No.300 ひどい親をかばう子どもたち 投稿者:やさぐれキューピー 投稿日:2006年08月02日 (水) 11時14分 [返信] |
つい最近、3才の子に食事を与えず死なせてしまった両親が逮捕された事件、ワイドショーや夕方のニュースなどでも取り上げられています。
亡くなってしまった子には小学生の姉と兄がいるんですが、栄養不良で身長も体重も平均をひどく下回っているそうです。そして、あざや虐待のあと・・。 小学校の先生が気づいてどうしたの?と聞いたところ、ずっと「悪いことをしたからお父さんにたたいてもらった」と言っていたそうです。
まだ8才だか6才の子なのに・・・。 親の愛情がほしくて、一生懸命に親をかばってしがみついて、自分に重大な被害を及ぼす「暴力」なのにそう認めなくなっている・・。自分でそう思っているのじゃなくて、そう言えと言われ続けた脅迫のせいかもしれないけど、夫婦やパートナー間の暴力構造にそっくりじゃないの・・・。
テレビの前で泣いてしまいました。
私自身も、体への暴力はなかったけれど否定的な態度と貶めざまな言葉を受けて育ち、自分を肯定できなくて心の空洞を抱えたまま成人しました。そして、親はしがみつける相手ではなかったので恋人にしがみつき、格好のモラの餌食となりました。
この子たちは施設に保護されたそうですが、今後この子たちに暖かな手がさしのべられ、心の空洞が埋められることを願ってやみません。そして、たった3才で亡くなった子がせめて安らかに眠れますように。
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No.301 Re:ひどい親をかばう子どもたち 投稿者:みでひ 投稿日:2006年08月02日 (水) 11時38分 |
> つい最近、3才の子に食事を与えず死なせてしまった両親が逮捕された事件、ワイドショーや夕方のニュースなどでも取り上げられています。
亡くなってしまった子には小学生の姉と兄がいるんですが、栄養不良で身長も体重も平均をひどく下回っているそうです。そして、あざや虐待のあと・・。 小学校の先生が気づいてどうしたの?と聞いたところ、ずっと「悪いことをしたからお父さんにたたいてもらった」と言っていたそうです。
まだ8才だか6才の子なのに・・・。 親の愛情がほしくて、一生懸命に親をかばってしがみついて、自分に重大な被害を及ぼす「暴力」なのにそう認めなくなっている・・。自分でそう思っているのじゃなくて、そう言えと言われ続けた脅迫のせいかもしれないけど、夫婦やパートナー間の暴力構造にそっくりじゃないの・・・。
テレビの前で泣いてしまいました。
私自身も、体への暴力はなかったけれど否定的な態度と貶めざまな言葉を受けて育ち、自分を肯定できなくて心の空洞を抱えたまま成人しました。そして、親はしがみつける相手ではなかったので恋人にしがみつき、格好のモラの餌食となりました。
この子たちは施設に保護されたそうですが、今後この子たちに暖かな手がさしのべられ、心の空洞が埋められることを願ってやみません。そして、たった3才で亡くなった子がせめて安らかに眠れますように。
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No.305 Re:ひどい親をかばう子どもたち 投稿者:夏草 投稿日:2006年08月02日 (水) 19時08分 |
虐待された子は必ずといっていいほど親を悪くいわない・・・。なぜだろう?と昔から思ってました。
ウチモラはかなり幼い頃から明らかに精神虐待(もしかしたら身体的にも)されて育っています。
夫を長年観察してきて、思ったこと。 「親は自分を愛してない、憎んでいる」という事実からひたすら目を瞑ろうとするあまり、子供は酷いことを酷いと思えなくなったのだろうと。
親を悪く思わないことで、自分をかばっている・・。
暴力の痛みは受け入れても、親が自分を愛していない、という苦痛は子供にとってどうしても受け入れることのできない痛みなのでしょう、それで傷ついた脳が本来人間の持つべき情を麻痺させていく・・・。
被害者ですまずに、長じて加害者に変貌したのがモラ?
被害者の道と加害者の道の分かれ目は何なんだろうと、不思議です。
いずれにせよ、虐待親こそ、許せない!
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No.306 Re:ひどい親をかばう子どもたち 投稿者:休止符 投稿日:2006年08月02日 (水) 20時27分 |
うちのモラ夫は、結婚前の私に対し、 「うちは両親仲がよくて幸せだ。」 「俺は親父を尊敬している。」と言っていました。
その時、私は変な違和感を感じていたのですが、 今思えば、夫はモラ両親に育てられた被虐待児。 そう思わされていた以外の何ものでもない。
で、自分の妻や子どもたちにも、 同じ事を要求していた。 「うちは家族仲良くていいだろっ。」 「お前たちは幸せなんだよ。」
でも、怖くて逆らえなかった。
あの頃、モラだって知っていたら もう少し違う人生が送れたかも。
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No.311 モラの連鎖 投稿者:やさぐれキューピー 投稿日:2006年08月03日 (木) 21時56分 |
夏草さん、休止符さん、こんばんは。
うちのモラ夫も相当なモラ両親に育てられています。そして、見事なモラになりはてました。
被害者と加害者の分かれ道、私も本当に不思議です。私が夫を見ていて思うことは、家族との接し方はモラ流でしか学習してこなかったんじゃないかなということです。
家族旅行はとにかく自分の行きたいところ、やりたいスケジュール。モラ夫の父もそうだったそうです。他も、いわずもがな。 そのへんは気の毒と思うことはありますが、迷惑千万この上ない存在であることも確かですね。
虐待、ほんとうになくなってほしいです。 体への虐待でその子の命を損なうだけでなく、心への虐待だけでも子どもが成人して加害者になり、たくさんの人を傷つけるようになるんですから。
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No.318 一説では・・ですが 投稿者:夏草 投稿日:2006年08月05日 (土) 14時22分 |
先日ネットでこんな記事を見つけました。
【発達過程の心に負った傷は決して癒されないことが,最近の研究で明らかになった。 子ども時代に身体的・性的・心理的虐待を受けると,大きくなってからも精神的トラブルを抱える場合がある。これまでの研究から,虐待と精神的トラブルの間には強い関連があるとわかってきた。これは驚くにはあたらないだろう。 しかし,1990年代初期には,情緒的・社会的なトラブルはおもに心理的なものから生じると専門家は信じていた。児童虐待の被害者は,精神的な防御メカニズムが強く働きすぎ,大人になってから敗北感を感じやすくなったりする。精神的・社会的な発達が抑えられて,大人になっても“傷ついた子ども”のままになってしまうこともある。そのように考えられてきた。 虐待によるダメージは基本的には“ソフトウエア”の問題とされてきた。治療すれば再プログラムが可能で,つらい体験に打ち克つよう患者を支えれば,治せる傷ととらえられてきた。 私たちマサチューセッツ州ベルモントにあるマクリーン病院とハーバード大学の共同研究グループは,虐待の影響を研究して,これとは少し違う結果を得た。子どもの脳は身体的な経験を通して発達していく。この決定的に重要な時期に虐待を受けると,厳しいストレスの衝撃が脳の構造や機能に消すことのできない傷を刻みつけてしまう。いわば“ハードウエア”の傷だ。虐待を受けると,子どもの脳では分子レベルの神経生物学的な反応がいくつか起きる。これが,神経の発達に不可逆的な影響を及ぼしてしまうらしい。
著者 Martin H. Teicher ハーバード大学医学部精神科 】
モラは治らない、というのはこれなのか・・?
ただ、傷ついた脳は治らなくても、他人を傷つけずに生きる生き方をする人もいると思うのだけれど・・・。
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