三年前に、私のこの心の苦しさがモラルハラスメントであり、身体に出た症状が精神的暴力によってだと知りました。キッカケは偶然手に取った週刊誌にあったマンガの弁護士のくずという作品、丁度モラハラ裁判の話題が取上げられており、このサイトでいう二次被害的なものにあう登場人物が「なんで私のこの苦しみが誰にも分かってもらえないの!」と訴えているシーンで、主人公がモラルハラスメントかも知れないよと。これを見て「あれ?私と同じだ・・・」とネット検索して、このサイトにたどり着きました。 サイトの冒頭の文で既に共感し、以降私のこの苦しさは何なのか?と目に見えぬ悪魔の正体を貪るように読んだんです。 読み進めるうち、解らなかった恐怖がハッキリしてゆき、開放されていく事はとても安心出来るものでした。 やる事はハッキリしてきた、だけど既にうつ病でそれを実践する程の気力と健康は無いしどうしよう・・・。 この時ほど健康が希望と宝であると感じた事は無かったです。結論は「やれる時にやれる事だけ着実にしてみよう」と。そこからはうつ病の波の良い時、行ける時に病院、役場の生活安全課、民生員、近所、親戚、警察(警察は行っても意味がありませんでしたが)、弁護士と受けている状況を話しはじめ、この密室で行われる暴力を白日のもとに晒しつつ協力を求めました。もちろん順調に上手くいっただけではありません、家に帰れば鋭くこれらを察知し普段持ちもしない刃物を手に持ち無言で脅されたり・・・ここで書いても細かすぎてというか、色々な行動を合わせると、黒く焙り出されてくる私にのみ察することの出来る悪意なので、一つを挙げても伝わりにくい事ですが、明らかに頻度、行為がエスカレートしてゆき、それに伴って私の体調も悪化する一方、最後の方にはもうストーカーと同じような状況にまでなり私は日常的に死を覚悟するようにまでなっていました。 死のギリギリの更にギリギリの所で、新居が決まり逃げるように引っ越し、周囲には出来る限り関係は拒否するように手配しました。 以降は、うつ病はなかなか治らず、未だにこの病と付き合いながらですが、僅かずつ回復傾向にあります。生きれる!生きている!という世間の大多数の人達にとっては当たり前のこの事実が嬉しくて眩しくて・・・。
いつか、このサイトに感謝を伝えたいと心に有りましたが、ようやく言えます。言えるまでの余裕が出来ました
「このサイトを立ち上げ運営されている方、そして自身の情報をこの問題解決の為提供して下さった皆さま、命を救って頂きありがとうございました」
最後に、ここに至るまでで、1番苦しかった事は「こんなにもモラハラとは知られていない事なのか!」と実感する場面が何度もあった事です、そして二次被害がとても辛かったこと。もし社会がセクハラや肉体的なDV並に敏感であれば、苦しむ人達が減るのに、こんなにも苦しいのにと、だからこのサイトが必要なくなるほど周知の常識になる事が本当のモラハラの解決になるのかなと。
今苦しんでいる方がいれば、伝えたいです。 その苦しみは、加害者が生み出したもの、影響の無いところに行けば開放されます、今の世界が辛く見えるのも、離れれば消えてなくなる蜃気楼の様なもの、希望だけは捨てないで大切にしてください。
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