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「モラル・ハラスメントのすべて」~夫の支配から逃れるための実践ガイド~
<管理人のモラハラ離婚体験記>
家庭モラル・ハラスメント
<母から愛されなかった娘の話>「母を棄ててもいいですか?支配する母親、縛られる娘」


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No.2515 離婚裁判 投稿者:maroon   投稿日:2009年05月11日 (月) 09時57分 [返信]

バーバラさんへ
モラルハラスメントを検索してここに辿りつきました。
私は今年で結婚30年、バーバラさんと似た状況です。うちの夫も激しい暴言は少なかったのですが、モラルハラスメントの話を読めば読む程、夫も「それ」だ、と確信しました。それでもずっと自分さえ我慢すれば平和が維持できるとここまで来てしまいましたが、去年決定的な事件が起こって離婚を決意しました。が、そうなると、すべてを支配したい彼は調停も自分で申し立て、それもさっさと取り下げて裁判に持ち込まれてしまいました。
こちらはまだ訴状が届いた段階です。酷い内容に一時落ち込みましたが、弁護士さんの励ましで立ち直り、戦う気力を取り戻しました。
離婚裁判が「苛酷」とか「壮絶」とか書かれていましたが、やはり大変なんですね。もしよろしければ書ける範囲でどんな感じか教えていただけますか?訴状読んだだけで参ってしまったし、好い弁護士さんも見つかったので、弁護士さんにお任せしてなるべく自分の生活を大切にしていこうと思ってますが、そんなに甘くはないのでしょうか?

No.2516 Re:離婚裁判 投稿者:バーバラです   投稿日:2009年05月11日 (月) 17時53分

> maroonさんへ

はじめまして!私がここのサイトにたどり着いたのは、2007年12月です。

もう、本当にいろいろあって、ここの掲示板パブではない夫婦・カップル板
のほうに書き込むことで、自分を保ってきました。
相当数書き込んで居ますので、時間があったら、お読みください。


1,出て行けと向こうから脅したのにも
かかわらず、何年も前に私が別居したいと
出したメールをもとに私から出ていったと
言い張っている。

2,娘と連絡が取れないのですが、娘がそれだけ母親を
嫌っているから、住所も教えないと主張。
(子どもを理由に攻撃されることは耐え難いです)

3,2と関連しますが、結婚して20年、酷い妻で、
  ひどい母親だったと細かい事例を陳述書で、40頁も書き立ててきたこと。
  嘘もたくさんありますが、小さなことを針小棒大のように書かれたので、
  私は神経がまいりました。(自分でいうのもヘンですが、
  主婦としてできることは全部やってきました。もちろん、母親としても
  振り返ってごくごくまともな親だった自信がありますし、
  友人たちもそう言ってくれています)

4,ありもしない、巨額の蓄財を1円単位で、計算して書面でだしてくること。

5,こちらから、長年のモラルハラスメントを書いても、
  (証拠のメールのやりとりは提出しました)
  一切否認して話を私が蓄財しているなど、私の非にすりかえてくること。

6,自分がいい夫だと言い張りたいためが
  10年まえにガンの告知を受けてかいた遺書のコピーを裁判に
  提出してきたこと

こんなところです。他にも裁判の合間に、例えば、脱出に使った彼名義の
車の納税振り込み書が差出人なしで送られてきたり、
扶養がはずされていて、健康保険がつかえなくなったり、
知人友人に私が金を持ち逃げしたと言ってまわったり(心ある友人がおしえてくれました)
DV防止法にひっかからない範囲のあらゆる嫌がらせを受けている
感じです。

2007年10~1月にかけては、私は、体調も最悪、相手のモラハラと娘と連絡が
とれなくなてからは孤立感で、発狂しそうでした。
よく死なずに今ここにこうして書き込んでいると思います。
ここのサイトで、『Q&Aモラルハラスメント』という本の存在を知り、
リンク先の「こころのサポートセンター・ウィズ」を知ったのです。
本当に管理人さん大ママさんのおかげなのです。

これらの資料のおかげで、実家の親が異常事態を理解したこと、
友人たちのネットワークで支えられたことも大きいです。

ちなみに、裁判に提出した陳述書は、合計で、A4で60枚は越えています。
こちらの陳述書は、事実のみを淡々と書き、嘘は書いてないし、
いじわるな表現は使っていません。記憶の再現はものすごくつらかった
です。

向こうから出てきた書面はその書面自体が私にとっては暴力です。
向こうの書面が同じ部屋にあると眠れないです。

わたしが逃げようとするまで、モラ夫は、
外から見たら、ものすごいよき家庭人のようでした。
そのギャップは、オカルト映画を体験したような恐ろしさです。
二次被害で、本当に仲良しだった友人二人を失っています。
 
maroonさんと一緒で、家族として話しができると信じたかったけれど、
とことんモラルハラスメントの加害者の典型です。わたしは、
今、心療内科のドクターの投薬と月2回のカウンセリングを受けて、
やっと裁判をしています。

殴る蹴るで傷跡のあるDVとは違い、加害を立証
することが難しい、異常な吝嗇で財産分与の最低限の権利を
勝ち取ることも難しい、そんな意味で、”苛酷””壮絶”
という言葉を使ってしまいました。

子どもへの影響も少なくないはずで、それが一番つらいです。

このサイトでもたくさんの方に応援していただき、負けるわけには
いきません。裁判をあきらめたり、これ以上の病気になったり、JISATUしたら
それこそ、向こうの思うつぼですから。

長くなりましたが、これが私に起こったことを一番短くまとめたものです。

maroonさん、よい弁護士の先生に出会ったようで、何よりです。モラ相手の
裁判は、弁護士さんにとっても大変と思われます。頑張ってくださいね。





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