裁判離婚成立して、判決に盛り込まれた、年金分割の手続きで、年金機構に何回か行きました。
そのとき、女性の担当者に、裁判の事情を話したら、「DV被害者なら、元夫の追跡ができないように年金番号が変更できますよ。」と言われました。
年金をもらうのは、先ですが、私の年金額がむこうに知られるのは、いやだし、私は、自分がDV被害者だという証明としてもこの手続きをしたいと 思いました。
ただし、私を保護した配偶者暴力相談支援センター の署名がいるとのこと。
私が受けていた被害は、純粋モラルハラスメントで、私は、2007年秋に、地元の女性センターに 電話相談して、「身体的暴力がないのなら、こちらでは対応できません」と言われて、その3ヶ月後、 やっと民間のDV相談室で親身に相談にのっていただいて、実家への脱出の背中をおしてもらった 経緯があります。
最初は、その民間のDV相談室に郵送して、証明をうけようと思いましたが、民間ではダメだというのです。
もう、3年近くにおよぶ裁判も終わって、いまさら DVを受けていた証明はむずかしいかと思って もう、あきらめようかと思っていたら、 先日、以前相談していた民間のDV相談室から連絡があって、 裁判の事情を説明したら、いまからでも、 証明がもらえるかもしれないので、地元の 配偶者暴力相談支援センター問い合わせるようにいわれました。
私の精神科の主治医は、配暴センターの 非常勤の相談医もやっているので、そのセンターに 電話をして 脱出、裁判の経緯を話したら、証明をくれると いうのです。
ちょっと手間はかかりますが、粘着質の加害者のことを考えて、手続きをすることにしました。
それで、今日、年金機構にいって担当者に あったら、ブースのなかで、その女性の担当者が いうのです。「私も実は暴力をうけてましてね。 いまは、殴る蹴るはなくなったのですが、言葉の暴力がひどくて。精神科にも通っているので、どんなに苦しかったか、わかりますよ」というのです。
びっくり! 「私はひとりでやっていく自信もないし、仕事をやっていれば気がまぎれるから」といいながら。
なんだか、どきどきしてしまいました。
このサイトにくるたびに、DV被害者ってこんなにいるの?!と思うのですが、まさか、 年金機構の担当者まで、、、
結婚て非常にリスキーなものなんですね。
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