No.8508 「母を棄ててもいいですか?」を読んで 投稿者:ガーネット 投稿日:2012年09月13日 (木) 21時54分 [返信] |
「夫婦・カップル板」でお世話になっている脱出準備中の者です。 「母を棄ててもいいですか?」を読みました。
夫は「ありありとモラ」ですが、 私はACではなく、母もモラではないです。ちなみに父も違います。
なのですが・・ 私が母に1度もされたことのないような暴言や態度を、 なぜ子どもにしてしまうのか、2年ほど悩んでいます。 妊娠中や新生児の頃から子どもはずっと可愛く スキンシップをすることも親子で大好きだと思います。
自分のしていることが、モラ母と同じだと思うと恐ろしいです。 夫のモラは、生まれる前から「子育てへの特殊な信念の押し付け」があり 私への暴言、子どもの年齢を無視した無理な要求、突然子どもに対して怒鳴る。 私といるときは穏やかに過ごさせてあげたいといつも思っていたのに、 どうして私まで子どもにきつく当たってしまうのか・・。
子どものそのままを愛してあげられない夫とは一緒に暮らせません。 でもこのままの私だったら母子2人になっても幸せになれないという思い。
ここで夫と手を切れなかったら夫と共犯。共依存になってしまう。 子どもを守る、母のような優しいお母さんになる、とここに 誓わせてください。
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No.8562 ガーネットさんへ 投稿者:くれぺりん 投稿日:2012年09月17日 (月) 22時45分 |
ガーネットさん、はじめまして。両親がモラのくれぺりんです。
まず、ガーネットさんの投稿の文章すべてが「ガーネットさんがモラ母ではない」事を 物語っていると、私は思います。 真のモラ母には、このような言葉を紡ぐ「心」がありません。 モラ母は、脱出準備をせず、自分を省みる事など無く、子供が犠牲になって当然と考えます。
>夫のモラは、生まれる前から「子育てへの特殊な信念の押し付け」があり >私への暴言、子どもの年齢を無視した無理な要求、突然子どもに対して怒鳴る。 この環境は、普通の人には、到底、耐え難いものなのではないでしょうか? 私は子供だったから、逃げられなかったけど、ガーネットさんは大人ですから、 子供が生まれたのに大人にならず「父親」の仕事ができない、我儘な男は、棄てていい。 これだけ、不当にストレスを受けていたら「誰でも」子どもに当たったり、わめいたりします。 ガーネットさんだけでなく、みんな苦しんでいます。「私は母親失格だ」と言って。
考えてもみてください。ガーネットさんのお母様は「モラ夫の苦労」をしていないんですよ。 そりゃあ、誰でも「慈母」になれますよ。 裏を返せば、子育てにおいて、父親が「普通の人」である事は、それだけ重要だという事です。
ガーネットさんは、優しい方です。Facebookに報告する「英文」を投稿して下さったじゃない ですか。「子どもが何より大切、守らねば」と考えてらっしゃるからですよね?
>でもこのままの私だったら母子2人になっても幸せになれないという思い。 「子どものそのままを愛してあげたい」という価値観をお持ちのガーネットさんなら、大丈夫。 そのままで、とっても幸せな母子になれますよ。 モラ夫と別れても、いろいろ大変で、子どもと揉め事はあるでしょう。でも、後で自分が悪いと 思ったら「こういう理由で、イライラしてて、あなたに当たっちゃった。ごめんね」と抱きしめて あげればいいんです。お子さんが、いくつになっても。 失敗をフォローする親の姿勢を、子どもはじっと見て、自分の方を向いてくれてるとわかれば、 親には優しいので、かなりの事でも、水に流してくれます。ありがたいことです。
ちなみに、ACでありながら、母になってしまった人の育児日記をのぞいてみましょう。
•うまくしつけられなくて、こっちがしんどい思いをする。 •もう我慢できない。こんなんじゃだめだ。 •子供がかわいそう。なんでこんなにいじめてしまうのか?自分は悪い親だ。 •自分の育児は失敗だった。 •何でこれくらいの事、私は我慢できないのか? •子供がしらーっとしているので憎らしくなる。 •そういう所が自分と似ていて将来同じように苦労するんじゃないかと不安になる。 •なんで自分だけがこんなめちゃくちゃな人生を歩まなければならないのか?
この子どもは、20年後、無事に育っております。私の娘です。
昔、できたばかりの「虐待110番」に電話しました。 「子どもが可愛いと思えない。当たってしまう。子どもが不幸になってしまう~」と泣いて訴える 私に、相談員が「子どもが不幸になってしまう、と苦しんでいるあなたは、お子さんの事をとても 考えているお母さん、ということですよ。虐待ではないんですよ」と言いました。 言われてみれば、考えてる。いや「良いお母さんにならねばならない」と考えすぎてました。
母が子の為に出来る最高のことは「生きて」そばにいること。日々、これを重ねていきます。
日本で最初にACを提唱した精神科医の斉藤学がここ20年、ずっと言い続けてることがあります。 「グッド・イナフ・マザー(ほどよい母)」であることが子どもには、一番いい。 時々は良き母で、時々は自分の都合で怒ったり、役目をさぼったり、自分の現実に見合った程度に 「いいかげん」にやっていればいい。それで十分「良い母」。子どもに、たいしていい事もして やれない代わりに、悪いこともしない。子どもの人生に、ものすごい影響力をおよぼそうとしな ければ、子どもは子どもで自分の人生が送れる。「悪い母」をやってしまっても、そう自分を責め る必要はない。みんなそんなもの。自分の中に「良い母」も「バッド・マザー」もいることを、 まずは、あなた自身がわかってあげることが大切なのだ」
>子どもを守る、母のような優しいお母さんになる、とここに、誓わせてください。 肩の力を抜きましょうよ。 ガーネットさんはお母様とは、違う人間なんだし、お子さんにとって、 どんなガーネットさんでも「ガーネットさんだけ」がお母さん。 お母様のようでなくていい、ありのままのガーネットさんが、いいんですよ。
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No.8598 くれぺりんさんへ 投稿者:ガーネット 投稿日:2012年09月20日 (木) 17時47分 |
くれぺりんさん、 投稿から少し時間が経っていましたが、レスを頂けて嬉しいです。
>まず、ガーネットさんの投稿の文章すべてが「ガーネットさんがモラ母ではない」事を >物語っていると、私は思います。 >真のモラ母には、このような言葉を紡ぐ「心」がありません。
そういう発想は全くありませんでした。涙が出ました。 くれぺりんさんの投稿を拝見して、いつも元気をもらっています。
>モラ母は、脱出準備をせず、自分を省みる事など無く、子供が犠牲になって当然と考えます。
そう言われると、自分とは違います。 でもモラにひどく打ちのめされたり、ウツになったら思考が止まってしまいそうで怖いです。
自治体の子育て相談に行ってきました。 心理療法士さんとは時間が合わず、1週間待つと言ったのですが まずは保健師さんとお話しませんか、ということに。
自分が浸かっていた水が、いつのまにか熱湯になっていた!と改めて気づきました。 私の心身の不調や子どもの行動、それとモラを結び付けられなかったのですが 「(モラに)苦しみ、受け入れがたい気持ちが体に出るんです」と言われました。 モラがエスカレートする中、その状態が普通になっていて、思考も停止ぎみ・・。
子どもは私の見ていないところで鉛筆を噛んでボロボロに、寝ている間に歯ぎしり。 モラ夫のようにドスドス歩き、ドアを乱暴に閉める。ため息、無視。 「それは子どもからのサインです。溜め込む子もいるが出せているようでよかった。」 とのこと。
そんな娘に、夫とダブルで小言(鉛筆噛んじゃダメ!etc..)を言う。 「そんなことをしちゃうほど辛かったんだね」と言ってあげてと言われました。 法律、不動産、母子福祉、女性相談、就労問題、教育相談など区や都の相談窓口を まとめたプリントを頂きました。
子どもが1人で寝付けなくなったり、夜中に何度も起きてくるなど、 明らかにおかしかったことに今更ですが気づきました。 夫と一緒になって私を無視するようなこともします。 夫がいる時といない時で、かなり違います。
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No.8609 ガーネットさんへ 投稿者:くれぺりん 投稿日:2012年09月21日 (金) 14時07分 |
ガーネットさん、こんにちは。私のレス、発見して下さってありがとうございます(笑)
キーボード操作も作文も苦手で、「アッ」と思っても、即座に返信できないんです。 スレが、あれよあれよと、下の方に行って、見つけにくいかなと思っていたので、良かったです。
>でもモラにひどく打ちのめされたり、ウツになったら思考が止まってしまいそうで怖いです。 人間、あまりに追い詰められると、どこかにはけ口を求めなければ、潰れてしまいます。 誰でも、身近な(自分のことを愛していると思われる)相手にぶつけてしまう事はよくある。 娘さんと揉め事になった時は、一旦娘さんから離れて、頭を冷やした後、 「ちゃんと理由を話して、心から謝罪」することを繰り返していけば、心は通じます。
子どもって、かなりの事をわかっています。夫婦喧嘩にしても「犬も食わない種類のものか」 「すごく辛い、人間としておかしい喧嘩」なのか、随分、小さくても見分けています。 娘さんは「何か、変化が起き始めている」とうすうす感じていて不安なのだと思います。 娘さんの方にも、教育相談など、思いを吐き出せる機会があるといいかもしれませんね。
両親の下に子どもがいる、という考え方ではなくて「家族の対等な構成員」として娘さんと コミュニケーションをとるといいんじゃないでしょうか。巻き込んでるんじゃないか、という考え 方もありますが「産んだ時点」でガチで巻き込んでいるわけで、今更、蚊帳の外はないです。
「父が『モラ』という心の病気になってしまった。子どもが全然、悪い子でないのに、そうなって しまう病気が、悲しいけど世の中にはあるのだ」 お子さんとの間に、そういう共通認識があると、お子さんは「これはパパとママの問題なんだ。 私のせいじゃないんだ」と肩の荷を半分は下ろせると思います。
>自分が浸かっていた水が、いつのまにか熱湯になっていた!と改めて気づきました。 これはうまい表現ですね~。まさに「いじめられてる状態が普通になる」んですよね。怖いです。
以前のレスで気になったのは「モラ夫が保険証を渡してくれない」という点。 前にも、子供の命に関わる病気でも渡そうとしないモラ夫がいました。 保険証を渡さないのは「人として生きる権利を奪う人権侵害」です。録音できればいい証拠です。 人として生きる為に、水面下で、静かに準備を進めていって下さい。
ありとあらゆる所に相談を求めて下さいね。私も苦しい時は、たくさんの名も知らぬ方々に、 助けていただきました。
調停中のモラ夫の言動の異常さに、思考停止してしまうかもしれませんから、過去ログから、 他の方の調停や裁判でモラ夫が「どんなトンデモナイ事を言い出すか」を、メモっておかれると いいかもしれません。想像を超えた自己弁護をする種族ですから。
>それは子どもからのサインです。溜め込む子もいるが出せているようでよかった。 これが、ガーネットさんが「モラ母」ではない「証拠」です。 ガーネットさんが信用がおけるから、サインが出せるんです。 私は溜め込みました。というか頭の中が破綻しているのに、それを隠す行動をとっていました。 親もうすうす気づきながら、見ないフリをしていました。
>そんな娘に、夫とダブルで小言(鉛筆噛んじゃダメ!etc..)を言う。 私は、母に締め付けられていた姉から、よく小姑みたいにいじめられてました。父→母→姉→私 という「無理な要求の流れ」があります。人間関係は、どこでもこんな感じありますよね。 子供は、そのことを良くわかって、我慢しています。 だから「最終処分場になって頑張っている」ことに共感して、労ってあげて下さい。
ガーネットさんの娘さんなら、もう人として基本的なことは身に付いていると思います。 後は「可愛い、可愛い」とバカの一つ覚えみたいに言っていれば、順調に育ちます。 ガーネットさんは本心から「可愛い」と言えるから、羨ましい。私のは嘘だけど、それでもOK。 夫の「特殊な信念」は、夫の育ち自体に問題があり、優しいガーネットさんに育てられる 「娘さんに嫉妬」して無理な要求をしているのではないでしょうか。生まれる前から。
今、仕事もあり、お子さんの様子が心配なうえ、脱出の準備と、大きな負担があるんですね。 この内、お子さんの事は、ガーネットさんが「気がついて」悩んでいらっしゃるから大丈夫だと 思います。夫の居ない所で、可愛がったり「パパと一緒に怒ってごめんなさい」と腹を割って 話し合ってみて下さい。脱出の際の「同志」なのですから。
応援しています。
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