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「モラル・ハラスメントのすべて」~夫の支配から逃れるための実践ガイド~
<管理人のモラハラ離婚体験記>
家庭モラル・ハラスメント
<母から愛されなかった娘の話>「母を棄ててもいいですか?支配する母親、縛られる娘」


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No.12995 今書きたいこと 投稿者:大ママ   投稿日:2015年03月06日 (金) 00時18分 [返信]

3月3日、三船美佳さん、高橋ジョージさんの離婚裁判第1回口頭弁論が東京家庭裁判所で行われ、三船さん側の証拠として私も共著者のひとりとして関わっている「モラル・ハラスメントのすべて」が提出されました。3月3日から4日にかけて、ほとんどすべてのワイドショーでこれが取り上げられました。ひとりでも多くの方にモラハラを伝えたいと出版した本に多くの方が関心を持ってくださるきっかけを作ってくださったことに、そして、美佳さんがこの本でモラハラを受けていたことに気づいてくださったとしたら、この上ない喜びであり、光栄なことだと思っています。

実はこの件に関して特別出稿をしようとしたのですが、PC不調のため、アップロードすることができません。週末メンテナンスをしますので、少々お待ち下さい。

ただ、今の私は手放しで喜べない心境にあります。2月にあった川崎での殺人事件のことが、いつも頭の中にあります。
先生が、警察が、誰か大人が何かしてくれたら、確実に救えた命だったはずです。
もしかしたら、ちょっと部活でトラブったのかもしれない、部活行っていた時間をもてあまして、楽しげな仲間とつるんでいたのかもしれない。そんな子どもは山ほどいます。なのになぜあの子がああいう死に方をしなければならなかったのか、いつもいつも考えてしまいます。

川崎市の犯罪被害者支援窓口に電話をしてみました。犯罪被害者支援窓口とは、現在犯罪に巻き込まれている人、もしくは犯罪に遭ってしまった人やその家族・関係者を支援する部署です。支援してくれてるかなと思って電話をしたら、な~んにもしていませんでした。「個人情報保護がありますから、私たちは被害者の家も知らないんです」って。

子どもたちは市立の学校に通っていたのに?民生委員がいるのに?告別式に行って「何かお手伝いできませんか?」って言えなかったの?やっている自治体はありますけど、川崎ほど大きな市が何もしていないの?こんな大きな事件になっているのに何もしていないの?

http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000055789.html

殺された少年の母親はDV被害に遭っていたとも報道されています。5人の子どもの面倒をみて、働いていて、子どもまで惨殺されてしまった。

お母さん、これから児童手当の抹消手続きをしなければならないんです。児童福祉手当をもらっていたらそれもです。それを母親にさせるんですか、川崎市は。

行政は平等、みんな同じに取り扱わなければといって何もしないんですか。

どうにもやりきれず、悶々としています。

No.12996 わたしが「いま」感じていること 投稿者:まちゆき   投稿日:2015年03月06日 (金) 10時20分


大ママさま、皆さま

わたしは「いま」行政から委託された相談窓口の相談員として勤務しています。

その立場で気持ちをかかせてください。

全国にはさまざまな自治体があり、「できていること」「できていないこと」があると思いますが、あくまでも、わたしのこの4年間の経験のなかでの事実を書きます。

基本、行政の相談窓口は「たどりついたひとだけ」のところです。

しかも、そのたどりついた先の相談員のスキルや考え方、支援の仕方によって、相談者のかたの今後の生き方が大きく左右されます。

私は冷たい考え方と批判を浴びることもありますが、

「相談者自身が、まずは自分起こっていることと自覚しないといけない、相談者がちからを取り戻すこと、そのサポートが相談員の役割」

と考えています。

なぜならば、わたしはその相談者のかたといっしょに生きていくこともできない、お金を援助することもできない。

でも、なかには

「わたしがしてやっているから、このひとたちは生きている」

「わたしがさまざまな社会資源を紹介してやったから・・・」

ということを、自慢げにかたる相談員もいます。

不必要な個人情報のやりとり、相談者が全く知らないところでの個人情報の流失

行政は、とどこおりなくその業務が実施されることしか考えていません。

相談者がどうなっているのか、相談者がきちんと自立していくためにできることはないのか

相談にたどり着けていないひとがまだまだいるのではないか

それは行政の範疇ではないそうです。

私がいまできることは、そのなかにいるよりも、一歩踏み出して、より見える場所にいきたい。

みえないところにいて、できてるふり、してやってる態度はしたくない。

わたしがこのサイトを訪れて、力をもらい、なんとか自立できる環境を作っていったように、わたしにもできることはあるかもしれない。

場所

立場



は違っても、大ママさまや皆さん、そして、わたしが自分のこととして考えていることが、すでになにかしらの「光」であることを願いたいです。


No.12997 父親のDV・疑問が解けた。 投稿者:マリコ   投稿日:2015年03月06日 (金) 14時10分

大ママさん。こんにちは。

>3月3日、三船美佳さん、高橋ジョージさんの離婚裁判第1回口頭弁論が東京家庭裁判所で行われ、三船さん側の証拠として私も共著者のひとりとして関わっている「モラル・ハラスメントのすべて」が提出されました。

書証として提出された本が2冊ともこちらで推薦されてる本だったこと、とてもうれしく思います。
大増刷をして、日本中のみんなに知ってもらいたいですね。

モラルハラスメント・DVがどんなに女性の人権を奪い、人間を破壊する暴力であるか。
子どもたちはもちろん、様々な人間関係に影響をもたらし、ギスギスした生きにくい社会を形成する結果になってることか。

>2月にあった川崎での殺人事件のことが、いつも頭の中にあります。

痛まし過ぎる事件ですね。
犯人の18歳の少年、17歳の2人の少年の犯した犯罪、その父親の嘘のアリバイ証言は決して赦されません。
(身内を守るために嘘のアリバイを証言しても、刑法上は無罪だということですが、怒!怒!怒!この親にしてこの子ありです。)

この事件(内容は略す)、ずっと心に引っかかるものがありました。
親が小学3年生の頃離婚、5人の子どもと聞いたとき、もしや「DV離婚」だったのではないかと疑っていました。

子どもが目の周りを真黒にしても病院へも連れて行かず、警察へも届けず、誰にも相談せず、学校からの先生からの再三の連絡にも拒否する。
子どもが夜遊びをし、怪我を負い何日も帰宅しない状態でも捜索願も出さず放置する。

「親はどうしちゃったの?」
夫からのDVがあったと聞いて、私の頭の中のパズルがピッタとはまったのです。

遼太さんの怪我したどす黒い眼をみて、お母さんは「フラッシュバックで固まり動けなかった」のではないか。
トラウマが甦り、思考停止に陥ってしまったのではないか。
気丈と見えたのは「乖離」しているから。
「誰にも分かってもらえない」「誰も信用できない」という「人間不信」があり、「自己防衛」のため、誰にも相談せず、先生のことも拒否してしまったのではないかと思います。

5人の子どもを育てるため、昼夜たがわず働き続け、夕食がパンにせざるを得ない過労状態にあり、正常な判断ができなかった。
DV被害を受けた結果、お母さんのこれらの反応は「異常な状態における正常な反応」だと考えられます。

お母さんのとった行動は、結果的には親として褒められるものではないけれど、夫からDV被害にあっていたからこその結果であり、責めないでほしいと思います。

遼太さんが明るく優しい良い子に育ち、みんなに慕われていたのは、一生懸命に働くお母さんの姿を見て育ったからでしょうね。
隠岐の島から都会(神奈川)に移り住み、こころ淋しく、その心の隙間につけ込んできたのが不良少年たちだったんですね。
抜けようとして起きた不条理、凄惨な中学生殺人事件!!

上村遼太さんを見殺しにしたのはDV父親です。
子どもに対して無関心。養育費を払わない。
このような究極の悲しい息子の死を無視し、手を合わせににも来ない。
自分さえ気楽に暮らせればいいという自己中毒なのがDV男です。

「母親の子育てが悪いからこうなったんだよ」と、責任を全部お母さんにかぶせ、自分は平気で海釣りを楽しんでるのかと想像せざるを得ません。

この事件、犯人たちはしっかり自分の犯した罪を自覚し罪を償ってもらいたい。

三船美佳さん、高橋ジョージさんのモラハラ離婚裁判と同じように、「中学一年生殺人事件」が起こった悲劇の根っこにDVがあったということを、DVが妻や子どもたち、その家庭を破壊する暴力か、広く広く社会に知らしめたいですね。

上村遼太さんのご冥福をお祈りします。

HP【マリコのかけ込み部屋】の・ドメスティック・バイオレンス(DV)とは?・DV被害女性への影響・子どもへの影響・トラウマの影響とは?等を是非お読みください。

ここに集まる皆さまの「どうして?」「なぜなの?」という謎が解けるお手伝いができれば幸いです。

No.12999 形式だけなのです 投稿者:スカーレット   投稿日:2015年03月06日 (金) 23時53分

管理人様
いつもお世話になっております。

本当にこういう事件が起こる度に、何故もっと手をさしのべられ無かったのか、助けられなかったのか、憤りを感じます。
お母さんは働くだけで精一杯だったのでしょう。辛すぎます。

ホームページを見ました。
警察OBと市の職員が相談員・・・違和感

私の体験(個人的見解です)
20年前の話しです。
何時もリヤカーで来ていた廃品回収のおじいさんが、寝たきりになっていると近所の噂。身寄りがないというので、気になりお見舞いに行きました。日当たりの悪い劣悪な環境にビックリ。近所の人達に支援を頼み歩き、皆で少しマシな部屋へ引っ越させました。

しばらく食事を運んでいましたが、一ヶ月後食べられなくなり入院して亡くなりました。末期のガンだったようです。生活保護を受けていたので、お金の面ではスムーズにいきました。

近くに住む人立ちは、心配もし何かしてあげたい気持ちはあるのです。音頭を取る人がいれば、その気持ちは生かされます。

それから、ボランティア畑に足を入れました。
今の住まいに越して来てから、ある団体では会長も務めました。民生委員が多い団体で、娘の様な年の私は苦労の連続、何度泣いたことか。本当に困っている人の役にたっているのが疑問で悩む日々。

ある夜、10軒ほど先のおばあちゃんから電話が来ました。入院して手術し今日タクシーで帰ってきた、助けて欲しいと。2階には息子夫婦が住んでいますが、関係が悪くネグレクトを受けていました。
翌朝訪ね、ヘルパーの手配を市役所の福祉課に電話しました。通常1ヶ月かかる要介護認定前でも、緊急措置としてヘルパーを頼めるのです。

市の対応
本人及びご家族以外受け付けられない。
御本人は耳が遠く、電話は会話にならないので御本人の前で代理で電話をしている。家族の助けを受けられない状態と話しをしても平行線です。
民生委員でもないのに、何の権限があるんだと侮辱されました。

すったもんだの末、ヘルパーは無事に2,3日後に来、ケアマネが付きと解決。国民年金だけではヘルパーも短時間しか頼めないので、お買い物は私が頼まれていました。

家ではモラ夫を抱え、他人のお世話は確かに大変で、数人からは私の身体を心配しそこまですることはないと言われました。でも、どうして見捨てられるでしょう。ケアマネが付き、ケアマネから息子と話し合って貰い軌道に乗る迄の1,2ヶ月のことですもの。

民生委員の対応
困っているおばあちゃんが居るので、話しを聞いてあげて下さいと私が電話しました。
女性の家に男の私が行けない、断るとにべもなない返事。確かに女性の家に男性の民生委員が行く場合は、二人でというマニュアルがあるようです。

その人が民生委員になってから、二つの孤独死があり警察が入りました。いづれも隣人から警察への通報です。
もちろん、先に民生委員におかしいから様子を見てと連絡があったのに手を抜いたのです。
守秘義務があるのに、私に生活保護者の名前をペラペラと言うような人でした。聞く必要もなく迷惑です。

何故、そんな人が民生委員に選ばれたのでしょう。私は次はその人をという噂が持ち上がった時、反対しました。ボランティアで知り合い、疑問を持っていたのです。

選ばれた理由 
大手企業に勤めていた。持ち家である。地域の委員の男女の比率の問題で男性にしたい。

現在の地域に数人いる民生委員は、月に何度もゴルフに行き、スコアを自慢しあい、買い物に行って値札を気にしたことがないと豪語する人達です。一緒にボランティア団体に所属していますが、どこそこのお店は美味しいとか、高級店に何時も行っている話しでついて行けません。御本人達はしりませんが、民生委員は嫌われています。

お金もあり、地位もあり、後は名誉という理由で、民生委員、ボランティア等をやってる人が確かにいます。
議員になる足掛かりの為もあります。

これが実体です。

こういう恵まれた方々に、切迫した状態や苦しみが理解出来るでしょうか。国の認可を受けた制度ボランティアと鼻高々で、私の様な民間ボランティアを見下しています。お金を貰う人より無償のボランティアが下というのも変だと思います。
報酬は税金です。報酬分私達に尽くして欲しいのですが、提出書類の作成が仕事かのようです。


でも、どうか希望を捨てないで下さい。これは私の一体験で、きちんとした方も、たくさんいるはずです。全部がそうだと断定はしません。

小学校の評議員を1年やりました。学区内の地域の代表としての参加です。お手当がでます。

会議
教育委員会の人達の話し
モンスターペアレントがいると保護者の悪口が続く。
もちろんPTAの代表もいます。でも学校に子供が通っているのに、思った事は言えません。

私が意見を言いました。
「困らせる保護者は確かにいますが、不公平なので、教師の事も言わせてもらいます。クラス替えの日、私達は当たりか外れかと心配します。外れの教師が担任だったら、2年間苦労するのです。大事な子供を預ける小学校で、教師の質を博打のような気持ちで考えなければいけない事をどう思いますか?」
返事は
「時間が来たので、今日は閉会します」
です。

何の為の評議員で、会議なのか今だに解りません。学校と保護者と民生委員と地域の代表と連携し、子供達を見守っているという形を作っているだけかもと思いました。意味が無いので1年で辞めました。

いろんな組織に矛盾を感じます。
私が、ひねくれていて斜めに物事を見ているのかもしれません。

確かに一生お世話は出来ませんし、お金を差し上げられるほどの億万長者でも、ありません。
でも、どうか、目の前に困っている人がいたら、まず話しを聞いてその人を受け止めて欲しいのです。
無償の愛を受けず、理解者を得られず苦しんでるいるのです。

受け止めてもらい、自分の尊厳を取り戻し、生きていく自信がついて、それから道を探す事が出来ると思うのです。
自分を価値のない人間のように感じ倒れている人に、どうか手を貸してくれる人が増える事を願っています。

No.13000 犯罪被害者支援 投稿者:大ママ   投稿日:2015年03月07日 (土) 00時48分

みなさま、レスポンスありがとうございます。

犯罪被害者支援というのは行政の中ではレアな動きをします。行政は申請主義主義ですので、お役所に行った人しか受け付けません。たどりついて、何が必要かと話して、それが役所でできることだったら行う、これが役所の一般的な動きです。ただし、犯罪被害者支援は役所から出向き、支援をします。なぜなら犯罪被害はある日突然降ってくるものだからです。

5分前まで生きていた人が、今殺されて亡くなりましたというのが犯罪被害です。もし遺族だったら、ボーゼンとなりますよね。お父さんが殺されて警察がやってきて、マスコミもわんさかやってきてというときに、「お葬式は?」「お母さん倒れちゃった、赤ちゃんのお守りは誰がするの?誰がどこの病院に連れて行くの?」「家で殺されたから畳や壁が血だらけ。どうしたらいいの?」という、短期的な(長期的にもですが)ゴタゴタの最中、誰がこの面倒をみてくれるのかというときのためにできたのが犯罪被害者等支援です。

http://www8.cao.go.jp/hanzai/contents.html

犯罪被害者基本法
http://www8.cao.go.jp/hanzai/kuwashiku/kihon/kihon.html

ちなみに川崎市のある神奈川県は条例も作っています。

http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/18876.pdf

22条 県は、県内において、犯罪等により死傷者が多数に上る事案その他の重大な事
案が発生した場合において、当該事案により被害を受けた者及びその家族又は遺族に
対し直ちに支援を行う必要があると認めるときは、民間支援団体その他の犯罪被害者
等支援に関係する団体及び市町村その他犯罪被害者等支援に関係する機関と協力して、
当該事案に対応するための支援の態勢を整え、当該事案の発生直後における情報の提
供、病院等への付添い、精神的な不安の軽減その他の必要な緊急支援を実施するもの
とする。

私はこれが適用されていると思っていました。「家も知らないんで」とお答えが返ってくるとは思いませんでした。

確かに役所といえども勝手に個人情報はとれないので、なんらかの形で相手側からアクセスしてもらうことが必要かもしれません。だったら子どもが通っている学校(市立でしょ?)の校長先生へ「支援したいので役所に連絡してくださいと伝えてください」と言えばいいだけの話です。学校は家にアクセスできるはずです。事件のあった家を役所がサポートするのに「ダメ」という校長先生がいるでしょうか。または警察に行って同様のことを言えばいい。

電話に出た川崎市犯罪被害者支援窓口の人はたぶん何かしようという気がないんだろうと思います。ただ、悪いのはこの方ではなく川崎市長でしょう。「県が作れってうるさいからとりあえず窓口作って、人置いとくか」という匂いがプンプンしました。ちなみに同じ神奈川でも横浜市の犯罪被害者対応はすばらしいと聞いたことがあります。

DVもそうですが、やる気のある自治体とない自治体の差が激しすぎる。では「我が市はやる気がないから県で指導して」と苦情電話をかけてもムダでしょう。おそらく県庁は「それは各自治体にまかせてるんで」という答えが返ってくると思います。「○○県はなっとらんから何とかして」と内閣府に言っても同様。ではどうしたらよいか。

市役所なら市会議員、区役所なら区議会議員に陳情することになるのかなと思います。

さて、PCのメンテナンスが終了したので後ほどアップロードします。

No.13002 犯罪被害者支援窓口の件について 投稿者:宮廷の諍い女   投稿日:2015年03月07日 (土) 20時14分

大ママさん、皆さんへ

遅くなりました。
上記の件については福田紀彦川崎市長、杉山のぶお県会議員、飯塚正良市議へ陳情致しました。

対応して頂けるか、対応の結果も直ぐにわかりませんが、何もしないよりは…と考えました。

犯罪被害者基本法が制定されて数年は、支援窓口はポスターを印刷する部署だったり、ボランティアを紹介する部署だと機能しなくて当たり前の部署だと思っていましたが…。
大ママさんの行動力には刺激を受けました。

☆日頃よりBBSではお世話になっています。
☆少し表に繋がる時だけHNを変更しております。

No.13003 犯罪被害者支援について 投稿者:せき   投稿日:2015年03月08日 (日) 00時31分

管理人様をはじめみなさまこんばんは、せきです。
川崎の事件については私もいろいろな思いを抱いていました。
同じ子供を持つものとして・母子家庭として・これから私の娘も思春期に入っていきます。
子供とどう向き合うか、守っていくか考えました。

これから私が書くことは管理人様や他の方の書き込みや行動を否定するもではありません。
それをご理解いただいてから目を通していただければと思います。
そして一つの現実として受け止めていただいてこの先の皆さんの思いにつなげていただければと思っています。

私は現在、主にDV被害に遭われた方のための自助グループで活動しています。
そしてこの自助グループはある犯罪被害者の遺族の方が私たち支援者を目指すもののためにその場を提供くださっています。

今日その方にお会いしてたくさんのお話を聞いてきました。
ここから書くことはその方のお話を許可を取って書き込みさせていただきます。

その方は今回の川崎の事件とほぼ同様の経緯で子供さんを亡くされています。
現在は子供を被害者にも加害者にもしないために日本国中を飛び回って活動されています。
そして犯罪被害者等基本法の制定時にも必死の思いで活動されました。

まず、犯罪被害者の支援についてお伺いしました。
今、現在において全国各自治体の犯罪被害者支援センターの支援の流れは

犯罪が起きる→警察が介入→被害者および家族に対する支援が必要と判断→被害者および家族の許可を得てから警察から公安委員会により認定された早期支援団体に情報がもたらされる→団体に所属する弁護士・臨床心理士等が支援を開始する

というのが大まかな流れだそうです。

また、現在被害者支援という概念は主に殺人や傷害致死=刑事課が取り扱う事件に対してでありDVは刑事課ではなく生活安全課の管轄になっており
今回の事件を例にすれば支援センターが出来ていることは弁護士を紹介したりして法的な部分や報道等からの被害を食い止めることなどであり被害者ご家族の生活全般に対する支援となると支援センターのできることは限りがあるそうです。



そしてまた他者がパーフェクトに必要と思っていることと当事者とは「ずれ」があるということも仰っていました。

そして大騒ぎをする前に、被害者および家族が本当に今、必要としていることを見極めてからが本当の支援になるのだとも。

例えばある最近の大きな事件で言えば解決するまでの間、県警の女性警察官が憔悴しきっている家族の代わりに家事を行ったそうです。
ですが人によってはそれを迷惑と考える方もいる。


そして今回の川崎の件で言えば恐らく犯罪被害者支援センターは動いているとおっしゃっていました。
そしてそれがたった今現在、上村くんご家族にできる支援でありそれが機能している
とも仰っていました。

犯罪被害者支援というのは
被害者および家族は一生、被害者で生きていくのだから今だけでなく長期的な視点で考えてほしいとお話されました。
そしてまた被害者自身も「動く」ことが必要だともおっしゃられました。
差し伸べられるのを待っているだけでは何もかわらないのです。
それを嫌というほど経験されたそうです。
「あなたもそうだったでしょ?」と言われました。
そして動くことで必ず変わることはあるのですと。

そして皆さんに「私の発言は同じ状況で息子を亡くした遺族の立場からこれから起きることも見据えての発言であることも伝えてください」とのことです。

今日もその方とたくさんお話をしましたが正直ここに書きたいけども個人の特定や団体の批判につながる内容もあるので書けないこともあります。
その中で今回の事件だけでなく過去の同様の事件から学び、私たちが出来ることは
何か事件が起きたときに上のものが集まって形式的だけに話をするのではなく
個人レベルで大人が一人でもきづいて行動していれば防げたはずであり
この機会に大人が子供にかかわる方法を真剣に考えるべきであり、見つけるべきであると

一本のお花を供えて終わりなのではなくその足で地域に関わり子供たちに目を向けること

それが出来るかどうかを大人である私たちが意識を持ち続けることが大切であるとの結論になりました。
その上でその人それぞれが出来ることを冷静に継続的に行っていくことが支援にもつながるのだと私は思います。


No.13004 安全な国の心の闇 投稿者:宮廷の諍い女   投稿日:2015年03月08日 (日) 04時41分

イギリスの新聞「エコノミスト」が治安の良い国&都市ランキングの2015年度版で世界で最も安全な都市に東京を選びました。
デジタルセキュリティー部門で第1位、
個人の安全レベル(犯罪含む)は第5位、
地震の多い国でありながらインフラストラクチャーの安全レベルでも第5位。
東京が一番安全ということは世界はそれほど治安が悪いということです。
世界では犯罪が表面化しており、日本では犯罪動機が燻っていて、陰湿化しているように思います。

心の闇に対して、2008年度の健康管理支援市場は7000~8000億円、EAP支援市場は30~40億円、メンタルヘルス支援市場は200~300億円と今後も拡大する様相。これらは主に大人が享受しているサービスです。
過労やハラスメントにより鬱など精神障害をきたす現況が認識されているということです。ハラスメントが元凶だと明らかなのに、これに代替できる活動が弱いか、もしくは貧富の格差で、前述の市場支援の恩恵に預かれる対象者が限られています。そして未成年や貧困に苦しむ人はこの恩恵の蚊帳の外。経済の壁です。善意の第3者の見守りが精一杯。

【日常でできる声かけ】
日常生活の中で白い杖を持った方、車椅子の方には声をかけます。「お困りではありませんか?ボランティア致しましょうか?」そして、地元では皆さん驚くほど自立されています。慣れているから大丈夫とのことです。
しかし、新幹線に乗り換えるまでの乗降ホームで盲導犬を連れた方がなかなか進めずにおられました。雑踏の中だったからです。この時は「お願いします」と誘導を依頼されました。身障者の方はヘルプしなければ…と、思っていましたが、健常者だと思っていた私の心の方がはるかに弱く病んでいることを知りました。身障者の方の心ははるかに強くて自律されていて活動的で、逆に勇気を頂きました。

同様に健常者に見える学生アルバイトさんの心の闇が見えます。日常生活でいろんな店舗にいきますが、子どもたちのフラストレーションを強く感じます。情緒が安定していて要領良くスマートな10、20代の若者も多い中、対象的です。
第3者ではありますが、彼らに関わる大人にアドバイスしたり、本人にも声をかけることは可能です。その場に居合わせただけでできることがあります。

せきさんの書き込みを拝見して、陳情に対してフォローの連絡を直ぐに入れました。

犯罪被害者支援について諦めていましたが、特別なことができなくても、近場でこそ未然に防ぐために日常でできることもあり、遠方からも諦めなければできることがあると知りました。

No.13005 犯罪被害支援について 投稿者:大ママ   投稿日:2015年03月08日 (日) 10時44分

せきさん、いろいろ調べてくださってありがとうございます。実は私のちょっとした知人がある県の犯罪被害者支援センターの理事長を務められておりまして、センターの事情は少し知っております。
支援センターは公益社団法人であり、自治体ではないと思います。いわゆる支援団体です。東京都の場合は「日本財団」というところがスポンサーとなって運営されていると聞いています。

私が電話をしたのは川崎市という自治体です。同じようにお子さんを亡くした方が市役所に届けを出しに行き、ただでさえお子さんを亡くされて辛いのに、あっちの課、こっちの課とひとりで回り、その度に事情を説明しなければならず、とても辛い思いをされたと聞いたことがあります。

民間団体にはそこでしかできないことがあり、行政にもそこでしかできないことがあります。今回もおそらく公安から支援センターに連絡が行き、神奈川ほどの大きな県ならサポートに動いているだろうなと思っていました。ただ、お子さんを亡くされた方に児童手当や児童福祉手当の末梢などという手続きは、行政が委任状をいただいて代行してもいいと思うのです。それは今回の件に限らず、同様の被害に遭われた遺族に対して、自治体は行ってもいいと思うのです。

ただ、病気で亡くなった子どもにはやらず、事件で亡くなった子どもにはサポートするというのは不平等だと、その自治体が考えるのであれば仕方がありません。それはその自治体の首長の考え方次第です。

もしかしたらこれだけ大きな事件ですから、犯罪被害者相談室ではなく、川崎市全体で動いていて、市民課が戸籍を担当し、保健師を派遣し、子ども支援課が保育士を派遣しということをしているのかもしれません。だとしたら、犯罪被害に携わる課がそれを知らされていないのはおかしい。一般人の問い合わせに対して「個人情報保護法があるので家を知りません。何もしていません」と答えるのはおかしなことです。市役所内の連携がとれていません。

これはどこかの部が統括し、それぞれの課と協議しながら勧めていく種類のものだと思います。

せきさんにお話して下さった被害者遺族の方のお話ももっともなことだと思います。何もしないで「何にもしてくれない」と不満を言うよりも、まず自分で動くことも大切なことだと思います。ただ、事件直後に、法にも役所にも警察にも不慣れな被害者が自分で考えて動くというのはとても難しいことだと思うのです。

役所が「市役所ではこういう手続きが必要になります。そのためにはこれとこれを提出していただくことになります。」と説明し、できれば自宅へ訪問し、その場で手続きをするか、委任状をもらって代行してもいいのではないかと思うのです。または「保健師や保育士やヘルパーの派遣もできますが、必要ですか?」と聞いて、もし必要ならば派遣することもできると思うのです。これに税金を投入することに対して反対する市民もあまりいないのではないでしょうか。

もしすでに川崎市がこれをしていたらお見事です。ただ、被害者支援相談室がそれを知らないのはお粗末です。

ただ、多くの自治体はその相談室すらなく、まったく何もしていないか、どこかの課がついでにやっているような状態で、役所の案内係ですらその存在を知らないといった状況だそうです。相談窓口があって専門相談員がいるだけでもマシな方でしょう。おそらくこの相談窓口は相談を聞くだけで、実際に動くというところまで行っていないのかもしれません。だとしたら川崎市は繁華街も抱えている大きな街ですから、できるだけ早く、相談したら市役所全体でサポートできる体制を整えて欲しいと思います。

川崎市だけじゃないですけど。

No.13006 Re:犯罪被害支援について 投稿者:せき   投稿日:2015年03月08日 (日) 16時28分

管理人様、こんにちは。せきです。
詳しいご説明ありがとうございます。

> 支援センターは公益社団法人であり、自治体ではないと思います。いわゆる支援団体です。東京都の場合は「日本財団」というところがスポンサーとなって運営されていると聞いています。

ご指摘の通り、支援センターは現在財団という形をとっていると昨日私も説明を受けました。
私が自治体と書いたのは「各自治体に一つ」という意味で書かせていただいたのですが私の文章力のなさでわかりにくくなってすいませんでした。
ちなみにわが県では財団法人の支援センターともう一つNPO法人が早期支援団体に認定されております。
私が関わっている方はそのもう一つのNPO法人の方でもあります。

> 私が電話をしたのは川崎市という自治体です。同じようにお子さんを亡くした方が市役所に届けを出しに行き、ただでさえお子さんを亡くされて辛いのに、あっちの課、こっちの課とひとりで回り、その度に事情を説明しなければならず、とても辛い思いをされたと聞いたことがあります。

これについても認識不足で申し訳ありません。
自治体運営の窓口に関してはこちらでも再三問題になっております。
現にその方は行政に出向いて職員向けに犯罪被害者支援の講座を受け持たれていますが管理人様と同様に
忸怩たる思いを毎回されるそうです。

> 民間団体にはそこでしかできないことがあり、行政にもそこでしかできないことがあります。今回もおそらく公安から支援センターに連絡が行き、神奈川ほどの大きな県ならサポートに動いているだろうなと思っていました。ただ、お子さんを亡くされた方に児童手当や児童福祉手当の末梢などという手続きは、行政が委任状をいただいて代行してもいいと思うのです。それは今回の件に限らず、同様の被害に遭われた遺族に対して、自治体は行ってもいいと思うのです。


昨日もその話になりました。
去年参加したシェルターシンポでも同様の意見は出ていました。

わたしも意見をあげてもらったこともあるのですが
たとえば子供を抱えて脱出した私のようなDV被害者の場合でも役所に行ってその話はここではない。あっちでとたらいまわしにされその都度同じ説明をせねばならないことがとても苦痛でした。
ですから一か所で話をすれば関連するすべての課に話が伝わり情報の共有がなされるようにということを
望んでいます。
究極を言えばたとえば市税課に訳も分からず飛び込んでも必ず支援部署につながるぐらいのことです。


実は昨日はこの一連のスレッドをその方にも読んでいただきました。
「管理人さんのお気持ちは痛いほどわかる」とおしゃっていました。



> ただ、病気で亡くなった子どもにはやらず、事件で亡くなった子どもにはサポートするというのは不平等だと、その自治体が考えるのであれば仕方がありません。それはその自治体の首長の考え方次第です。

首長もですがもっと言えばその課の課長レベルの話だと思います。
私は児童相談所でもひどい二次被害を受けました。
たとえばですが長崎の事件を取ってみても仮に上が号令をかけても所長・課長レベルがお粗末ならばあのような事態を招くわけです。

> もしかしたらこれだけ大きな事件ですから、犯罪被害者相談室ではなく、川崎市全体で動いていて、市民課が戸籍を担当し、保健師を派遣し、子ども支援課が保育士を派遣しということをしているのかもしれません。だとしたら、犯罪被害に携わる課がそれを知らされていないのはおかしい。一般人の問い合わせに対して「個人情報保護法があるので家を知りません。何もしていません」と答えるのはおかしなことです。市役所内の連携がとれていません。

この件に関しても私はそれがあるべき姿だと思いますしこちらでもそういう意識をもってもらおうと動いていらっしゃる方も多数知っています。

ただ、一つだけ申し上げるとするならば
管理人様もたくさんのケースをご存じだと思いますが
犯罪被害者を取り巻く現実は私たちが思うより
より残酷なものです。

たとえ自治体がパーフェクトに近い対応をしたとしても市民個人レベルでの意識が変わらない限り
犯罪被害者が苦しむ現状はかわらないということを
私もこの4年間で知りました。

なので昨日書きこみさせていただいたような「個人レベルでの意識改革が重要」という結論に至ったわけです。いつもそうなのですが。
ただその方もその団体の方も私も諦めてはいません。





> せきさんにお話して下さった被害者遺族の方のお話ももっともなことだと思います。何もしないで「何にもしてくれない」と不満を言うよりも、まず自分で動くことも大切なことだと思います。ただ、事件直後に、法にも役所にも警察にも不慣れな被害者が自分で考えて動くというのはとても難しいことだと思うのです。

それもおっしゃる通りです。
ただその方は無理にでも動きなさいと言っているわけではなく「動く」=誰かに助けを求めるという意味で
動くとおっしゃったと思っています。

そしてアクションを起こす被害者や家族と違って
行動に移せない方々もたくさんお話を聞きます。
そういう方でも実際には関わった県警や相談センター
の一個人の気づきでまた他の支援者につながり細々と暮らしていらっしゃいます。

もう一つ昨日お話されたことがあります。
管理人様のお話を読まれて

「市役所・警察・相談センター・弁護士それぞれに管轄も得意分野も違うわけです。
たとえばDVに特化しているのは民間の女性問題に取り組む団体だったりします。
ですから本来はこれらがすべて横でつながり一つの大きなシステムとして機能しなければならないのです。それがとても必要なこと」と仰っていました。
でも現実はお互いの足を引っ張ったり、手柄の取り合いだったりするのですね。本当にくだらないと思います。その中でいつも置き去りになるのは被害者です。

すいません、行政がらみの話になると私もあまりいい話はききませんのでどうしてもネガティブな意見になってしまいます。

それにどうしても書くことができないお話にも
本来は触れなければならないのですがそれを書くと
問題になりますので私の文章が今一つわかりにくい内容になっていることも自覚したうえでお詫びいたします。

そしてまたよろしければこの管理人様をはじめとする
レスポンスをその方にお話ししてどこかにつなげていただきたいと思っています。

一気にはかわらないのは私もわかっていますが
一つの意見が束になることで変わることもあると思っていますので。





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