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No.2924 面接交渉・・・私の場合・・・ 投稿者:ちびこ   投稿日:2009年10月17日 (土) 23時46分 [返信]

面接交渉をすると決めてから、モラから連絡が入るまで気が気じゃありませんでした。

弁護士のはからいで「メールの連絡はしないこと」となっていました。(余計なことを書いてきて私を攻める可能性があるからです)

また、電話は自宅(実家)の家電にというお願いをしました。携帯電話ですと会話の録音が非常に難しいからです。

卑怯者のモラと直接交渉するのですから、後で「言った言わない。」にならないためにも会話を録音する必要があると思い録音の準備をしました。(モラには録音している旨は伝えませんでしたが…)録音しておけば、もし、モラが何か余計な脅迫等をしてきた時の証拠にもなるし・・・(実際に離婚訴訟で裁判官に面接交渉のやり方をケチつけられた時に「モラも了承済みのやり方で、その会話も録音してあります!」と言うことができました。)

また、モラが「電話には必ず私が出るように」と指示がありましたが、「実家の電話ですから、誰が出るかはわかりません」と拒否してやりました。そして、携帯へかかってきた電話は一切取らず、携帯番号を聞かれても「自宅へどうぞ」で押し通しました。

また、電話のやり取りはできるだけ事務的に、淡々とお客様に対応するかのように敬語を使って応対しました。これまでと同じ話し方だと同居時のような支配関係のペースに持ち込まれると思ったからです。


面接交渉の日時が決まると、連れ去りを予防するために警察署に相談にも行きました。
警察としては介入できないので(民事不介入)、当日、見周りもしてあげられないといわれてしまいましたが、

・面接はできるだけ人の大勢いるところですること(大きな公園など)
・相手の車には乗らないこと
・防犯ブザーを持っていくこと
・少しでも大きな声を出して威嚇したら警察を呼んでいい(男女間の争いということで動ける)
・子供の手を絶対に離さないこと
・連れ去りの危険がある時は、子供をしっかり捕まえて「警察を呼んでください」と叫ぶこと(自分でかける必要なし。とにかく子供をしっかり捕まえれば良い)

とアドバイスをいただきました。

警察でいただいたアドバイスをしっかり頭に入れ、防犯ブザーとICレコーダを準備し面接交渉に向かいました。
当日は、両手が空くように斜めがけのバッグを持ち、ICレコーダーの録音、防犯ブザー対応のため
バッグの口は開けておきました。

万一のことを考えて(子供の貯金を盗むような相手ですから)お財布の中身は最低限、携帯電話のメールや発信受信履歴も削除しておきました。

また、地元の友人に頼んで面接交渉の場所まできてもらいました。一人はモラの車の前で張り込み。
一人は私と子供の近くを離れず、もう一人は面接交渉を行った場所の周りを車でぐるぐると回ってくれました。

面接交渉当日、ふと顔をあげると、そこここに知り合いの顔が・・・モラから友人との接触を禁止されていたので、モラが友人の顔を知らなかったのが幸いしました。

そして、お昼の鐘がなったら「お家に帰りたいって言おうね」と子供と約束し、『子供の希望で』早々に引き揚げるという状況を作るようにしました。
(遊びに夢中になるとこれは難しいのですが・・・)

色々な作戦が功を奏し、また、モラは女性関係が忙しかったせいか、面接交渉当日、子供と遊ぶこともほとんどなくずっと離れたところで携帯メールをしていました。
だったら来るな!って感じですけどね。

そんな面接交渉も結局3回しか行われていません。
別居も長く、私もモラに対しての恐怖心が消えて来たころで、モラと会っても何も感じませんでした。同居時と違う(顔色を見ない)私の態度を見て、モラは面接が脅しにならないと悟ったのだと思います。
さらに、女性関係に忙しくなったモラが連絡をよこさなくなったのです。良い父親ぶりたくてもモラには根気がなくて、続かなかったのです。

子供はその3回の面接交渉のこともすっかり忘れてしまっているようです。

また、面接交渉の後、不安がるとか、ぐずるとか、夜泣きとか、一切ありませんでした。
昼間、公園でママと思いっきり遊んだ(いつものこと)位の感想しかなかったようです。遊ぶ時、ちょっとイジワルかなとは思いましたが、子供と私しかわからない遊びや、子供のテレビを見ていないとわからないごっこ遊びにどんどん誘って、モラの入る隙を作らないようにしました。

モラが入ってこようとしたときは、子供をトイレに連れて行ったりして流れを断ち切ったりしました。
意地悪いですよね。でも、子供にモラのことを少しでも覚えさせないために必死でした。

面接交渉を嫌がるそぶりを見せると余計にモラが面接にこだわってきたのですが、いつでもどうぞ!的な態度に変えたら「あれ?」というくらい何も言ってこなくなりました。

所詮ただの嫌がらせだったということですね。私の相手の場合は。なんとなくそう思っていましたが、最後まで「父親の愛情」を信じてみたかった私もいました。モラには本当にがっかりさせられました・・・

しかし、こうやって「やるべきこと」をやったおかげで弁護士は交渉しやすくなったようです。「面接交渉をしたことで、他のみなさんのスタートラインと同じところにやっとならんだといえます。」と言われました・・・(結構キツイ弁護士なんですよ)

面接をしなくて済むならそれに越したことはありません。絶対にその方がいいと思います。できるところまでは全力で拒否してみてもいいと思います。
でも、もし、どうしようもなくなった場合、こんな風に乗り切った者もいると、参考にしていただけたらと思います。




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