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「モラル・ハラスメントのすべて」~夫の支配から逃れるための実践ガイド~
<管理人のモラハラ離婚体験記>
家庭モラル・ハラスメント
<母から愛されなかった娘の話>「母を棄ててもいいですか?支配する母親、縛られる娘」


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No.12144 存菊堂さま わたあめさま 投稿者:くろすけ   投稿日:2014年07月04日 (金) 10時33分 [返信]

先ず、大ママ様へ:
つぶやき板で思いがけずやり取りをしてしまう結果になってしまいました。
ルールを守らずに大変申し訳ございませんでした。
改めて此方にスレッドを建てさせて頂きます。
何卒ご容赦下さいませ。


>存菊堂さま

>私も「UFO見たんです。」と話している気持ちになってカウンセリングに行かなくなった1人です。
>ことばを尽くしても伝わらなくて話すことが面倒になりました。

存菊堂さん、私も同じです。
DVも含む家族問題に詳しいとプロフにあったカウンセラーさんでしたが、カウンセリングが全然違う方向に進んでしまって仕事を理由に止めました(笑)

私は離婚の過程で司法に非常に失望した人間なので「法律家ですら解らないのだから、一般人には絶対解ってもらえない」ということが前提にあります。
ですから解って下さる人がいたら、それは本当にラッキーなのだと思います。

離婚が成立して暫くした頃、「女性学年報」第26号掲載のマツウラマムコ氏の論文の抜粋を見つけました。

「第三者」たちは被害者のおかげで自分たちは「異常なところのないもの」つまり暴力という不幸な目にあわない「まともな普通の人間」であるとの地位を「何もせずに」手に入れているといえる。
つまり「第三者」は被害者を「被害者」と名づけることで、被害者でない自分たちを「普通の人」としている。
(略)
 ここで名前のない「第三者」が自分のポジショナリティを自覚できるように、それが誰を指すのか明らかにしよう。
「第三者」とは、無自覚な傍観者である。
「中立」であると称しながら強い立場の加害者側から見て被害者を見捨てる「被害者ではない普通の人」のことである。
つまり、「第三者」とはサバイバー/被害者ではない、あなた自身のことである。他の誰でもない、あなたのことである。
あなたがサバイバー/被害者でないかぎり、この「あなた」の呼びかけから逃れられる人は一人もいない。
※この論文のテーマはもっと「深い」のですが、ここでは割愛します。

まさに「UFO」の例えで、「UFOを見た者同士にしかUFOの話は通じない」。

二次被害が無くなることはないのでしょうね・・・。


>下山できずに何かを求めてそのまま凍死?しちゃうかもね・・・それもいい、なんてすがすがしくも誇り高い気持ちでおります。

深く同意致します。
私も離婚を決めた時には野垂れ死にする覚悟がありました。
それは今も変わりません。

>豹が何を求めて頂上を目指したのか、知る者はない。

誰も知らなくていいのですよね。
自分だけが解っていればそれでいいのだと。

思いがけず温かいレスを頂き、ありがとうございました!

>わたあめさま

>いつか誰かが理解してくれるだろうという僅かな希望を持って挑むこともまた、モラの被害者の醍醐味?でもあるのではと思ってしまいました。
>現実は、そんな面白さはまったくないんですけどね(^_^;)
>でも自分の意思を主張しなければならないとき、やはり認めてほしくなるのも事実。

先にも書きましたが、私は全く周囲に期待していません。
しかし決して放棄している訳ではなく伝えていくという行為は続けたいと思っていて、とある匿名掲示板を良く覗きます。
そこにはDVに就いての相談スレがそこそこ建ち、私もレスしますが、酷い二次加害レスも沢山あります(-_-)

「普通な人達」はそれが「幸運なこと」であることが分らずに、あたかも自分の能力であるかのように被害者を批判します・・・。
ホントに暗澹たる気持ちになります。

一方で『「UFO」を見たこともないし信じてる訳ではないけれども、貴女が「見た」というなら信じるわ』というケースがあります。

日ごろの人間関係が良好で信頼関係が築けている場合、こういう事が起こります。
私自身は司法に全く信じて貰えず仕舞いでしたが、幸いにもそういう友人が居てくれたので精神的にとても助けられました。

>経験したことのない人に話して、それでも理解してくれている人は本当にありがたい。

わたあめさんのお近くには上記の様な方がいらっしゃるのだと拝察します。
モラなんかには持ちえない宝物ですね♪

長々と申し訳ありません(^_^;)
楽しい時間をありがとうございました。





No.12151 わたあめさま 投稿者:存菊堂   投稿日:2014年07月05日 (土) 11時37分

すみません。
只今、書き込みの削除を大ママさんに依頼中です。しばらくお待ち下さい。

話し合いお疲れさまでした。
いろんな感情が押し寄せてきて翻弄されていらっしゃるかもしれません。
でも、一つ一つ「嫌なもの」に「NO」を意思表示されるわたあめさまは毅然として立派だと思います。
気持ちを行動に移して、望む生活にしていかれる過程にモラな旦那さんの泣き落としやいろんな手段…。
モラと接触のない生活は穏やか時間だと思います。決断された方向は間違ってないと思います。応援しています。


No.12153 存菊堂さま 投稿者:わたあめ   投稿日:2014年07月06日 (日) 07時13分

何度もお返事頂いてたこと、
あまりこちらを覗いたことがなく
本当につい最近なので、気づくのが遅くなってしまいました。
お返事ありがとうございます(*^^*)


冷静な態度で旦那と話し合いしたいと考えてますが、先日の話し合いでは本当に具合が悪くなり、
「悪いけど、もう今日は帰るね」
と、言って退散しました。

親も年老いていくし、子どもたちにとっても、環境が変わったり、片親の理由でいろんなこと制限することになったら、かわいそうだろう、と。

彼の話の中には、私の気持ちを汲んでくれるものは何一つありません。

離婚は一人で考えたんだろ、あのときは俺だって傷ついたんだ、考え直してくれ、お前の意思は固いのはわかるけどもう辛い思いはさせないから、変わる俺をみててくれなどなど。

これらの言葉を延々と繰り返すだけ。
具合悪くなりますね。

警察の方からも、近況を聞かれ、
直接会って話し合うこともあるから、
まだ、通報の番号登録にはそのまま登録したままに
してほしいと伝えてあります。
何があるかわからないですからね。

私はいいのですが、子どもたちに会いたいと言ってます。
まもなく年一回のイベントがあるので、
どうしようか悩むところです。

みんなででかけて、また無事に帰ってこれるだろうか

それとも子どもも旦那も取り乱すだろうか

やはり、しっかりと決めたあとの方がいいですよね。

子どもに会いたいなら、早く決めてくれという方向に持っていってもいいのでしょうか。
悩むところです。


No.12154 わたあめさま 投稿者:存菊堂   投稿日:2014年07月06日 (日) 13時06分

大ママさん、お手数おかけしました。
削除ありがとうございます。


わたあめさま

私はパブとつぶやきばかり見ています。
つぶやきつながりで夫婦・カップルの方を見る感じです。
削除されたわたあめさま宛ての書き込みをご覧になられたかどうかわかりませんが、自分としては不適切キーワードがあったことをお詫びしておきます。
気分的に落ち込んだり、安定剤のおかげで楽観的になりすぎたりしているせいだと思います。申し訳ありませんでした。


> 彼の話の中には、私の気持ちを汲んでくれるものは何一つありません。

> 辛い思いはさせないから、

文面を拝見していると、心に響かない言葉が空回りされている様子に受け取れます。

わたあめさんの気持ち
お子さんの気持ち
夫さんの気持ち

わたあめさんはご自分の気持ちはしっかり認識されているので大丈夫だと思われるのですが、お子さんの気持ちで判断が左右されるかもしれませんね。
でもお子さんは以前に暴力を振るわれたなら怖がっておられるのではないですか?
夫さんの気持ちは参考程度で後回しでいいと思いますが・・・わたあめさんとお子さんへの「愛情」というより、「執着」という「所有欲」を感じます。
それと「見捨てられ感」から夫さんが被害者ぶるかもしれません。

イベントも去年のような雰囲気にはいかないのでは?

> 子どもに会いたいなら、早く決めてくれという方向に持っていってもいいのでしょうか。

上記の内容は取引にお子さんを使うようで・・・私なら気が引けます。
それ以前に同居を強く希望されている夫さんには取引として成立していないかもしれません。

子供がいない立場が違う人間の所感ですので、有効な方法だと判断されたらわたあめさんがお決めになることだと思いますが。

脱出されて母子ともに前を向いて生活されているとのこと。この生活を守って、尊厳のある時間を過ごして欲しいと思います。

養育費の額が問題ではないと書かれいましたが、心が通じない状態で誠意を感じることは額面しかないと思うのですが、どうでしょう?
取引するなら婚姻費用の額決めが合理的だと思いますが。
モラ夫さんが変わったかどうかは、婚姻費用を受け取らないと言葉を信用することはできないです、私なら。
でも婚姻費用すら受け取ることは当然のことなので受け取ったからとといって信用できる訳でもないのですが。
結局、貰うものをもらって「離婚」できるのが最善ですが、くろすけさんが書かれていたように、「離婚」しか残らないことも覚悟しておかないといけませんね。

本当にモラ夫さんがわたあめさんを嫌いになってくれたら、話は早いのに、心が通じずハラスメントはする執着はある・・・ややこしいですよね。

うちも同じカラクリで、話し合いのスタート地点にすら立っておらず、脱出後4ヶ月音信不通です。でも脱出して無視されない、愚弄されない静かな生活は素晴らしいです。この生活は頑張って守っていきましょう!

No.12155 くろすけさま 投稿者:存菊堂   投稿日:2014年07月06日 (日) 19時15分

くろすけさま
仕切きり直しのスレ建てありがとうございます。
いつもながらに深い。
以前くろすけさんが紹介されていたスーザンブルースター著「DV被害女性を支える」を今読んでいます。
被害を隠していた自分も発見しました。

まだ自分が被害女性だと気づいてから自覚をもてるまでに約1年。
いつまでも被害女性だと甘んじていたくもなく、かと言ってどなたかを励ませるほど落ち着いてもいず、かと言って全てを忘れ去って「前向きオンリー」で生きていけるほど楽天的でもありません。

アンカーになれるかどうかわからないけれど準備だけはしておこう…そんな気持ちです。書いていてまだまだだな、と恥ずかしくなります。
ただ被害者を見捨てる「普通の人」にもなれません。

高村薫作の「マークスの山」のように暗澹たる荒涼とした山中をさまよう心象風景を抱えた人生です。
が、いつかは明るく楽しい山ガールとして高尾山や鋸山を闊歩したい!
私たち被害者は強いと思います。
無防備から知恵もつきました。

つくづく思うのですが、くろすけさんほど理知的で聡明でしっかりした方も被害者でいらしたんだな…と思うと皆さんそうなんですが。
善良さに付け込まれるのでしょうか?
最初は気づかないほど巧妙に…。

私の反省点なんですが、最初は部活の主将らしい偉そうな態度が気っ風のいい男らしさに見えたりしてたんですね…。なのに紳士的なおもてなし上手だったりもして、頼りがいのある礼儀正しい人に見えてたんです。外面が頑張り屋な分を家で八つ当たりしているとか無理に思い込んで、長くガマンしていました。

家族になると遠慮がなくなるんだとか…。

どんな終わり方がいいのかもわからず、別居のまま老いてもいいかな…とも思っています。もう一戦交えるのも面倒で…。
芸能人のように法外な婚姻費用が毎月振り込まれます。謝罪のつもりか、所有しているつもりか…。会うのも怖い。

質素でいいから放っておいてほしい。
3高のモラ夫は「お前には贅沢をさせてやりたい」そう言う反面、洗面所に髪の毛1本落ちていても雷のように怒鳴るのです。
アメとムチが極端なタイプでした。
離婚しなければダメなんでしょうか?
別居だけではダメなんでしょうか?

No.12156 存菊堂さま 投稿者:くろすけ   投稿日:2014年07月06日 (日) 21時05分

レス拝見いたしました。
※最初に書き込みなさった分も拝見しております。

自宅ではPCがネットに繋がっていない為(^_^;)、明日改めてお返事させて頂きます。
申し訳ございませんm(._.)m

No.12157 存菊堂さま 投稿者:くろすけ   投稿日:2014年07月07日 (月) 11時23分

おはようございます。
お返事が遅くなってしまい、大変申し訳ございません<(_ _)>

>善良さに付け込まれるのでしょうか?
>最初は気づかないほど巧妙に…。

モラはペルソナが完璧だと思います。
※高学歴であればあるほどその傾向が強いと思います。

元夫とは紹介で出会いましたので、学歴や勤務先も最初から解っており、その部分でも油断したと思います。

また私は実父がDVでそれこそ「洗面所に髪の毛1本落ちていても雷のように怒鳴る」人間だったのですが、元夫はそういうことには無頓着でした。

おバカな私は「この人なら父親の様に細かいことに腹を立てないだろう」と思ってしまったのです(^_^;)

更に元姑は旧民法の価値観の中で生きていたのですが、まさか現代教育を受けた元夫が己の母親を客観的に見る事も出来ず、母親の価値観を踏襲していたなんて全く疑わなかったのです。

結婚して直ぐに「?」と思う事もありましたが、自分も欠点だらけの人間であり、実父のやりくちと同じだったので「夫婦お互い様だし、男はこんなもん」と自分で納得してしまっていた部分はありました。

熟くバカだったんです、私(笑)

DV被害が連鎖するというのは、真面なモデルを知らないことで「この男はおかしいんじゃないか?」と疑問を感じることすら出来ないからなのだと痛感しました。

>離婚しなければダメなんでしょうか?
>別居だけではダメなんでしょうか?

「何が正しくて何が間違っている」ということでもないと思うのです。
存菊堂さんは既に物理的に夫氏と距離を保っていらっしゃる。
ですから存菊堂さんはご自分の気持ちに素直に耳を傾けるだけで良いのではないでしょうか。

自分で決めるということは結果も自分のものだということですが、例え結果が思った様なものでなくても「モラが全権を握っている状態」よりも「はるかに人間らしい尊厳のある状態」な筈です。


>いつかは明るく楽しい山ガールとして高尾山や鋸山を闊歩したい!

間違いなく闊歩出来ます。

回復に就いて本にも色々と書かれていますが、最初の一歩は単純に「回復を信じる事」だと思います。

逆説的ですがUFOの例え通りです。
信じることが先ず最初(笑)
「ない」と思い込んでしまえば、UFOを見ても信じられません♪

・・・こうして書いていて思いますが私って
>全てを忘れ去って「前向きオンリー」で生きていけるほど楽天的
な感じがしますね。

でも実際には事務的な要件でも元夫とは話もしたくないですし、「会う」なんて考えられません。
まだまだ私にとっては生生しい感じです。
「物理的な距離」が無ければ、今の私の状態は保てないと思います。
こうしてここに書込みをしつつ、自分を鼓舞しているという一面があるのも否めません。


存菊堂さん、ゆるゆる参りましょう。
果報は寝て待てと申します♪

今回、お話出来てとても嬉しかったです。
ありがとうございました。

No.12161 くろすけさま 投稿者:存菊堂   投稿日:2014年07月07日 (月) 21時13分

私もお話しできて嬉しいです。
ぐっと楽になりました。

最近、完璧なペルソナのモラ夫をよく思い出します。平行して真逆の彼も。
完璧なペルソナを保つための物凄いフラストレーションだったのかも…。
愚痴も弱音も吐かない人だった…。
昭和初期のような日本男子…。
私もね…。
そもそも弱音の吐けない夫婦は破綻していたのかも。

> 更に元姑は旧民法の価値観の中で生きていたのですが、まさか現代教育を受けた元夫が己の母親を客 観的に見る事も出来ず、母親の価値観を踏襲していたなんて全く疑わなかったのです。

>結婚して直ぐに「?」と思う事もありましたが、自分も欠点だらけの人間であり、実父のやりくちと 同じだったので「夫婦お互い様だし、男はこんなもん」と自分で納得してしまっていた部分はありま した。

>DV被害が連鎖するというのは、真面なモデルを知らないことで「この男はおかしいんじゃない か?」と疑問を感じることすら出来ないからなのだと痛感しました。

赤ベコ(←ご存知?)みたいに首を縦にウンウン振りながら読ませて頂きました。

一つの歴史の流れに流された…。
ここからです。

唯物論の彼と唯心論の私では一々噛み合わないのは当然だったし…。
私がしたくても拒否されてずっとセックスレスだったし…。
子供は欲しかったけど残念…!!
でもベビーシッターも介護も散々したからもういいことにします。
何より罵声や愚弄、無視、ダブルバインド、予定の急変、諸々とサヨナラできたし。

「我思う、故に我あり」ですね。
ラテン語訳Cogito, ergo sum(コーギトー・エルゴー・スム )

UFO並みに人生には思いも寄らない素晴らしいことがある!と思ってみます。必ず思いも寄らないマイナスなことも付いてきますが、人生のプラス部分はそうやって作っていくものでした。

「果報は寝て待て」っていいですね。
DV実家で子供時代から野生児のように気が張っていましたが、別居して身体の芯から溶けるように眠気が襲ってきます。
最近よく眠れます。

今すべきことは、来年なくなる職場に備えて10月の資格試験に受かること。
彼の会社が減給か倒産することがあると、私が婚姻費用を支払う側になるので、今の振り込みはそっくり置いておく。
老後に備えて確定年金拠出金で財テクする。生活スタイルの更なる簡素化。

楽天的でもいいんですね。
3~5年は別居生活をする予定だったのにブレました。
映画「カラーパープル」の黒人女性たちのようにしっかり生活してみます。

いざという時は敏腕女弁護士さんを紹介してもらう予定だったことも思い出しました。弁護士費用も稼がなくちゃ!!
婚姻費用の上積みは財産分与を値切るための前倒し作戦と読み切ったし。日本は夫婦共有財産ですもんね。睡眠時間3~5Hで働きに働いた10数年。年中震災生活しているような特別労働手当、請求しなきゃ。ダメ元で。

予期不安もなくなりスッキリしました。
本当にありがとうございました。

No.12164 存菊堂様へ 投稿者:わたあめ   投稿日:2014年07月07日 (月) 23時28分

コメントありがとうございます。

所有欲でしかないですね、確かに。
自分のことは棚にあげ、私たちの行動ばかりを細かく聞いてきて管理しようとする、これは変わっていません。むしろ、何も変わっていないんですね彼は。

養育費の額ですね、実は切り詰めたところの話ができていません。まずは、婚姻費用を請求してみようと思います。
結局、離婚しか残らなかったという結末も十分にあり得るわけですね。

まだまだモラ夫さんのことを熟知してないようです。
ホント、みなさんから頂いたコメントの内容が時々飲み込めなくて、時間経ってから「こういうことだったんだ」と後からわかると多々あります。
なので、何度も何度も読み返している毎日です。

No.12166 存菊堂さんへ 投稿者:ぽかぽか   投稿日:2014年07月09日 (水) 06時08分

くろすけさん、横レス失礼致します。

存菊堂さん、ご自身の生活基盤を確立され、平穏な日々を送っておられるご様子を拝見し、本当に素晴らしいと思います。

一つ気になることがあったので、横レスさせて頂きました。
☆婚姻費用について
確かに、婚姻費用は、収入が多い方が少ない方に支払い、婚姻中と同等の生活ができるよう配慮されたものです。
けれど、存菊堂さんと旦那さんの間にお子様がいて、さらに低収入の夫が成人未満の子どもを養育している…という状況でもなければ、存菊堂さんが夫側に婚姻費用の支払いをするような状況にはならないと思います。

私の場合ですが…
別居し、調停~裁判に移行後、元夫が仕事を辞めていたことが判明しました。
正規職員でもなく、期間社員のような低収入の仕事ではありましたが。
その後…
自分が退職したことがバレた元夫は、恥ずかし気もなく、私に婚姻費用分担調停の申し立てを起こしました。
事前に、裁判所側からそんな申し立ては却下される、退職して収入が無くなったのなら、減額の申し立てをするのが妥当だと促されても、です。

その際の裁判所側の却下主張理由としては…
・健康な成人男子であれば、今後も就職は可能
ということでした。

また、その後、減額の申し立てもされましたが、無職を理由にゼロにはなりませんでした。
・直近の仕事での収入
・一般的な同年代の男性の収入
などが参考にされるようです。

まぁ、元夫の場合は、最初に審判で決定したごくわずかな婚姻費用の支払いをしていないにも関わらず、恥ずかし気もなく私側に申し立ててき、更に、減額されても未払い、高裁での判決が出ても未払い継続中…という、最低な成人男性?ですが。(笑)
勿論、ごくわずかな養育費も、一銭足りとも払っていません。

因みに、元夫が退職した理由は…
「裁判に集中するため」
という、とってもふざけた理由です。(笑)

本人は、表向きは今後のため、子どものためにも、正しい自分が、おかしい私と勝手に連れ去った大切な子どもを連れ戻す&おかしい私から子どもを奪い返す…という主張でしたが、そもそも、その主張自体が【おかしい】ということに気付きもしないのがモラです。(笑)

結局は…
・私側に金銭の支払いをしたくない
・自分が婚姻費用の支払いをしていないことが会社側にバレるのが嫌
だっただけだと思います。

余談が長くなってしまいましたが、余程のことがない限り、存菊堂さんが夫側に婚姻費用の支払いを命じられることはないと思いますよ☆

No.12167 ぽかぽかさんへ 投稿者:存菊堂   投稿日:2014年07月09日 (水) 07時11分

おはようございます!
朝から嬉しいレスありがとうございます!
充電具合がよくなくて帰宅してからお返事させて頂きますね。
いってらっしゃい!
いってきます!

No.12168 ぽかぽかさんへ 投稿者:存菊堂   投稿日:2014年07月09日 (水) 22時55分

今日も1日お疲れさまでした!
ぽかぽかさんのお名前を拝見するとこちらまでぽかぽかして参ります(#^_^#)

高裁までいかれたぽかぽかさんの貴重な体験談をありがとうございます。
いろいろあったんですね(>_<)
支払い逃れの退職作戦があるなんて…。

> 勿論、ごくわずかな養育費も、一銭足りとも払ってい ません。

1つ気になったんですが、高裁でもモラ夫さんが就職された後の差し押さえとかの強制執行権はつかなかったんですね?あれば手間隙かかっても回収の望みがあるのですが…。

> 夫側に婚姻費用の支払いをするような状況にはならないと思います。

ぽかぽかさんのお話しを聞かせて頂いて、 裁判所はムチャな申立は受理しないし、命令もしない「社会正義」はある、と思えるだけでも安心できました。 ありがとうございます。

ただ少しの懸念事項。
あちらも「健康な成人男性」…。
私も「健康な成人女性」…。
双方扶養者なしの共働き=DINKS。

同じ条件下で、なぜモラ夫は☆婚姻費用を自主的に振り込むのか?
考えられる理由を列挙してみました。

①社会的評判の失墜する調停・裁判の申立をさせないため。
②他人なら「物凄く悪いこと」をしたとわかる理性があるから慰謝料として。
③財産分与の分割払い。
④分割払い中に気が変わって戻ってくると思っている。
⑤ 生計を一つにしている状態を故意に作り出して破綻していないともっていく。
⑥倒産した時のリスクマネジメント。
⑦困った時に預けたお金を引き出す。
=お金で買ったつもりの私の労力。

コストはかかっても「支配権」はモラ夫の手中にある訳です。

【その他モラ夫のピンチに対して】
①モラ夫の病気や傷害に関しては入院・手術となっても保険加入しているので自己完結するでしょう。
リハビリとかでも引き受け義務は別居中の妻にはないと思っています。
障害者の扶養も申請・承認制だから申請しなければいい訳だし。

②経営している会社の方は何かあっても企業更生法とかで整理されるでしょうから、家族の貯蓄にまでは個人資産ということで無関係とは思うのです。

③モラ夫もギャンブルはしませんが、株式でマネーゲームはしているのでリーマンショックで資産は半額に目減りしているでしょう。大分景気は回復してきていますが…。あとご多分にもれず支出は凄いです。

【私のピンチ】
ライフスタイルは「質素堅実勤労淑女」(←少し美化)です。私のようなタイプがモラ夫から見るとネギが鴨しょっているんでしょうね。
しかも「崖っぷちから落ちる!」という時には手を貸してしまう…。
心を強く持ってとか思っても、同じパターンでしか生きていけないものだし。
調停とかで裁判所命令がでなくても「人道的支援」とか「良心」に訴求されると弱点つかれて一番ダメかもしれない。
「あんなに婚姻費用振り込んでやったから、困った時は預けた金返せ。」的に迫られたらそっくり返金する方が楽です。
相手はモラですから倍取りする勢いです。
驚くことには事欠きません。
「えっ!そんなこと言う?」
という規格外の持論を展開したり…。
モラ夫ならあるあるネタだと思うのです。
結論:ヤッパリそっくり置いておく!

今思えば「人道的」なんて笑ってしまう。
人扱いもされず、「家畜扱い」だったんですから。

ぽかぽかさんのおかげでボンヤリした不安要素を書き出してみたら、また一歩進めました。
本当にありがとうございました。m(_ _)m
「人」として生きるために一緒に頑張っていきましょう!

No.12169 存菊堂さんへ 投稿者:ぽかぽか   投稿日:2014年07月10日 (木) 05時42分

くろすけさん、再度横レス失礼致します。

私の場合の補足ですが…
元夫が退職していることが判明したのは、強制執行をかけたからです。
その後、高裁での判決が出るまでの間に再就職したのかどうかは不明です。

ちなみに、日本の裁判所と法律は不親切なので、支払い能力のない人に対して強制執行の判決などはしません。
つまり、婚姻費用や養育費の支払いを命じはしますが、その審判や裁判での判決結果に対して夫側が支払わなければ、それはそれで通用する…というのが現状です。

婚姻費用や養育費の支払いがされなくても、被害者である妻側は、加害者である夫側に恐怖心があったり、もう関わりたくないなどの理由で、強制執行をかけたり、一旦調停や裁判が終息した後に再度申し立てをするのを躊躇する場合が多いと思います。
また、再度、強制執行をかけるとなると新たに費用も必要となるので、経済的に余裕のない被害者側は、その点でも躊躇する場合が多いと思います。

余談ですが…
今までの判例の中には、無職となった夫側への、婚姻費用や慰謝料などの支払いを命じられる判決がなされたこともあるようです。

以下はその事例です。
社会的にも有名な会社に勤めていた夫が、妻との裁判中に退職して無職となる。
勿論、妻への金銭の支払いをしたくないため。
しかし、資産家の息子であったため、将来の遺産相続した場合の遺産の金額を算定し、それを元に支払いを命じられる。
…というのが、ざっくりとした内容です。

日本では、『ない袖は振れない』というのが、裁判所でも通例です。
調停や裁判中、またはそれらが終結した後に、妻側がわざわざ自分で、夫が再就職したかどうかを調べる必要があり、いくら強制執行をかけても就職していなければ余分な費用がかかるだけになってしまうので、被害者である妻側は、そこまではしない…というのが、現在の日本での状況です。

存菊堂さんの場合は、現在別居中であり、お子様もおらず存菊堂さんが専業主婦であったわけではないにも関わらず、現在、婚姻費用の支払いが為されている…という状況は、やはり、夫側が調停の申し立てを懸念したり、そのうち存菊堂さんの気が変わって戻って来るだろう…と思っているのだと思います。

モラの常套手段だと思います。
交際中や交際初期などのように、偽りの優しさやいい人のフリ、物や金銭で釣るなど、『飴と鞭』の飴をばらまいている状態だと思いますよ。

存菊堂さんに返金する義務があるかどうかは別として、存菊堂さんが夫側からの金銭の受け取りや、その金銭の使用に不安感などが生じるのであれば、そっくりそのまま手付かずで残しておく…というのが、ご自身の心身の安定に繋がるのではないかと思います。

No.12170 ぽかぽかさんへ 投稿者:存菊堂   投稿日:2014年07月10日 (木) 08時48分

おはようございます!
「強制執行権」は万能ではないんですね。
ぽかぽかさんはモラ夫さんと果敢に闘われて「安全」を確保されたんですね。
私もお金で買えない「大切なこと」を重んじて生きていこうと思います。

> 存菊堂さんの場合は、~、ご自 身の心身の安定に繋がるのではないかと思います。

DV相談員さんと同じ方向性のご意見を懇切丁寧に頂けて心強いです。納得です。

金満大国日本、モラハラ大国日本からそれらがなくなった日、日本には何が残るのでしょうね。モノ作り大国日本、技術の日本としてまだ世界に通用するのでしょうか?
おもてなしとか、真心大国日本では、世界のモラハラ国家に取って喰われるかもしれません。
世界と闘い、共存する術は被害者の「知識は力」「諦めない粘り強い行動力」「安全安心を求める心」が日本の成熟した社会を作っていくのかもしれません。

中長期的計画の見ながら短期計画をこなし、マクロを見ながらミクロの問題を直視して一手づつ考えていきます。

モラ夫の「必要悪」論を思い出すと善悪で闘うのではなく、善と善、悪と悪が世界と闘う時、日本には巨大な善と悪がそれぞれ必要で役割があるのだろうかと思ってしまいます。

ただし、加害者と被害者が一つ屋根の下に暮らす必要は全くないですが。

モラはモラで巨大悪でも巨大善のペルソナでもなんでも目指してくれ…。
私は社会的弱者ながら 「知識は力」「諦めない粘り強い行動力」「安全安心を求める心」で頑張ってゆく。軍隊のような命令系統は家庭には必要ないと思う…。

ぽかぽかさんありがとうございました。
またいろいろ教えて下さいね。

No.12171 対モラ 投稿者:くろすけ   投稿日:2014年07月10日 (木) 10時13分

お邪魔します。

日本では一般的に男性の収入が女性よりも多く、家内分業の傾向も未だに強い為「婚費は夫が妻に支払う形」が多くなっています。

一方で婚姻費用は「別居中の夫婦の間で,夫婦や未成熟子の生活費などの婚姻生活を維持するために必要な一切の費用」であり、民法第760条 でも「夫婦は資産・収入などの事情を考慮して、婚姻費用を分担する」と規定されています。

更に別居に至る経緯も加味される訳ですが、残念ながら「モラハラ」は「有責事由」ではありません。
あくまでも「性格の不一致」です。
加えて「別居のまま老いてもいいかな」という存菊堂さんのお気持。

調停委員や裁判官が上記要素をどう判断するかによって、結果的に存菊堂さんの弱点である『「人道的支援」とか「良心」に訴求される』可能性がある訳です。

相手を巧妙にコントロールしようとするモラなら、その辺りを衝いてくる可能性は大きいと思います。

>結論:ヤッパリそっくり置いておく!

私も同じ立場ならこの結論です。
※ただ夫氏が健康であれば「夫の収入0」とはならないと思います。

私は調停中に相手に弁護士が付いたことで愚かにも相手に期待してしまい、精神的に無駄な痛手を負いました。

対モラ対策に於いては「相手に期待せず、相手の最低最悪の出方を想定し、しかも想定外を残してはならない」と思います。

司法に対しても同じく「期待してはならない」。
法律は残念ながら弱者の味方ではなく、それを良く知り良く操る者の味方です。

結局、調停や裁判で「結論」が出る以上、そこはモラが異様に拘る「勝ち負けの世界」なんですよね。

元夫は恐らく「離婚」よりも「自分の金」や「くろすけを傷つけること」に執着があったので、「離婚」に抵抗はなかったのかも。
財産分与をせず養育費を支払わないということがモラ男にとっては「離婚」より大事なのかも。
でも私にとっては「離婚」は何にも代えられなかったので結局はWin-Winだったのだと・・・今は思い至ってます。
※モラは相変わらず被害者意識の塊でしょうが。

スーザン・ブルースターの「DV被害女性を支える」にこんな記述があります。

>バタラーをあやつろうとしないこと
>人をあやつる達人をそれ以上にうまく操ることは出来ません。
>よい結果を得たいなら、向こうの得意分野ではなく、貴女の得意なところで勝負しなければなりません。

「私達の得意なところ」とは、詰まる所存菊堂の仰る「知識は力」「諦めない粘り強い行動力」「安全安心を求める心」で、「モラの支配を弱める状態を作り出せると知っている」事でしょうか・・・。

相手を知り己を知れば百戦危うからずと言いますが、勝たずとも負けない事も肝要ですね。

では「負けない事」がどういうことなのかは被害者にとってそれぞれ違うのでしょう。

またちょっと深く考えさせられました。
割込失礼致しました。

No.12172 Re:対モラ 投稿者:存菊堂   投稿日:2014年07月10日 (木) 23時26分

今日も1日お疲れさまでした。
午前中にくろすけさんからのレスを拝見して、午後からとても鼓舞されました(≧▽≦)
人生で大切な宝物を受け取った気分です。m(_ _)m


> 「婚費は夫が妻に支払う形」が多くなっています。

社会的な賃金格差や、一般的な家事負担の生活習慣からして妻が夫に婚姻費用を支払う例は少ないのですね。
圧倒的にモラ夫の方が私より収入は多いですし。

実際、家事は私が全面的にしていました。
住込み家事代行サービス業みたいに…。
モラ夫は家事の合間に通勤していると思っていました…。「好きで働いているんやろ!家でやることやれ!」

>「有責事由」ではなく「性格の不一致」

モラは証明しにくい嫌がらせの蓄積…。
モラ被害を訴えても「割れ蓋にとじ蓋」。
活字やことばにすると軽く感じますし。
体感温度差が大きい。

> 私も同じ立場ならこの結論です。

ありがとうございます!
「UFO」目撃者同士賛同頂けて良かった。
婚姻費用振り込まれて、土日に「隠れ家」で頭から布団被ってブルブルガタガタ汗びっしょり震えていたなんて…。
全くなければ「少しはよこせ」と思いますが、ひたすらトラブルネタが増えている状況を楽観視できません。
神経性下痢に情緒不安定で大変でした。
おかげさまで今は見えない不安が見える懸念事項になって落ち着いてきました。
何より自分の弱点に気づくことが強味になります。

> 対モラ対策に於いては「相手に期待せず、相手の最低最悪の出方を想定し、しかも想定外を残してはならない」と思います。

モラハラ人災対策部長!
想定外きっと…あります!
奴の手の込んだ泣き落としはエゲツナイ!
ありえない手段もありでしょう。

> 法律は残念ながら弱者の味方ではなく、それを良く知り良く操る者の味方で す。

そうですね。肝に銘じます。

> 元夫は恐らく「離婚」よりも「自分の金」や「くろすけを傷つけること」に執着があったので、「離婚」に抵抗はなかったのかも。

背筋が凍りました(≧Д≦)
が、高いリスクを払った分キッパリ離婚できたくろすけさんは勝ち組だと思います。

> 貴女の得意なところで 勝負しなければなりません。

得意:気配を消す、粛々と働く、黄昏る。
これぐらいが負担なくできること。
好きな言葉:「不戦勝」。

モラ夫に自分に「負けてない状態」は、貧富に関係なく整った暮らしをすること。
豪邸もすさんだ生活では意味がない…。

頑張らないと「知識は力」にできません。
くろすけさんのホストコンピューター並みにサクッと引用が出るのは凄い!
「ほとぼりが冷める」まで勝ち目のない私は映画「戦場のピアニスト」並みに逃げます。

おそらくお互いに「生活に困っているだろう」と思いながら、お互いに「せいせいと快適に」暮らしていると思います。今、直接対決を避けると「後で振りかぶる想定外の災難」は必ずくると思います。

それでも、
まっ白な気持ちで山ガールになって一緒に闊歩できる日がくるといいですね。

くろすけさんの油断されたり、楽観的だったり貴重な体験談にグッときたり、ホッとしたりして、本当に肩から力が抜けてありがたかったです。
自分を責めなくなりました。
スレ建てに感謝しますm(_ _)m

No.12174 くろすけさんへ 投稿者:ぽかぽか   投稿日:2014年07月11日 (金) 04時30分

こちらこそ、度々お邪魔致しました。

相変わらずの、きっちりとした『知識』を元にした情報をわかりやすくお伝え頂き、ありがとうございます☆

きっと、様々な被害者の方々の役に立つと思います。




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