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No.6423 信田さよ子さんのつぶやき 投稿者:バーバラ   投稿日:2011年11月19日 (土) 00時21分 [返信]

ここのところ、信田さんのつぶやきは、
カウンセリングの現場の臨場感が
あふれています。信田さんは、モラルハラスメント
という言葉を嫌いますが、そのからくりに
関しては、熟知していると思います。
『DVと虐待』も名著です。


以下ツイッター転載。


11月16日
> DV被害者支援とは何をすべきなのか。あまりにも
>現行DV防止法が被害者(特に精神的DVの)にとっ
>て過酷過ぎるのだ。殴られたことのないDV被害者
>は今のところ防止法の恩恵にあずかることは極め
>て少ない。私の実施しているDV被害者グループの
>参加者のほとんどが身体的DVはゼロだ。

11月18日
> 精神的DVは意を尽くして説明されなければならな
>い。「言葉の暴力」では表現できない複雑で錯綜
>した意図・目的と手段の関連性がある。私の知る
>限り精神的DVを全面に出した裁判のほとんどが敗
>訴だ。裁判所は既成の言語の権威を最大限順守す
>る所。常識をどのように盾にとるかが分岐点。難
>易度高し。

11月18日

>しつこいほど繰り返す。虐待は母から子への問題
>=俗流世代間連鎖より、DV目撃の息子がそのこと
>を否認し結果的にはDVや虐待を行使するようにな
>るほうが深刻だということ。俗流世代間連鎖説は
>わかりやすく、かつ問題を女性というジェンダー
>に閉じ込めるので男は安全地帯にいられる。だか
>ら支持される



No.6426 バーバラさんへ 投稿者:COCOA   投稿日:2011年11月19日 (土) 13時14分

こんにちわ。
今、心療内科の順番待ちです。
久しぶりに先生とお話が出来ます。
いつもですが、今日も、最後です。

信田さよこさんのお話を伝えて下さりありがとうございました。
改めて、感じたことは、防げなかったDVの連鎖を思っていました。しかし、それについて
信田さんが、
『しつこいほど繰り返す。虐待は母から子への問題
>=俗流世代間連鎖より、DV目撃の息子がそのこと
>を否認し結果的にはDVや虐待を行使するようにな
>るほうが深刻だということ。』
と言っていらっしゃる事を、更に痛烈に感じます。

我が家に怒っているここ数年の出来事はまさにこれですね。
優しかったはずの長男が、今は、DVと虐待の加害者になっているのです。
苦しいけれど、受け入れなければ、前に歩けません。

そして離れなければ、生きていけないのです。

私は色々な言葉に救われたり、傷ついたり・・・しかし、表現することで、新しい力を貰っているように思います。

これからも、ここで、成長させてください。




No.6428 バーバラさん、COCOAさんへ 投稿者:じゃすみん   投稿日:2011年11月19日 (土) 15時01分

バーバラさん、COCOAさん、こんにちは

COCOAさん、心療内科へいらしているのですね。良かった。
私もバーバラさんの知識と聡明さにいつも助けられています。
信田さよ子さんの著作も、今あさるように読んでいます。

自分で考えても身近な人に相談しても答えが見つからず、頭がぐちゃぐちゃになった時に、
絡まった糸を解くように真実を示してくれるのは、精神科医やカウンセラーなど
本当にプロと呼べる人たちの言葉ですね。
私は昨日(被害者になりかねない)長女のことを主治医に相談し、とても楽になりました。

COCOAさんへ、
今読んでいる信田さんの「子どもの生きづらさと親子関係」から、
親に対する暴力への態度が書かれています。以下は、その抜粋です。

>「親に対する暴力について、本人の暴力をやめさせようとすることは意味がない。」
「暴力をふるう子どもたちの言葉に、親が答えるべきことは……『わからない。これ以上のことはできない』と、
親の限界を見せること」

>「そして一番いい方法が『暴力から逃げること』なのです」
「その場をとにかく鎮めよう」という対応が暴力を習慣化させる悪循環を生じさせる。
逃げることが必要なのは、この悪循環を断つためです。本人が自ら悪循環を断つことが望めないなら、
親のほうからすすんで『逃げる』ことです。なぜなら暴力から逃げることは正しいことなのです。」

>「逃げることが正しい理由はもう一つあります。それは子どもに親を殴らせてはいけないということです。」
「子どもは親を殴ったあと必ず強烈な自己嫌悪に陥ってしまうのです。その自己嫌悪が余りにつらいがために、
親を殴った自罰的感情がぐるっと一回転して、そのような苦痛を与えた親に対する怒りがつのってくるのです。
そして、再び親への暴力の原動力になるということがしばしば起こります。」

COCOAさんのご長男の場合は、親への直接的な身体的暴力はなくても、
信田さんのおっしゃっていることが当てはまるのではないかと思いました。
別居し、鍵は渡さない、電話では話さない、FAXのやり取りだけにする…ということで
どちらも傷つくことなく今に至っている実例も載っています。


私は、自他の感情を理屈で理解しないと腑に落ちないので、
バーバラさんが紹介してくださる言葉や、書物が、とても救いになります。
前回の中島さんのインタビュー記事も、忘れてしまった自分を呼び起こすのに
ためになりました。ありがとうございます。
バーバラさん、またいろいろ教えて下さいね。よろしくお願いします。

No.6432 じゃすみんさん、バーバラさんへ 投稿者:COCOA   投稿日:2011年11月19日 (土) 22時13分

こんばんわ。
お二人が、紹介して下さった信田さよこさんの本「子供の生きづらさと親子関係」ですね。
今の状況下の私に、まさに必要な本だと感じました。

> 『暴力から逃げること』

今日も、心療内科の先生とお話をして、その事を確認してきました。

本の紹介をありがとうございます。
さっそく取り寄せます。

No.6433 COCOAさんへ 投稿者:じゃすみん   投稿日:2011年11月19日 (土) 22時57分

横レスですが、COCOAさんへ。

私が読んでいるのは、大月書店 子育てと健康15シリーズ
「子どもの生きづらさと親子関係 アダルトチルドレンの視点から」です。
ACの子どもの立場から書かれているので、COCOAさんにどんぴしゃ!かどうか
自信がないのですが。1300円とお高いので、私は中古本で買いました。

バーバラさんがお薦めの「DVと虐待」も、是非買って読んでみたいと思っています。




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