著書を2冊とも読みました。 それで、やっとモラハラだったと気がつきました。 離婚したのはもう、6年前です。
離婚前から、私は出口を求めて完全に追い詰められて、原因がよくわからなかったのですが、今になって著書を読むとよくわかりました。
好きな買い物ができない。好きなテレビを見せてもらえない。仕事を制限する。駄目な母親だとののしる。毎日、顔色を伺って生活していました。気がつくと、全く笑えない自分がいました。
無茶苦茶をして、相手もとことん精神的に追い詰めて、失職させての離婚でした。今でも、殺意が芽生えてくる瞬間があります。
でも、その後、新しい出会いがあり、再婚して穏やかな結婚生活を送っています。今でもトラウマがあって、子供が作れなかったり、他人からのモラハラに遭いやすい資質で辛く思うこともあります。 離婚前の別居時には、錯乱し自殺も考えました。
わらをもすがる思いで目の前の事にしがみついて生きてきました。生きていたらきっと良いことがあります。被害者の方々はみんな、素直な良い人ばかりです。人の苦しみを考えて我慢するあまりに加害者の行動がエスカレートして、人質は大抵の場合子供です。
私も長く心とプライドを潰されて、自信喪失していましたが、社会に再復帰して、福祉の道を歩み、人に尽くすことで、自分の居場所を見出すことができてきました。
モラハラ被害に遭われた方は、被害に気がついた時点で苦しみから必ず救われると感じます。 過去に囚われず、未来に向かって生きてください。
そして、自分の為に生きて下さい。自分の好きなことを思う存分できる自由こそ、人に与えられた権利です。
私は再婚したものの、自己財産は自己管理。共有財産も私が管理しています。正社員として働き、何時でも自活できる状態です。男に頼って生きていけるなんて まやかしです。自分の足で自分で立ってこそ、真の自由が得られるのだと学習しました。不況で大変な世の中ですが、確固たる信念を持って、負けずに頑張ります。
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