No.11095 今までの思い、吐かせてください 投稿者:福笑い 投稿日:2013年12月12日 (木) 12時34分 [返信] |
はじめてパブに書き込みます。長いです。半分つぶやきの様ですが、わかって下さる方がいらっしゃれば・・・と思いまして。
15年目にしてようやくモラ夫から、3人の子供(小中学生)と共に脱出し、2カ月が経ちました。先月初めての調停を終え、予想通り、相手方はやり直したいの一点張りでした(無理だっつーの)。
第一子が生まれて子供に手が掛かるようになってから、モラが本性を現し始め、でも、子供たちの事は基本的に可愛がってくれ、育児にも協力してくれていたため、ズルズルと決断できずに来てしまいました。
8月末に決定的に夫婦の溝を深める暴言と共に無視が始まったため、今までの経緯をメモって9月上旬に女性相談援助センターに初めて相談、 「典型的なモラだし、子供には児相通報レベルの暴言、行動もしてるから、早めに離れよう」 と背中を押してもらいました。 もっと早く相談すればよかった、そう思った瞬間でした
センターに面談依頼の電話をかけるまで、3年迷いました。「もしかしたら私の気にし過ぎかも」って。 気にし過ぎじゃないことがはっきりわかり、「あなたは間違ってない。よく頑張ってここに来てくれたね。」って言ってもらえて救われました。
そこからは自分でも信じられないほどの行動力でアパート探しと契約、弁護士探し及び契約、引っ越し手配、職探し・・・と突き進んできました。 その間、転居の件で子供の中学校に話をしたら、教頭先生がすぐに下の子の小学校と警察と児相につないでくれて、引っ越し当日(モラが出社後)は警察も立ち会ってくれて・・・、本当に私はまわりの方々に支えられてる、しっかり子供と幸せにならなくちゃ、って思いました。
なのに!です。何故か、モラが優しくしてくれてた時のことばかりたくさん蘇ってきて泣けてくるんです…。 あんなにひどい事いっぱいされてたのに・・・、私って、バカなんじゃないか?って思うんです。 同じようなご経験のある方、いらっしゃるのでしょうか。
それと、子供たちは、モラ夫の足音におびえることもなく、のびのびできるようになってよかったのですが(寝っころがってテレビ見てると怒られる・・・今は転がり放題^^)、体を使って沢山遊んでくれるといういい面もあったので、私が父を奪っちゃったかな?という罪悪感も心の片隅にちょっとあります。
精神的に弱っちゃってるんでしょうかね…。
年が明けたら正社員での就職も決まったので、そろそろしっかりしなくっちゃ、と思ってもいます。 こんな私に元気が出るお言葉を頂戴できたらと思います。
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No.11096 福笑いさんへ DVの残酷さ=優しさの記憶 投稿者:バーバラ 投稿日:2013年12月12日 (木) 18時08分 |
福笑いさんへはじめましてバーバラです。
獅子奮迅の働きでお子さんたちとご自分をモラハラ野郎から救ったのですね。すばらしい!
この決断力と行動力がなく、何年も悶々と共存する方の多いなか、すばらしいですよ。
以下の書き込み
>なのに!です。何故か、モラが優しくしてくれて >た時のことばかりたくさん蘇ってきて泣けてくる >んです…。
>あんなにひどい事いっぱいされてたのに・・・、 >私って、バカなんじゃないか?って思うんです。 >同じようなご経験のある方、いらっしゃるのでしょうか。
被害者のほとんどが同じ経験をなさるのじゃないでしょうか。ちょっと前にNHKのドラマで 沢口靖子が主演でDV被害者を主人公にしたドラマがありました。フラッシュバックを起こすので、 ほとんど見ませんでしたが、見た回でものすごく共感したのは、沢口靖子の回想シーンでした。 すさまじい暴力シーンと、家族の幸せな場面が交互にでてくる。あれは経験者じゃないとわからない 本当に秀逸な場面でした。
私も別れた夫とは、学生時代の恋愛からはじまりました。同じサークルだったので、共通の友だち、 たくさんの楽しい思い出がたくさんあり、結婚してからもモラハラと気付くまえにも死にたいと思い詰めるほど苦しいときも最初の優しいときの記憶を 胸にだきしめて、「もっと私ががんばればいい」 と思っていました。
モラハラだとわかり、反旗を翻したときからの まるでオカルト映画のような恐ろしい事態があり、 私もまたたくさんの専門家の援助があって、実家に 逃げましたが、
殺されそうになる夢を見る翌日に、交際当初のやさしい彼や家族ですごした旅行の場面の夢を見るのです。本当にやりきれなかった。
弁護士には、「あなたもうちょっとで自殺するところだった」と言われ、精神科にも「本当に逃げられてよかった」と言われるほど悪質な相手だったのに、、、起きているときでも、あらゆるところに フラッシュバックのきっかけがあり、それは モラハラされた場面だけでなく、一見幸せだった 家族の場面が思い出されることがなによりつらかったです。
とくに、、、、私は娘との仲を引き裂かれて、 実家に戻っても、母はなにかと「あんたの家じゃない、ここは私の家、モンクがあるなら出て行け」 と言われたので、、、PTSDもあり、身体の痛みもあり、本当に死にたいと思う日が続きましたよ。
でも、生きていまがあります。仕事も順調。自尊心も取り戻してきました。友人たちとの交流もあり 娘はもう、成人したのだから、といまは一人を充実させるべく生き生きと生きています。
つらくなったら、、、 私は、DVのからくりを書いてある本 例えば、ジュディス・ハーマンの『心的外傷と回復』やランディ・バンクロフト『DV・虐待加害者の実体』という本をノートに筆写しました。
これは自分だけに起きることではない、と確認するために。
愛情が本物なら、あなたや子どもさんをそんな目にあわすことはないわけです。 そして、モラ夫は、弱くて人の気持ちのわからない自己愛的な人であるという残酷な事実をとことん 見つめる必要があると思います。
福笑いさんが自分の選択と行動とに自信をもって 立ち向かえることを切に願っています!
つらかったら、また書き込まれるといいですよ!
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No.11097 バーバラさんへ 投稿者:福笑い 投稿日:2013年12月12日 (木) 22時06分 |
早速のレス、ありがとうございます。 いつもこちらでのバーバラさんの書き込みを拝見しては、勝手に元気をもらっています。 この2カ月の私の行動を、すばらしいと言っていただけて、感激です。 人に褒められたなんて何年ぶりでしょうか…。
脱出前は、「子供のために私が我慢すれば・・・」と頑張ってましたが、頑張るところを間違えてましたよね。 援助センターの方から、「遅すぎることはないよ、今気づいて動き出せたんだから大丈夫」と言われ、ずいぶん救われました。
バーバラさんも、それはそれは壮絶な体験をされてこられて、今があるのですね。 「生きていまがある」のお言葉、しっかりと胸に刻み、これからの戦いを頑張っていきたいと思います。
そうなんです、嫌な思い出といい思い出が、交互に出てくるんです。 優しくしてくれた時の事ばかり・・・と書きましたが、確かに、辛かったことも挟まってます。 しかも、日常のあらゆる場面にそのきっかけとなるようなものが散らばっていて、苦しいです。
この体験は私だけではないと言うことがわかっただけでも、今、すごく救われた気分です。
教えていただいた本、探して読んでみますね。 またいろいろと、こちらで吐かせていただきたいと思います。
バーバラさん、寒さが厳しくなってきましたが、体調の方はいかがでしょうか。 くれぐれもご無理をなさらず、ご自愛くださいね。
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No.11098 福笑いさんへ 投稿者:マリコ 投稿日:2013年12月13日 (金) 12時49分 |
福笑いさん。はじめまして。日本フェミニストカウンセリング学会認定フェミニストカウウセラーのマリコと申します。
>15年目にしてようやくモラ夫から、3人の子供(小中学生)と共に脱出し、2カ月が経ちました。
ほんとうによく頑張りましたね。
>今までの経緯をメモって9月上旬に女性相談援助センターに初めて相談、背中を押してもらいました。 >3年迷いました。「もしかしたら私の気にし過ぎかも」って。
DV(モラルハラスメント=精神的暴力はDVの一形態)被害当事者の方は、みんな迷うんですよ。 福笑いさんが勇気を絞り、電話をかけたこと、ほんとうによかったです。 DV/モラハラから自分だけで脱出するのはとても困難なことです。 学校・自相・警察(言葉どうりに、なかなか脱出に立ち会ってはくれません。パトロールはしてくれますが)が協力してもらえたこと、幸運でした。
>自分でも信じられないほどの行動力でアパート探しと契約、弁護士探し及び契約、引っ越し手配、職探し・・・と突き進んできました。
素晴らしいです。チャンスの女神の前髪をちゃんと掴むことができたのは、福笑いさんの勇気と力です。 行動することで、問題は解決できていくのです。
>先月初めての調停を終え、予想通り、相手方はやり直したいの一点張りでした(無理だっつーの)。
脱出2か月、もう第1回目の調停を終わられたんですね。猛スピードでしたね。 そして、定石通りモラ夫の「謝罪とやり直したい」があったのですね。 これからモラ夫がないことや嘘や嫌がらせを言ってくるでしょうが、弁護士とよく話し合い、調停を進めてくださいね。
>なのに!です。何故か、モラが優しくしてくれてた時のことばかりたくさん蘇ってきて泣けてくるんです…。 あんなにひどい事いっぱいされてたのに・・・、私って、バカなんじゃないか?って思うんです。
福笑いさん。あなたはバカではありません。 脱出して、安全な場所にいると、思い出されてくるんですよ。夫との楽しかった過去が。 好きで結婚したのですから、嫌なことばかりということはないのです。 DV・モラハラがはじまるのは結婚と同時か、子供を出産を機にはじまることが多いのです。 「子どもより、俺さまを大事にしろ!」なんですよ。何もできない赤ちゃんと、一人前の大人の男と???訳が分からなかったでしょうが、『赤ちゃんに妻のおっぱいを盗られた』と思うモラ夫も多いのです。
福笑いさん。あなたは悪くありません。 子どもさんからお父さんを奪ったとは考えなくていいのですよ。 DV環境は虐待環境だと、児童虐待防止法にも明記されています。 福笑いさんは、3人の子どもさんたちを育児環境として劣悪なDV環境から救出できたのですよ。
>子供たちは、モラ夫の足音におびえることもなく、のびのびできるようになってよかった。
これが一番ですよ。子どもの心が悲しみと苦しみで覆われ、ビクビク人の顔色ばかり窺う、自尊心の低い子どもに育つ危険があったのですから。
>精神的に弱っちゃってるんでしょうかね…。
みんなが自信バリバリで一気にDVをサバイバルできるわけではありません。 弱気だったり、強気だったりしていいんですよ。 ご自分の信じる道を歩いているうちに、自信はついてきます。自信っていう言葉は自分を信じると書きますよね。
>年が明けたら正社員での就職も決まったので、そろそろしっかりしなくっちゃ、と思ってもいます。
よかったですね。おめでとうございます。 福笑いさん。ご自分とこどもさんたちの希望ある未来にきっと繋がることができますよ。応援してますね。
このホームページのトップに、私のホームページ「DV・モラルハラスメント相談【マリコのかけ込み部屋】~女性が一人前を生きるために~」とブログ【野の花日記】が紹介されてます。 クリックして、どうぞご参考にしてください。お役に立つと思います。 良かったら野の花日記の方へもお寄りください。
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No.11099 マリコさんへ 投稿者:福笑い 投稿日:2013年12月13日 (金) 22時41分 |
レスありがとうございます。 マリコさんのサイト、隅から隅まで拝見しております。それはもう、一つ一つ、「そうそう」などと一人で頷きながら。
マリコさんの温かいお言葉、今、泣きながら読んでいます。わかって下さる方が、ここにはたくさんいるんですね。
私はただ、幸せになりたかった。夫と同じ方向を向いて、歳を重ねたかった。 だけど奴は、ただ単に自分の言いなりになる奴隷(子供たちも)が欲しかっただけ。
人を見る目がなかったと、かなり落ち込みましたが、援助センターの方にも警察の方にも言われたのが、 「いやいや、最初は誰もわからないものだから。はっきり言って事故に遭ったようなものだから、自分を責めちゃいけないよ」 との言葉でした。
皆さん、かなりの確率で相談先での二次被害に遭われている中、私は本当にいい巡りあわせでここまで進めたのだな…と思います。
まだ自分に判断力と体力があるうちに動かなきゃ、これを逃したらもう出れないかも、と思い、この数か月、本当に必死でした。
もう一つ私を突き動かしたもの、それは長男の一言。 「お母さん、もういいよ。出て行こう。あんな親、いなくていい。」 でした。 この一言があったから、必死になれた、ともいえるかもしれません。 ちゃんとした子に育ってくれて、本当によかった。
第二、第三、第四のモラ夫を生み出さないためにも、これでよかったんだと、少しずつ思えてきました。
これからもいろいろ書き込ませていただくと思います。
ありがとうございました。
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No.11103 福笑いさんへ 投稿者:COCOA 投稿日:2013年12月16日 (月) 02時10分 |
福笑いさん、「脱出」お疲れ様でした。
ずっと一緒に歳を重ねていくと想い、信じて結婚をし、たくさんの思い出を作ってきたこと・・・ 苦しいことは、一緒に乗り越えて・・・と
今、考えれば、私たちは、かなりロマンチック派なのかなあと苦笑いしています。 周りの同僚や、友達は、どこかでシビアかなあ・・・ そして、自己主張がきちんとできるし、伝わる。
これが、難しかったと今さらながらに感じます。 ですから、いまだに自分の心を後回しにする癖が抜けなくて、職場で強い主張をする人には、立ち向かえない、反対意見は言えない、否定ができません。 今は、それで悩んでおります。
ただ、理解者は、いますので、温かい言葉や、励ましに救われています。 自分の住む世界が、広ければ、当たり前の話や、考え方ができるのだと感じています。
福笑いさんは、来年には、新しい場所への就職も決まり、お忙しくなることでしょうが、 別な場所があることも良いと思います。 忙しいけれど、家では、心が落ち着いていかれると思います。
> もう一つ私を突き動かしたもの、それは長男の一言。 > 「お母さん、もういいよ。出て行こう。あんな親、いなくていい。」 > でした。 > この一言があったから、必死になれた、ともいえるかもしれません。
・・・似ていますね(^^) 私も、私を動かしたのは次男の言葉でした。そして4人の子供たちの後押し、行動力でした。
最初は不安だらけでした。 生活、仕事、子育て・・教育費や子供への仕送り。 精神的に一番影響を受けていた不安定な長男の事・・・
しかし、こうして脱出から3年が過ぎ、時が経ってみると、少しずつ平和があることに安心するようになりました。 仕事がうまくいかないと両親のせいにして責任を丸投げにする思考しかできなかった長男も、自分で考えて、自分で行動し、自分で責任をとるように変わってきました。
あのまま元の家にいたら、彼の成長はなく、モラ夫そっくりなっていたでしょう。
> ちゃんとした子に育ってくれて、本当によかった。 > > 第二、第三、第四のモラ夫を生み出さないためにも、これでよかったんだと、少しずつ思えてきました。 ・・・・福笑いさん、本当にそう思いますよ。 身近なものがお手本ですものね。 一緒に頑張りましょうね。 自分らしく、楽しい人生を・・・*
ちなみに、私はお金がないので、退職後は、元気でいてくれるはずの母と田舎でのスローライフ計画中です。
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No.11105 COCOAさんへ 投稿者:福笑い 投稿日:2013年12月16日 (月) 16時50分 |
COCOAさん、はじめまして。 レス、ありがとうございます。
> 周りの同僚や、友達は、どこかでシビアかなあ・・・ > そして、自己主張がきちんとできるし、伝わる。 > これが、難しかったと今さらながらに感じます。 > ですから、いまだに自分の心を後回しにする癖が抜けなくて、職場で強い主張をする人には、立ち向かえない、反対意見は言えない、否定ができません。
これ、私も同感です。
> 新しい場所への就職も決まり、お忙しくなることでしょうが、 別な場所があることも良いと思います。 > 忙しいけれど、家では、心が落ち着いていかれると思います。
そうですね、仕事してる方がきっと、モラの事も考えずに済むかも・・・と 思います。
> 私も、私を動かしたのは次男の言葉でした。そして4人の子供たちの後押し、行動力でした。
そうだったんですね。 子供の存在は、私にとってはすごい力になりました。 うちの場合、脱出直前は私の方がモラをまともに相手にしなくなったので、ターゲットが次男になってきたこともあり、とにかく早期に脱出をと、必死に頑張りました。 子供のためなら不思議と大変さは感じませんでした…でも、振り返るとずいぶんと短時間でいろいろやってましたね^^
> しかし、こうして脱出から3年が過ぎ、時が経ってみると、少しずつ平和があることに安心するようになりました。
そうですね。私はまだ脱出2か月ですが、家で好きなテレビを見てダラダラできる子供たちを見てると、平和ってこういうことだよな~って思います。 脱出前は、モラが決めた面白くな~い番組しか見せてもらえなかったから…。
> 一緒に頑張りましょうね。 > 自分らしく、楽しい人生を・・・* はい^^、ありがとうございます。一緒に・・・、いい言葉ですね。 やっと自分らしく楽しい人生を送るためのスタートラインに立てました。 まだまだ最終目標の「離婚」までは、険しい道だと思いますが、こちらに来られる皆様にも力をいただきながら、進みたいです。
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