今月、娘は結婚式を挙げました。結婚指輪も買って貰いました。娘はとても嬉しそうで、式を挙げて良かった、これで一区切りがついたと、幸せそうでした。私も憧れの(笑)ダウンベールができて、とても嬉しかったです。3日前に娘から電話が来ました。 「本当はこんな事親に言いたくないんだけど、式場の支払いが120万足らなくて、どうにもならないの」私達は「え?!」となりました。
娘はきちんと夫に確認しながら準備を進めていたそうですが、預金が百数十万あるから大丈夫と言われていたものが、式の前々日になって30万しか無いと言われたそうです。娘の夫は、独身時代に踏み倒していた消費者金融の支払いをやっと、去年完済したのでブラックです。娘にカードローンを申し込ませたそうですが、手続きの時に、働いてないので書類が出せず断念。このままでは、ヘンな所から借りたり、ヘンな友人(がいるらしいのです)から借りられたら大変だからと、こちらに助けを求めてきました。
私達だって、自己破産のゼロから始めた身。やっと一息つけるね、という状態ですから、貸せるお金なんてありません。とにかく相談しようということで、娘が家に来ました。娘の夫には内緒で。なぜかその方がいいなと思ったので、そうしましたが、結果それが正解でした。
よくよく娘の話を聞いてみると、出るわ出るわ色々なことが。今まで断片的にしか聞いてなかったことが、「え?え?」と、そこで初めて娘の伝えたかったことがわかり、愕然としました。私は今まで娘の話の何を聞いていたんだろう...。私がそれってモラハラ?ぽくない?と言ったら、娘も同じ思いだと。でも、まさか、娘の夫が?ありえないです。温厚な、逆に決してNO言えない、それが欠点と言う人です。私はまっちさんのブログも何度も読んでましたし、こちらへも何度かお邪魔させてもらいました。自分なりにDVというものを理解していたつもりです。
全然つながらない相談窓口に、ダイヤルし続け、恐る恐るこんなことで電話してって思われないかな、と思いながらお話しました。そして返ってきた答えが冒頭の言葉です。だって、一生懸命働いてるんですよ?それにとってもいい人なんです。何度も言いました。今は書きませんが、経済DVでもあるそうです。
色々なものを読み、勉強し、理解していたつもり。だから私は騙されない自信がありました。けれど、頭で理解してるのと現実は全然ちがう。被害者の方が理解されないのが辛いというのをよく耳にしますが、そのことを実感しました。そして、何よりも恐ろしい。自分自身が罠にはまっていたのだから。身近にそういう人がいたら、私はわかってあげようなんて、傲慢にも思っていたけれど、身近どころじゃない、自分の娘が被害者じゃないか。
疲れとショックで混乱しています。娘がこれからどうするかは娘自身が決めること。これから娘と孫を支えていけるだろうか。明日は娘と二人で、弁護士さんの所へ行ってきます。娘にここ二ヶ月の収支と言われたことされたことを書き出してもらいました。 まだまだ聞いてもらいたいことが沢山あります。明日書こうと思います。そして、娘の気持ち。全部状況を書き出して、ご相談できたらと思います。まとまりなくてごめんなさい。信じられない、恐ろしい。これが今の偽りのない私の感情です。
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