離婚調停が進むにつれて、調停委員や弁護士から何度も面接交渉をするよう説得されるようになりました。
いくら相手に対する恐怖があるといっても、心療内科の診断書を出しても、「子供のためには健全な父父母の在り方を見せる必要がある」とか、「いつかはすることなのだから」とか、「あなたは付き添うだけなのだから」とか・・・
挙句弁護士には「私が担当したことのある方はDV夫と裁判所で対面した時に気絶してしまいましたが、それでも面接をすることが審判で決まっていますよ。DVでさえそうなのですから、あなたの場合、DVもなく拒否できるだけの理由も弱いですし・・・」などと言われてしまい・・・
もはや何を言われても脅迫のようにしか感じませんでした。辛かった。本当に。何もかもから逃げ出して子供と2人誰も知らないところへ引っ越してしまいたいとさえ思っていました。
そのうち、モラから面接交渉の調停が申し立てられました。 同時に私も婚姻費用の調停を申し立てましたが、その際に弁護士に言われました。
「あなたがすべきこと(面接交渉)をしないと、こちらとしても離婚も婚姻費用も交渉を強気で進めることができない。」
最終通告のように感じました。私の気持ちもとても切羽つまっていて、この辛さをわかってもらえないなら弁護士を変更しようかとも考えました。
本当なら会わせたくないですよね。だって、子供はすっかりモラの存在を忘れているのに、中途半端に会わせてしまえが父親を恋しがるかもしれない。そして、モラの性格からして飽きたら面接をやめてしまうかもしれない。続かないなら結局子供が傷つくだけなのではないか・・・そう思っていました。
でも、もう拒否するのも厳しい状況・・・弁護士も守ってはくれない。それどころか、「審判になったら確実に最低でも月2回は決定すると思いますよ。(これまでの判例から)」と言われてしまい、回数を少しでも少なくするためには調停という話し合いの場で決着をつけるしかないと判断しました。
面接した後の子供を私がしっかりフォローしてあげればいいんだ。そう考えることにしました。
月1回、日曜日、モラからの連絡により日程を調整、場所は私サイドで決定。という条件を出したところ相手がOKを出しました。弁護士の言っていた審判よりは回数が少なくて済んだので、少しホッとしました。
そして、面接交渉の条件が整ったところで調停委員が調書を作成しようとしたのですが、婚姻費用がきちんと決定していなかったので弁護士が作成を拒否しました。
権利を主張する以上相手にも義務を果たさせるためです。
婚姻費用がきちんと決定したら併せて面接交渉の調書を作成するという約束となりました。
相手弁護士の病気もあり半年無駄に過ごしていますが、ここにたどり着くまでに別居してから2年かかっています。
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