みなさま、こんばんは。
先週の土曜日からいよいよ岡山県で映画「カノン」の上映が始まりました。
先日やっと拝見することができました。
私のつたない文章力ではうまく伝わらないかもしれないですが 本当に素晴らしい映画でした。
モラハラのシーンももちろんありました。 大げさでも逆に控えめでもなくありのままの典型的な モラハラが描かれていました。
ここまで「モラルハラスメント」にスポットをあてて描かれたシーンは 今までなかったのではないかと思います。
監督さん、脚本家の方が本当にモラハラを理解していただいて製作していただいたと 思います。
そしてやはりお母さん役の鈴木保奈美さんが素晴らしすぎました。 私たちの知っている保奈美さんではなく本当に人の弱さや強さ、悲しさの塊のような役を 演じておられて私はずっと泣いていました。 気が付けば鼻水が垂れていました。
私は元々保奈美さんのファンでしたが彼女の代表作だと思います。
映画はモラハラ以外にも代々の親子の関係、トラウマ、そして人が支えあうということは どういうことなのか深く考えさせられました。
被害者のかたはもしかするとフラッシュバックするかもしれないので 今渦中の方はご注意が必要かもしれませんが 少し自分を振り返る余裕がある方や支援者の方にもぜひとも見ていただきたいと思います。
あれだけの親子の長い葛藤のお話を二時間で描き切ったスタッフの皆様と 出ていらした俳優さんの演技に敬意を表したいと思います。
ちなみに私は途中で登場する島田陽子さん演じる女性のセリフがぐっと来ました。
ああいう女性に私もなりたいと思います。
岡山では2月10日までの上映です。 岡山市内のシネマクレールという映画館で上映中です。
近郊のかたは是非この機会にご覧ください。
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