初めまして、ララと申します。こちらのサイトを見つけ読むことでかなり救われました。 私は会社を同僚からのモラハラで退職しました。 ある時期から2人の同僚に見下すようなことを言われ、それから無視されていたのですが、ある日その内の1人に他の社員たちの前で30分以上怒鳴りつけられました。
人生で男性にあんな剣幕で怒鳴られたのは初めてで、しかも仕事のことだけではなく私の人格を否定することも言われました。他の社員の手前その場では何でもないように振る舞ったのですが、帰宅途中から涙が止まらず、それから1週間は思い出しては泣き続けました。
それからもずっとショックを引きづっていたのですが、その頃に他の同僚から言われた言葉は「ララさんの言い方が悪かったのかも」「同僚さんは責任のある仕事をしていてストレスに晒されているし、まだ若いからしょうがない。ララさんが変わったら?」「同僚さんが責任を全部負うなんて可哀想」と私を責めるものばかりでした。
怒鳴られた日から「私の言い方が悪かったのかも」「私が仕事を出来ないのがよくないのかも」「仕事仲間だし、何事もなかったふりしてこれからも上手くやっていかないと」とぐるぐる考えていた私ですが、上記のことを言われた瞬間、自分でも驚くほどの怒りを感じました。 ここまで周りの人に言われたら、「やっぱり私が悪かったのか」と思うべきなのかもですが、私は心の底から「ふざけるな!向こうが100パーセント悪い!」と思いました。
私は怒鳴られた時、同僚に対して怒鳴り返していません。仕事への意見の食い違いについて私が意見を述べたのに対し、同僚が一方的に暴言を吐いてきたのであって、たとえ私が仕事をできなかったとしても、それは到底許されるものではないと思います。 それで退職覚悟で会社にモラハラ事例として届けたのですが、結局会社は何もしてくれず、同僚は一切のお咎めなしでした。
私は周りから「年増女がヒステリーを起こしている」という風に見られていたのだと思います。それからはあまりの辛さに心理学の本を読み漁ったり、精神科を受診しようと病院を調べたり、と自分なりに乗り越えようと努力しもがき苦しんでいました。
その頃同僚は、私に対して異様なぐらい優しくなりました。今までは完全に無視していたのに、急な態度の変化に気味が悪かったです。そんなある日、同僚に用事を頼まれたのですが、ちょうど締切りのある仕事があったのできちんと理由を言って断りました。そうすると同僚は怒りのオーラを放ちながら無言で私の側に突っ立っていました。1分ほど何も言わないので仕方なく「ちょっと考えておきます」と言うと離れていきました。
異様な優しさと無言の圧力。そんな二面性のある態度を取られた私は「同僚は何かおかしい。同僚は私が言うことを聞かないと異様に怒りを覚えるのだ」と思い、自分の意見を言うたびにあんな態度を取られたのでは堪らない、と退職を決意しました。 退職を周りに告げた時は「え、まだあの事言っているの?あんなの気にしなくていいのに」と言われ、同僚への当てつけで辞めるなんて馬鹿みたい、という雰囲気でした。そして私を嫌っていたもう1人の同僚からは退職する日までずっといびられました。
辞めてからもそのことを思い出しては悔しさのあまりのたうち回ったり、恨んだりと毎日気分が乱高下します。ただこのサイトを読んで、私はモラハラとその二次被害から逃げきったのだ、と思いました。 まだまだ怒りはありますが、仕事を辞めてから心はとっても軽いです。
私は自己評価が低く、人によく思われようと必死になるアダルトチルドレンの気質を強く持っているのですが、今回の件で自分に対して「逃げていいよ」と言ってあげられたことが今とても救いになっています。 やっと私は私を好きになる第一歩を踏み出せた気がするのです。
誰かに辛さをぶちまけたかったのですが、二次被害が怖くて誰にも言えなかったのでここで書かせていただきました。 長々と失礼しました。
|