No.11903 元夫が亡くなりました。 投稿者:あゆか 投稿日:2014年05月05日 (月) 01時43分 [返信] |
大変ご無沙汰しております。 2008年に当時2歳と4歳の子供を連れて脱出、1年の調停を経て離婚して今に至ります。 その節はこちらでも大変お世話になりました。 週6日働きながら子どもたちと3人で暮らす家も建て、元気に暮らしています・・・の、はずでした。
先月、元夫が亡くなりました。 私より一回り以上年上でしたが、まだアラフィフと言われる年代でした。 最後の調停で判子を押して別れてから、会ったのは一度きりでした。 彼が職場で倒れる3か月前、子供と一緒の外出先で声をかけられました。 「久しぶり。見かけたからあいさつくらいはと思って。」から始まり、私のほうだけをまっすぐに見て「少し話がしたい。子供の父親なのだから権利はあるはずだ。」などと言われました。 そばにいる子供たちには一言も声をかけることなく・・・ 「今日は時間がないので帰ります。話があるなら後日連絡をください」と言って帰ろうとしたのですが、「大人の対応はできないのか」などと言いながら車までついてきて、私が運転席に乗り込んでドアを閉めると、それを開けるのです。 尋常ではない雰囲気に子供たちも凍り付き、とうとう私も「もういや、怖い!」と泣き出すと、彼はさすがにはっとした様子でドアから手を離したので、そのすきにアクセルを踏んで走り去りました。 そんなことがあったので、その後は子供たちも「お父さんは怖い、会いたくない」と言っていました。
彼が入退院を繰り返すようになってから、いろいろな人から「お子さんたちを会わせてあげたら」と言われましたが、最期まで会わせませんでした。 (彼が「会いたい」と切望した感じではなさそうでしたが、子供のことを口に出したりはしていたようです) 親戚にも、病院の先生や看護師さんたちにも、なんと冷酷な女かと思われていることと思います。 子供への影響を第一に考えているので、と各方面には説明しましたが、実際は悩み、苦しみ、何度も何度も揺らぎました。 子供には父親に会う権利があるのではないのか、自分のわがままでそれを奪っているのではないか、一度会わせればすべて丸く収まるのではないか、それとももしかすると会いたいのは自分のほうではないのか、など・・・ 今も、これでよかったとは言い切れませんが、こうするしかなかったと思っています。
告別式には子どもを連れて出ました。 父親である人ときちんとお別れをさせなくてはと思ったのと、いつか誰かが子どもたちに向かって「お葬式にも来なかった」と言わないように、ということだけが理由です。 一般の席に座り、お焼香だけしたら帰ろうと思っていましたが、親戚の人たちに「どうかこちらへ」と 口々に言われ、断りきれず親族席に座り、最期のお別れまですることになってしまいました。 元気だったときの笑顔の遺影が大きく掲げられているだけでも衝撃でしたが、実際にお棺の中に横たわる彼は痩せて小さくなっていて、それでも彼は彼で・・・ もう関係のない人だ、何も思うまいと決めていたのに、あのさびしがり屋で小心者の彼が、どんなふうに一人で死んでいったのかと思うと(父親は10年前に他界し、精神的に問題があった兄も詳細不明ですが今年他界、母親は入院中とのこと)思わず「ごめん、何もできなくてごめん、会いに行かなくてごめん、子どもたちにも会わせなくてごめん・・・」と涙があふれました。 上の子は雰囲気に圧倒された感じで泣いていましたが、下の子は黙ってみていました。
あれから半月ほどが経ち、日常の仕事や家事・育児は支障なくこなすことができるようになりました。 子供たちも翌日には普段と変わらず笑ったりふざけたりするようになり、学校でも特に変わった様子はないようです。 しかし、1日に何度もフラッシュバックのようにお棺の中の彼の顔が浮かび、急に何とも言えないやりきれない気持ちになったり、すべてがどうでもいいような気がしてきます。 時には一緒に暮らしていたころの良かった思い出だけがよみがえってきて(こんなことはもう何年もなかったのですが)泣きたくなったりもするので、職場でも仕事上必要な会話以外はできなくなっています。
離婚は自分で選んだ道で、それ以外の選択肢はなかったと今でも確信しています。 でも、死んでくれとは頼んでない、と思うのです。 こんなはずじゃなかった、生きている彼をいつか見返してやりたかったんだ、とか・・・ これまでは資格試験の準備なども進めてきたのですが、それも止まってしまっています。 今から思えば、どこかで「いつかは彼を超えたい」という思いに後押しされてここまで来た気がします。 (彼は同業の先輩でした。結婚後は彼に仕えることが最優先となり、復職は許されませんでした。別居後に、「お前なんかに働き口があると思っているのか」と言われました)
一生会わないし、会いたくもない、と思って別れた人なのです。 生きていようが死んでしまおうが、一生会わないなら同じことのはずでした。 今の自分はきっと感傷に流されているだけだろうとは思います。 でも、苦しいです。 子供たちを育てるために自分が存在する意味はあるのだと思いますが、 そこでつなぎ留められているだけのような気がします・・・
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No.11904 あゆかさま…別の面から見ると 投稿者:じょううば 投稿日:2014年05月05日 (月) 09時29分 |
あゆかさま 長い長い経過でモラハラDV夫と離婚したじょううばと申します。
いくら「彼とはもう、暮らせない」と覚悟して脱出したとはいえ、 ここに集う多くの人が、脱出離婚後も様々な事で苦しんでいます。 元夫を過去のものとして、万々歳で葬り去れないです。 百バーセント、すっきりと嬉々として暮らせる人はいないかもしれません。 被害者は、長く苦しむのですね。
ですから今、あなたが混乱し、揺さぶられるのは、無理もないです。 お葬式にも参列して、いろいろな意味で良かったですね。 大変良い判断だったと思います。
つい昨日、考えた事です。 例えば、私や子供が思い切って、商売や事業や、活動を行いたいとします。 しかし、偽名など使ったとしても、住所や活動内容は明らかにしなければなりません。 必ず特定されるでしょう。 元の知り合いに、何かを頼んだり、連絡することもできません。 人脈は絶たれてしまっているのです。 HPなどを開設しても、連絡先がわかってしまうでしょう。
こうして、かくれて暮らすことが、ずっと続き、 オープンな活動はできないのだな、と思い 自分はもういいとしても、将来があるはずの子供も 活動がとても制約される。 ほんとうにすまないと思いました。
子供の結婚も、どうなることか。 戸籍から、住所がたどれるのですよね。 だから、一生毎年、住所閲覧制限をしなければなりません。 結婚してからも、それができるのでしょうか。 相手の住所、戸籍閲覧制限できるでしょうか? 相手に、迷惑かかります。 正式な結婚はできないかも。
過去にお世話になった方々にも不義理をしたままで、 それも苦しいです。
上記の問題が山積みで、日々悶々と隠れ家でしている訳です。 だからって、元夫が死んだ方がいいとは思いませんが、 それでも 死んだら、上記の問題はきれいさっぱり消える訳です。
死んだ人には、冥福を祈ることしかできません。 すべてが元夫の自業自得と自分に言い聞かせて、 亡くなった事実が自分にとって、別の面からみれば ずっと良い事もあるのだと思ってみることはできませんか?
もう、怖くはないのです。 もう、逃げ隠れしなくていいのです。 お子さんも自由です。 戸籍だって、きれいさっぱりしました。
彼を見返してやるのは、これからだって遅くない。 彼が亡くなったのは、あなたのせいじゃあありません。 悲しいのは、悲しいですが、良い面もみてください。
又、書き込みなさってくださいね。 まだ、これからもお子さんを育て、ご自分を育てていく訳です。 さっぱりしたいい未来が待っていますよ。
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No.11905 他人の死と身内の死 投稿者:ぽかぽか 投稿日:2014年05月05日 (月) 22時47分 |
初めまして。 高裁で判決離婚をした、ぽかぽかと申します。
以前のバーバラさんとのやりとりで、あゆかさんのお名前は拝見させて頂いていました。 2人のお子様を抱え、朝早くからお子様の勉強をみたり、早くお子様を寝させて、夜は自分の時間を作って資格取得の勉強をしたり…という記事を読ませて頂き、努力家で尊敬に値する方だと、本当に感心した覚えがあり、とても印象深く、記憶に強く残っていました。
元夫が亡くなった…とのこと。 お子様のこともあり、告別式に参加されたのですね。 今は、様々な想いや感情が入り交じっていることと思います。
元夫の遺影は、笑顔だったのですね。 その笑顔は、婚姻期間中には、あゆかさんやあゆかさんのお子様方には向けられなかったものではありませんか?
人は、生まれたら、死に向かうことしかできません。 その間に、どう生きるかで、その人の人間性や価値観が決まります。
元夫が40台の若さで孤独な死を迎えたことに、あゆかさんには、一切の責任はありません。 それに、元夫は職場で倒れたとのこと。 独りではありません。
ストレスは、様々な疾患の原因になります。 けれど、元夫の今までの生活習慣が原因で、40台での死を迎えたのではありませんか?
心筋梗塞や脳梗塞などは、アルコール、喫煙、高カロリーや高脂肪、高血糖などの要因が重なりあって起こる場合が殆んどです。 元夫が健全な生活をしていれば、40台での死を迎えることはなかったかもしれません。
あゆかさんは恐怖心を抑えてまで、離婚した元夫の告別式に参列したのですから、それだけで充分です。
元夫側の親族や病院の医療関係者にどう思われようと、別にいいじゃありませんか。 その方々が、あゆかさんやお子様方のように被害に遭ったわけではないのです。 入退院を繰り返す元夫のお見舞いに行けるぐらいなら、離婚などしていないのではありませんか?
私は看護師ですので、病院で勤務中に、何人も看取らせて頂きました。 患者さんの中には、忘れられない方もおられます。 赤の他人でも、やはり悲しくて涙を流したこともあります。
様々な人間模様も垣間見ました。 お見舞いに家族親族、お孫さんまで大勢で来られていても、誰一人として、患者さんであるお祖父さんの心配をしたり、亡くなって悲しむ方がおられない…家族親族の目的は、そのお祖父さんの遺産だけ…そんな状況もありました。 一人の人間が死ぬという時に、淋しいものです。 けれど、そんな現実も多いのが事実です。
人の死は、それが身内や親しい友人、他人かに関わらず、大きなストレスになります。 それが、好意を抱き結婚し、子どももでき、一緒に生活を共にしたことがある人間の死に直面したのですから、あゆかさんの心が乱れてしまうのは、当たり前のことですよ。
むしろ、あゆかさんが普通の感情や思いやりのある方だからこそ、今、心が乱れたり、苦しくなったりしているのだと思います。
あゆかさんは、きちんとお子様も連れて、元夫の告別式に参列された。 それだけで、充分立派です。
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No.11911 Re:元夫が亡くなりました。 投稿者:堕天使 投稿日:2014年05月10日 (土) 02時22分 |
私は例え自分の身内であっても、「人としてダメだ」と思えば、生存すら認めない非情な所があるので、お門違いかも知れませんが…。 お別れをきちんとして来られたのですね。でしたら十分だと思います。まして元夫さんの死は恐らく自業自得でしょう。人は基本もろい生き物です。モラは更にもろい存在です。なぜなら己の挫折も過ちも認められないから。認められないという事は、自分を受け入れられていない…現実を本当には生きられないという事でしょうから。 入院中、お見舞いに行かなかった。行ける様な関係なら、離婚はしません。多分私も、元夫が死にかけても行かないと思います。もしかしたら葬式も、弔電出して終わりかも知れません。 いいんです、もう。もう終わったんです。これ以上、元夫絡みで悩まなくていいんです。苦しまなくていいんです。一度は愛した人だから、バッサリと切り払えないのは当たり前ですが(私が特殊なだけで)、ゆっくりと昇華させて下さいね。
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No.11922 レスありがとうございます。 投稿者:あゆか 投稿日:2014年05月11日 (日) 09時59分 |
じょううばさま、ぽかぽかさま、堕天使さま、 レスありがとうございます。 あたたかいお言葉、何度も読み返しました。
入院中顔を出さず、お葬式だけ参列したことについて罪悪感があり、今頃落ち込んだり混乱したりしている自分が 許せませんでしたが、「それでいいんです」「揺さぶられるのも仕方がないこと」という言葉に救われました。 人にOKと言ってもらえないと前に進めない自分は、主体性がなくて、全然進歩がないじゃないか、と 嫌になってくるのですが・・・ 少なくとも、子供が幼いため、遺産関係など私がさっぱりさせた状態で子供たちがこれからの人生を生きて いけることは良かったかもしれない、と思います。
GW中、あえて遠出して子供と一日中遊んだり、家の大掃除をして思い切り体を動かしたら、少し楽になってきました。 「人にはそれぞれ寿命があるから仕方ないよ。仕方のないことが、世の中にはあるんだよ。今ここにある 自分の人生をしっかり生きていこう。それだけでいい、それで大丈夫。」と、お葬式の後泣いている娘を 抱きしめて言ったことを思い出しました。 苦し紛れの言葉でしたが、今度は自分でその言葉をかみしめて、少しずつまた前を向いていけたらな、と思います。
ぽかぽかさま、以前の書き込みを覚えていてくださってありがとうございます。 尊敬する先輩の真似をして1年前くらいから朝型にシフトして勉強を続けています。最近ようやく再開できました。 (それで今日もこんな時間です) とにかくブランクは長くて少々のことでは埋めきれないですし、その間に新人は次々入ってきて下から 押し上げられる感じですが、今ようやく職場にも居場所(職責のある立場として)ができてきた気がするので、めげずに頑張ります。
久しぶりにお邪魔しましたが、皆さん本当に今を精一杯がんばっていらっしゃる・・・ 元気をたくさんいただきました。 本当にありがとうございます。 また、おじゃましますね。
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