのお導きのような… 関連機関・警察への相談、別居、転職、調停、訴訟、和解、離婚成立まで、怒涛の日々でした。 20年の捕虜生活から逃げ出せるのならと必死でした。 離婚経験のある友人が、あきは間違っていないんだといつも力づけてくれました。
あの日から2年経ち、長男がモラ夫の住む家に引っ越しました。 離婚成立直前にモラ夫からのアプローチで二人は会っていたのです。 大学の学費は払わないのに、「実の父子なんだから一緒に住みたければいつでも来なさい」って… 長男は自分自身で解決するため引っ越すと言います。
とても心配で、寂しく悲しいです。 こうしていると、長男はまだ部屋にいるような気がして。 「決して無茶なことはしないと信じてるからね」「わかってる」男の子は不器用ですね。
長女は兄とはまったく扱いが違って、モラ夫からペットの様に溺愛されてきました。 モラ父も兄もあまり好きじゃないと冷めた目でみています。
兄妹は思春期の頃から不仲で、一方的に兄から嫌われていたので、正直な感想でしょう。 小さい頃は仲良かったんですよ。この子達のために我慢しなくちゃと思ってました。
今、喪失感で心が押し潰されそうです。
長い文章ですみません。 同じ体験をされたサイトの皆さんに読んでいただきたくて、書き込みました。
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No.6983 こたつさんへ 投稿者:COCOA 投稿日:2012年03月06日 (火) 20時42分 |
こたつさん、初めまして。 結婚30年目にやっと裁判、和解成立離婚となりましたCOCOAと申します。
私には子供が4人います。 みんな大人ですが、それぞれに色々あります。 小さな時からの想い出は、溢れるほどにあります。おそらく、私の宝物なのでしょう。 モラ夫との共存の中で、心を傷めながらもそれぞれが、お互いをいたわり合い、助け合い、適度に距離を置く事も自然に覚えてしまいました。
そんな中、あれ程に父親を嫌っていた長男が、苦しい中で、夫の甘い言葉に誘われて再び夫の職場に戻った時。 私は、考えました。長男自身が解るしかない。 彼が、決める事だと。
そして、やはり、最後の父親への期待も見事に砕かれました。
私が、結婚する時、周りの先輩に止められたのに、モラ夫に嫁いだことも・・・ 10年も前から、長男や次男が「お母さん、出ようよ。普通の家がいいよ。」と動いてくれたのに、家を離れられなかったのも・・・ そこに、DVのサイクルや洗脳、モラ夫への情、築いてきた歴史があるために容易には捨てられなかったのです。
2年間の戦いの中で、しっかりと夫との世界観の違いを感じ、離れた今の解放感に浸る時、ここまでしないと捨てられなかったのだと解った気がします。
こたつさんのご長男さんも、きっと自分で探していらっしゃるのではないでしょうか。
もうひとつ。私が、こちらのパブで皆さんにアドバイスを頂いたお話の中に、私自身が慰められ、子供達との関係を考えるきっかけになった言葉がたくさんあります。 おそらく、これはDV家庭であろうとなかろうと、一人の人間がある時、悩み、通る道だと思います。
以下は、こちらのパブで「マリコさん」という方から頂いた詩の一説です。 私の人生の教科書です・・・*
~レバノンの詩人:カール・ジブラン「予言者」より~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・・・あなた方の子供達は、あなた方の者ではない。彼らは命そのもののあこがれの息子や娘である。彼らは、あなた方を通して生まれてくるけれど、あなた方から生じたものではない。
あなた方は、彼らに愛情を与えうるが、あなた方の考えを与える事はできない。 なぜなら彼らは自分自身の考えを持っているから あなた方は彼らの身体を宿す事はできるが、彼らの魂を宿すことはできない。
なぜなら彼らの魂は、明日の家に住んでいるから あなた方は彼らのようになろうと努めうるが、彼らに自分のようにならせようとしてはならない。 なぜなら生命はうしろへと退くことはなく、いつでも昨日のところにウロウロぐずぐずしてはいないのだ。
あなた方は弓のようなもの その弓からあなた方の子供たちは、生きた矢のように射られ、前に放たれる。 射る者は永久の道の上に的を見定めて力いっぱい貴方の身をしなわせて その矢が遠く遠く飛び行くように力を尽くす。
射る者の手によって
身をしなわせることを喜びなさい。 射る者は飛び行く矢を愛するのと同じように じっとしている弓を愛しているのだから
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No.6993 COCOAさんへ 投稿者:こたつ 投稿日:2012年03月07日 (水) 23時44分 |
COCOAさん 温かいメッセージありがとうございます。
4人のお子さんそれぞれが心を痛めてこられたのではないかと思います。 それを肌で感じながらも、どうにもならない日々だったのでは、とお察しいたします。
>そこに、DVのサイクルや洗脳、モラ夫への情、築いてきた歴史があるために容易には捨てられなかったのです。 …私もやり場のない怒り、不安、もしかしたらというモラ夫への儚い望み、諦めから身動きできませんでした。
>長男自身が解るしかない。彼が、決める事だと。 …そうですね。腹をくくります。 彼が何かを解ることで、新たな出発ができるのだと信じます。
それから、詩を読ませていただいて解けた謎があります。 長男の母子手帳に書かれた助産婦さんからの言葉 あなたの子供はあなたの中からやってきますが、 あなたの中にいれようとしてはなりません。 彼らはあなたが訪れようとしてもかなわない明日の家に住んでいるのです。
これは紹介くださった詩の一部だったんですね。 どういう意味が込められているのかお聞きする機会がないままでした。
>あなた方は弓のようなもの…じっとしている弓を愛しているのだから …今まで、女性として母として生きることを喜ぶなんて思いつきもしませんでした。 まずは女性である自分、母親である自分を素直に堂々と喜び、小さな光を灯してみます。
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