No.2422 私も・・・お世話になりました 投稿者:ゆうり 投稿日:2009年02月17日 (火) 16時39分 [返信] |
このサイトがスタートした頃にお世話になっていた、ゆうりと申します。
管理人さんの@fixさん、覚えていらっしゃるでしょうか?
本当にお世話になりました。
今、ほとんどPCを立ち上げることのない生活を送っていますが、久し振りにPCを触り、また久し振りにこのサイトを覗きました。
なんとまぁ!
あの当時は自分も混乱していたのか、記憶が抜け落ちたり定着せず、はっきりしない部分もあるのですが、「およよさん」というお名前には、記憶があります。
およよさんも5年ぶりに投稿されたのでしょうか?
また、管理人さんは、海外へ転居されるのですか? それにも、とても驚いています。
なんだか不思議な気持ち、何かに引き寄せられたようにまたここへ来たことに、ご縁を感じます。
私は6年前、ある離婚相談サイトに書き込みをした際、それに@fixさんがレスをつけてくださったことで「モラハラ」を知り、このサイト立ち上げのときから書き込みをさせてもらいました。
そして、その1年後に家を出ました。
モラハラを知ったこと。自分の苦しみに名前があることを知ったこと。
それは、本当に大きな出来事でした。
家を出て5年。 調停が不調になってからも裁判を起こさず、結局、今も別居状態のままです。
そのわけは・・・
婚費を受け取っているから。 夫が遠方へ転勤して、全く会う危険性もなく安全に暮らせているため、今のまま婚費をもらって生活した方が得策だと思ったから。
また、子どもが問題を起こし続け、自分のエネルギーと体力が消耗しているため、現在のパートの仕事がやっとだから。
でも、結局は、動く気力がないのだと思います。
私なりに強くもなったし、様々な本を読んだり講座に出たりして、勉強もしました。
しかし今、自分を変えたくて・・・ やはり、言い方は悪いが「金づる」として夫の存在をキープしている自分がこのままでよいのかと考え、離婚へ進もうかとわずかながらに気持ちが動きだし・・・
そうしたら、なんだか5年ぶりに管理人さんの声が聞きたくなって・・・投稿した次第です。
当時中学生だった娘は、20歳になりますが、この5年間、私への暴言・反抗・非行・情緒不安定・高校中退・妊娠中絶・・・・と、本当に様々なことをやり続けてくれます。
娘は夫を殺したいと言っていましたが、今もことあるごとに荒れ、私にもいつも「お前を恨んでいる」「なぜ産んだ」と言います。
べたべた甘えてきたり、暴言を吐きつけてきたり、派手な髪や服装で、夜は帰ってこないし煙草はひどいし、お金をせびるし・・・いつになったら落ち着いてくれるのでしょうか。
およよさんの息子さんのお話を読み、子どもへの連鎖をつくづく考えさせられます。
子どもも苦しいものを背負って生きている。 今荒れているのは、モラの後遺症なんだ。 うちは、子どもへの虐待もありましたし。
そう考え、だから何としても回復してほしいと、精一杯向き合ってきたつもりです。
でも親も、自分のケアが必要な状態の中で、くたくたです。
私も、子どもに親以外の人との良い出会いがあり、回復や成長をしていってくれたらと願いますが、本当に難しいようです。
まだ、モラ化した子供と決別する決心はついていませんが、正直、自分が疲れ果て、1日も早く独立してほしいとは思っています。
今私のすることは、何かなぁと考えます。 別居まで16年もかかりましたが、今度は離婚に向けてパワーを出すことかな。 それには転職も必要。 そして娘に家を出てもらうことかな。
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No.2423 Re:私も・・・お世話になりました 投稿者:大ママ@fix 投稿日:2009年02月17日 (火) 22時37分 |
ゆうりさんへ
もちろん覚えてます!ゆうりさん、お久しぶりです。
あのとき、本当にお子さんたちのことで悩まれていて、どうにも打開できない状況の中でしたよね。今も時々ゆうりさんはどうしておられるだろうと気にしていました。
もうひとりのお子さんも怪我続きで、どうしてゆうりさんは次から次へとアクシデントが続くのかと、ふたりで途方に暮れましたよね。
>やはり、言い方は悪いが「金づる」として夫の存在をキープしている自分がこのままでよいのかと考え、
私はこの方法も間違っていないひとつの方策だと思っています。どうやっても社会的な弱者である女性は男性よりも安い賃金しか得ることができません。ましてや長い間専業主婦だったゆうりさんですから、普通の生活を営むために、それまで貢献してきた夫から経済支援を受けるのは後ろ暗くも何ともないと思います。(いやいや、スキルを身につけて男性以上に稼ぐ女性もいるぞという意見もありますが、それはほんのわずかの例外だと思うんです)
これは私の勘なんですが、お嬢さんはきっとどこかで立ち直るような気がします。ずっと中学生の時からゆうりさんに甘えっぱなしのお嬢さんですよね。甘えるということは無視はしていないということだと思うんです。きっと心のどこかでゆうりさんとつながっていたいんだなと思います。
お嬢さんが社会に出て、初めてゆうりさんの存在に気づく、そんな気がしてなりません。先日テレビでスザンヌのお母さんが「親が20年かけてできなかったことを社会は2週間で娘に教えてくれた」(荒れて家出したスザンヌから2週間ぶりに連絡があったので会ったら髪は黒く染め直し、服装もきちんとしたものになっていたそうです)と言っていました。
これは教育機関にいる方たちもよく言っています。「事の善し悪しは全部社会が教育してくれる」 社会にしてみれば、何も知らずに社会に出る前に、学校から教わってこいよなんですけどね。
これだけゆうりさんに甘え放題甘えた(無視しなかった)お嬢さんですから、きっとどこかで気づく、そんな気がするんですけどね。
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No.2425 嬉しくて・・・ 投稿者:ゆうり 投稿日:2009年02月19日 (木) 02時40分 |
@fixさん。
私のこと、覚えていてくださったんですね!
娘の状況・息子の怪我のこと・家を出てからも苦労続きだったこと・・・
こんなにハッキリ覚えてくださっていたことに感激すると同時に、あの頃の思い出がよみがえり、また、今も気にかけてくださっていたとの言葉に、涙があふれています。
あれから、このサイトもどんどん大きくなられたようですし、@fixさんは、多方面でモラハラという被害があることを広め、被害者の方達の気づきや回復に大きく貢献されてきたと、時折見かけるマスコミや記事などで見聞きしてきました。
あの頃は聞いたこともなかった「モラルハラスメント」という言葉が、今は多くの人に理解されるものとなり、それによって自分の人生を取り戻すことのできた人達が、どれほど多くいることかと思います。
私の脱出後は、まさに子どもとの格闘でした。
もちろん、その問題と七転八倒しながら取り組むことで、私も強くなってきたと思いますし、様々な人生勉強ができたとも思っています。
そういう面では、娘のおかげで、脳は休むことなく稼働し続け、人として成長させてもらっていると思います。
でも、 「いつまでそうやって幼稚なこと続けるのよ~! どれだけあのモラ夫に似てるんだよ~! いつまで私を苦しめるんだよ~!」 と、叫びたくなることも多々あれば、 「なぜこの娘は、こんなに自分から生きにくいことばかりするんだろう。」 と、涙することも多々ありました。
物事の本質を感じ取られる@fixさんの言葉だから、すごく救われます。
「私を無視せず、甘え続けている娘」
あぁ、私、無視されていないんだ。 そうだわ。甘え放題甘えて、私とかかわり続けているわ、この娘は! ちょっとなんだか、目から鱗です。
「きっとどこかで気づいて立ち直る」
自分で言うのも何ですが、娘は元々こういう性格だったというよりも、モラの被害による所が大きいと思うのです。 いつかは立ち直ってくれると信じていたい。
金銭面についても、これもありとの言葉に救われます。しかし、 「早よ離婚しろや!いつまでしないつもりや!」 といつも言っていた娘が、 「金銭面のため、このスタイルを保っている」 と、詳しく説明したら、損得で考えたらしく、納得しましたが、それでも、いつも私にお金をせびる娘を前にすると、私が金銭的に夫をあてにしていることは、決して娘のためになっていないと思ったりもします。
苦労してでも、自活しようと努める母の背中を見せるべきかと。 このご時勢ですし、厳しいのですが。
それでもこんな私でも、子どもに 「おかん、今幸せ?」 と聞かれ、 「うん。6年前の1万倍ね!」 と、心から答えています。
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