No.1825 「子どもの権利条約」より。 投稿者:あやや 投稿日:2008年01月07日 (月) 00時09分 [返信] |
(こちらの欄でも)あけましておめでとうございます。 また、折々の話題・思ったことを書かせていただきたく思っています。
新年早々、すこし重いテーマかもしれませんが…。 昔から、なぜか気になっていたものがあります。 「子どもの権利条約」というものです。 これは国連・ユニセフが1990年頃に作成し、各国に批准等を求めたものですが、私が(もっと)若い頃にふとした所でそのパンフレットを目にしました。 なぜかずっと気になり、しばらく手元に置いていたのですが…無くしてしまいました。
最近、この「子どもの権利」という用語を使用した場面(施策や公約など主に政治・行政の世界です)に時折出会います。
≪条文≫ 1.人種、民族、性、言語、宗教、政治的意見、出身、心身の障害などによって差別されない。 2.子どもの最善の利益が第一義的に考慮される。 3.子どもの生命、生存、発達の権利を保障するために、保健、栄養、水と衛生、教育などの基礎的な社会サービスが確保される。 4.子どもの意見には、子どもの年齢および成熟度に応じてそれにふさわしい考慮が払われる。
日本は「先進国」(かな?)としては遅ればせながら1994年に批准してはいますが、現実を見るとまず第1条の時点で「はい、アウト!」のダメだしが出そうです。 本来の意味・痛みが分かっていない、または分かろうと「あえて」努力していないからでしょう。
たまに見かけるのは、第4条の上澄みを取った「子ども会議」「子ども議会」といった、一過性のイベントだけです。 所詮イベントですから、終わればおしまい。後には何も残らないし、イベント参加者以外には何も伝わりません。
この条文をよく見てみると、日本国憲法で定めた基本的人権と重なることがよく分かります。 その「子ども限定版」(成人だけが国民じゃないよ~)というものです。
…つまり、立派な条文を読んでも何だかしらけてしまうのは、この国では「個人が大切にされていない」「お互いを尊重する精神の欠如」という事実が透けてみえるからでしょう。
もちろん、支障の無い範囲内・「ハリボテ」を壊さない程度の言論・行動の自由は黙認されます。 でも、既得権を脅かすそれらの自由は抹殺されます。
「子どもの」権利ですが、子どもがちゃんと生きるためには、先ずは大人が堂々とした姿勢で生きていることが前提です。
「当たり前の権利が守られる国」になるまでに、あと何年かかることでしょう。 私たち個人は、小さな種しか蒔くことができません。 でも…ちょっとずつ、まずは自分の周りから種をまいてみようかと。
夜中の、独り言でした。 (管理人さま、またまたお願いですが、この掲示板にとって不適切でしたら削除をお願いします。)
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No.1829 Re:「子どもの権利条約」より。 投稿者:みやび 投稿日:2008年01月08日 (火) 18時22分 |
子供の権利・子供の福祉・・・ 子供を守るための法律や権利っていろいろあるみたいですが、 実際のところそれらは守られているのか不安です。
外面のいいモラ相手だと 子供に会わせることを拒否するとそれをダシに 嫌がらせをされる気がします。
他の国のことはよく分かりませんが、 日本は「子供を守る」という意識が薄い気がします。 こちらがどれだけ子供の福祉を主張しても 外面主張するモラ夫は公の場ではいい子ぶり、 いかにも「父親です」面をする。 表面上、見かけで判断されてしまい 結局子供の事を考えているとは思えませんね。 子供だけでなく、子供を連れてモラから別居した 被害者は同じ事を思っていると思います。
モラのような異生物がいるから モラ被害者やその子供達まで辛い思いをしないといけません。
あややさんのレスにはならない内容になってしまい 申し訳ありません。。。 でも、小さな種蒔いてお互いがんばりましょうね!
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No.1844 Re:「子どもの権利条約」より。 投稿者:あやや 投稿日:2008年01月12日 (土) 09時26分 |
みやびさん、私のこんな「ぶつぶつ…」(独り言)にお返事をくださり、ありがとうございました。 平日は仕事+α が忙しく、なかなかゆっくりパソコンに向かえず返事が遅くなりました、ごめんなさい。
私も外国の事情をよく知ったわけではありませんが、今の日本を大まかに見てみると「1人ひとりの命」が、余りにも小さく扱われていると思うのです。
人が生きていくには、少々のお金と自尊心が必要。 人の欲で恐ろしいのは、お金と名誉。 それが国レベルとなると、法律も世相もそのようになり、個人のレベルでは簡単に解決できるものでは無くなります。
今、日本では雇用形態(法律の形態)が「オカネモチ」にとって有利です。 普通に、何気なく生活したいと思っても、まず職に就くのが難しい。 職に就いたとしても、正社員は「正社員だから!」とこき使われ、病気になったり。 派遣やアルバイトなど短期雇用者は継続的・安定した収入が得られません。
また、ほとんどの会社・団体では正社員と非正社員が混在して働いており、そのために人間関係もギクシャクします。
正規・非正規社員に共通するのは、どちらにしても「気持ちが不安定になること」です。 それが日本全体のこととなると、社会全体が不安定な空気に包まれ、みんながイライラ・コミュニティの崩壊…悪いことだらけなんです。
そんな国で、どうして「平和で温かい」家庭・社会が営めるでしょうか。 モラが少々(大々)悪いことをしても、それを咎めるだけの余裕が、他人になくなっています。 (復職し、運悪く職場モラに当たって、実感しました。)
…こんなに長く書くつもりはありませんでした、ごめんなさいね。 私もやっぱり、2人の小さい子どもを抱えての、1個人なのでした。
でも、いつも心には思っています。 「1人は小さい力。でもそれが集まれば、大きな力になる。」 そして「悪は滅びる!!!」
だから「わがモラも、必ず滅びるのだ!」と確信しています(笑)。
乱文、失礼しました~。
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