モラから「出て行け」と何度も脅されて実家に 戻り、四度目の夏の終わり、迷いに迷って自室に テレビを買いました。
この掲示板で、テレビの買い方をせきさんに アドバイスいただいたこともありましたが、 ようやく量販店で安いものを買い、なんとか 自分でセッティングもしました。
もどってしばらくは、うつ状態がひどく、音や 光の刺激がだめで、テレビは見ることができませ でした。家族や恋人どうしの画面、女の子の映像を みるだけで涙がとまらなかったこともあり、 また、震災の映像は、階下のテレビでみただけで フラッシュバックを引き起こし寝込んだり していましたので、 テレビはいらない、と思っていました。
裁判がおわり半年以上たち、自分にあたらしい 楽しみがあってもいいかな、と思い立ちました。
といっても、一日、1時間もつけないのですが。 まだ、DVDは見られないし、録画もできません。
さて、さきほど、NHKの番組で墓の特集をやっていました。
心底、離婚してよかった~と思ったのは、 元夫の○○家の墓にはいらなくてよかったこと。
2007年の秋、私はヘタをすれば、重症の喘息で死んで いました。いや、その前にがんで死んでいました。
あのまま死んでいたら、あんな人間のくずみたいな 人たちと同じお墓だったんです!
元夫のモラぶりもすごかったですが、その父親の それはそれはひどい暴力と暴言を知っていますから、 離婚してそういう人たちと縁が切れたこと、それは 本当によかった~、と思うことです。
ふと、最近は自分の好きな文字を彫り、個人の墓の ようにする人が多い、とあり、
私なら、なんて文字かな?なんて考えていました。
”尊厳”とか”誇”という文字にするかなぁ。と
思ってしまいました。裁判で書面のいやがらせが 続いたとき、私は、 「これ以上、私の尊厳を、誇りを差し出さないぞ」と 思っていましたので。
たとえ、生活保護を受けても、離婚してすぐに死んでも奴隷のまま、死んでたまるか、と思いました。
でも、墓石じゃなくて、女縁で集ったひとたちが 桜の木のねもとに埋葬される、ってあったのです。
私はそれがいいなぁ。
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