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「モラル・ハラスメントのすべて」~夫の支配から逃れるための実践ガイド~
<管理人のモラハラ離婚体験記>
家庭モラル・ハラスメント
<母から愛されなかった娘の話>「母を棄ててもいいですか?支配する母親、縛られる娘」


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No.9444 「距離を置く」ということ 投稿者:まちゆき   投稿日:2013年03月04日 (月) 16時06分 [返信]


先日、心療内科の受診日でした。

ここ1カ月ちかく、「無気力感」「不安定感」などひさびさにバランスを崩してることを伝えました。

日々の仕事の状況、モラ夫との会話・距離などを話しているなかで、このサイトの話になりました。

ひとつの主治医からの提案として

★モラルハラスメントを頭からはずして、距離を置いてみてはいかがですか

たしかに、なにか楽しいことや目標をもって、笑顔で生きること。
一度しかない人生を過ごすことは大切だとおもいます。

でも・・・

それって、無事に離婚や脱出できた方々なら、苦しい過去を乗り越えるために必要なこと。

まだ、共存してるわたしが、頭から離れて、いまのままの現状で、なにか楽しいことをみつけて笑っていられるのかな


そんなのんきなこと。


そんな悠長なこと。

許されるのでしょうか


No.9451 まちゆきさんへ 投稿者:SAT   投稿日:2013年03月05日 (火) 20時59分

心療内科に行くことができたのですね。
気になっていました。

『許されるのでしょうか』
ということなら、間違いなく『許されます』!

ただ、共存状態では心の底から笑ったり、リラックスしたりは難しいかもしれません。

それでも、ちょっとだけでも自分の時間を作ることは、
今のまちゆきさんには必要なことのように思えます。

少し時間を作って、マッサージに行ってみるとか、
(私はモラ夫がモラモラ言いそうな外出は
「歯医者」か「児童センター」に行くと言ってました。)
図書館に行ってみるとかです。

始めは私は嘘をついてまで、
ママ友とのランチやスポーツに行くことに、
後ろめたさがありました。
ばれたらどうしよう…と。

でも、回数を重ねるうちに
「何を怖がっているんだろう」
と思えるようになりました。
当時は専業主婦だったので、子どもは小さいながら、
時間的には余裕があったのが幸いでした。

まちゆきさんには、一瞬でいいからモラ夫のことを忘れる時間が必要なのだと思います。
それは主治医の先生が言われていた通りなのかな、と思います。

ただ、そんな気にならないという気持ちもよく分かります。
何をしていても夫の機嫌が気になる、夫に何を言われるのか気になる、
嘘つきとののしられる(私の場合ですが)、
何をしても心の底から楽しめない…不安。

「モラルハラスメント」を頭から外すために、
距離を置くのも良いのかもしれません。
ただ、距離を置いて、頭から離れるのなら…。

なんの解決にもならないレスで申し訳ありません。
でも、まちゆきさんには「のんきにすごす」権利も
「笑顔で生きる」権利も「笑う」権利もあります!

今すぐ笑えないかもしれない、
けれど何か何も考えなくてよいこと(集中できることなど)を見つけられたら…
と心から祈っています。

No.9454 SATさま 投稿者:まちゆき   投稿日:2013年03月06日 (水) 10時23分


レス、ありがとうございます。

今の心境は、このサイトに自身の気持ちを書くことさえもためらっています。
「夫婦・カップル版」よりは、「パブ」のほうがつぶやけるかな・・・って深く考えなくてもいいこと、ちょっとは気を抜いて考えなければいけないこと、そういうことができなくなっている自分がいます。

「距離をおくこと」の1番の恐怖は

★距離を置いて、共存する時間が長くなれば、いまのままでもいいという気持ちが強くなってしまうかもしれない。

というところです。

いまでもギリギリのところで、別居もしくは離婚、それとも共存、葛藤のなか生きているだけで疲弊しています。

いまでも、モラ夫には嘘をついて、高校の同級生とご飯を食べに行ったりしてはいます
(短大はほぼ女子しかいないのですが、高校は男女共学だったことが気に入らないらしく、結婚当初から同窓会や食事会などのつきあいを制限されていました)

嘘までついて友達に逢う

罪悪感を感じながら生活をする

ひとりの人間として、どうして普通に生きていけないのか。

いや・・・

生きていけない環境を作り出してるのは、わたし自身ではないかとさえ感じる今日この頃です。



No.9459 まちゆきさんへ 投稿者:バーバラ   投稿日:2013年03月06日 (水) 22時13分

>そんな悠長なこと。

>許されるのでしょうか

私は、こんなふうに、悩むことができる
苦しむことができる、まちゆきさんに
とても好感を持ちます。

信田さよ子さんの『家庭収容所 愛がなくても
妻を続けるために』が河出文庫に再録されました。

ぜひ、これをお読みになったうえで、共存してください。

ベテラン&辣腕カウンセラーの信田さんの
ことばは、こんな感じです。

255p「知」が無ければ操り人形になる

ちょっと難しい言い方になるが、
「自覚された生存戦略は肯定されなければならない」と思う。

重要なのは自覚があるかどうかだ。ここまで私がさんざん書いてきたように、自分の傷つきを子どもや夫を支配することによって忘れようとしたり、それ以前の問題として、自分がこれまで信じてきた「ロマンチックラブ」はイデオロギーに
すぎないのだと気づかないとすれば、問題である。支配の連鎖を海、無意識のうちに加害者となる危険性をはらんでいるからだ。

愛がなくても結婚は続行できる。なぜなら、それは制度であるからだ、嫌悪間gああっても、いきるためにはしかたがないからそこに残り続ける。そして、そのことは「実に正しい選択だ」と胸を
張って生きることだ。

しかし、多くの女性が夫や親、あるいは子どもに寄りかかって生きているこの社会で、一人で生きるというマイノリティーの道をあえて選び、結婚という制度から飛び出すエネルギーは波亭々のものではない。間違いなく、尊敬に値する勇気だ。
それを「あの人は、強い」ということばでを
口にしてほしくない。

=-=====================
ざっとこんな感じです。信田節 炸裂です!

愛のない結婚とモラハラは別、ちょっと違うけれど、当座の戦略としての共存はいいと思いますよ。

私は、元の義理の母をとてもおぞましく感じていたので、自分の体を根っこからもぐように
脱出して別れましたけれど、正直、信田さんの
ところでこういうずるさを学んでから自分のいいコンディションのときに別れたら、こんなダメージを受けなかったとも思います。

愛のある結婚のほうが少ないのでしょうけれどね。



No.9463 「家庭収容所」無心で読んでいます 投稿者:まちゆき   投稿日:2013年03月08日 (金) 10時16分


バーバラさん、いい本との出逢いをご紹介いただきありがとうございました。

結婚してからのこの20年、結婚が当然で、子どもがいるのも当然という「無意識な無知」

そして「不幸同盟」という他者を区別化してしまう違和感

とても共感できました。

モラ夫は長男で、私が長男を出産したときに、病院に入院中、舅から現金1万円を渡されたことを思い出しました。

なんとなく感じていた「違和感」
その後に続く数々の出来事

やっといま、こんなんでいいのかと自分に問いかけることができるとこまで回復してきた心

まだまだ途中ではありますが

何回も何回も読んで、もっと、自分とはなにかを意識し、ときには、ちゃらちゃら生きる

そういう時間を送ることができたらいいな~と考えています。





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