No.5204 女性へのあらゆる暴力をなくすために。バーバラさんへ 投稿者:マリコ 投稿日:2011年04月22日 (金) 12時30分 [返信] |
バーバラさん。お返事ありがとうございます。 バーバラさんのお返事を読んで、心が温まるのを覚えました。
>日本の憲法もDV防止法もおっしゃるとおりに男女同権を明記し、女性への暴力を違法だとしていますが、そんなのは、ウソだ!という現実を私は味わってきました。
国歌に裏切られたのですから、どんなに口惜しく、悲しかったことでしょうか。
私も、1975年頃の労働運動の中で、「スト権スト」を闘ったとき、仲間が過酷な処分を受け、体中が怒りで震え、泣きました。口惜しくて、口惜しくて(T_T)。
バーバラさんと同じにはなれないけど、そのときの悲しみが分かる気がします。 増して、お嬢さんとの交流が建たれ、断腸の思いと苦しみだと思います。
バーバラさんの投稿でどんなに多くの女性が、励まされることでしょう。 DV被害当事者にとって、行く道はバラ色一色ではないけれど、自分自身の意志で繋がれた奴隷の鎖を解き放ち、夫の拘束から自由になれたとき、吸う空気も見る景色も、きっと違うでしょう。
昔、昔の映画で、ダニー・ケイ主演の『幸福を売る男』という映画がありました。
バーバラさん。フェミニズムは女性差別を無くし、女性が一人の人間として尊重され、社会参加ができることを応援してるのですよね。
私たちも、女性解放の思想をバックに、3人に1人が暴力の経験をしている(内閣府調査)という現実を変えるために力を尽くしたいですね。 『幸福の種を撒く女』『自由な風を吹かせる女』になりたいですね。
法律はいまだに、明治時代の法律が生きていて、「前例のないことはしない」という超保守の裁判官に牛耳られています。
女性へは『堕胎罪』が適用され、女性の生むことは常に国家にコントロールされてます。今の社会も婚活に多額の税金を注ぎ込み、「子供を生めよ増やせよ」の世界になってます。
女性だけが妊娠し、そのことで退職を余儀なくされ(三歳児神話)、アンぺードワークに陥れられ、経済的に自立ができなくなくなり、夫に依存せざるを得なくなる。
公的な場及び私的な場(家庭)において、経済的に優位な者が権力を握ります。
夫や恋人からのDVの根っこに、「俺が喰わせてやってるんだから、女や子どもは俺の言うこと聞いて当たりまえ」「金を払ってるからセックスは俺のしたいとき応じろ!」DV男たちには買春と同じ「何をしても俺の勝手」という性幻想があるのですね。
権力者は自分より勝れた才能のある人間に嫉妬します。俺さまが一番偉いんだ、俺に従わない奴は痛めつけてやる。(歴史は嫉妬による残酷な物語で溢れています。) DV男たちは妻の才能に嫉妬してるから、妻の才能を骨抜きにするため否定し、無視し、貶め、暴力を振るうのです。
私が出会う女性たちは、みんなみんな素晴らしく、その命の輝きが眩しすぎることがあります。
私も、COCOAさんのお母さまのように、100歳まで生きるとして、残る4半世紀を私のミッションとして、「女性へのあらゆる暴力を無くすために」捧げたいと思っています。
バーバラさん。私もバーバラさんにお会いできたらハグさせてください。 いつか、みなさんに本当にお会いしたいです。
|
No.5205 管理人さ~ん。ごめんなさい(^_^;) 投稿者:マリコ 投稿日:2011年04月22日 (金) 12時42分 |
謝って、スレを立ててしまいました。 工事ををお願いします。お手数をお掛けし、申し訳ありません。
変換を誤り、国家が国歌になってます。粗忽者ですね~(^_^;)。ごめんなさい。
|
|
No.5215 マリコさんへ 投稿者:バーバラ 投稿日:2011年04月24日 (日) 19時18分 |
マリコさんは、ずっと活動を続けてこられたのですね。
お仲間がいらして、生きがいになるような活動の居場所があって、すばらしいです。私も居場所がほしいです。
私、地裁と高裁の判決が出たときのショックが トラウマになっています。
娘の陳述書が出たときもそうでしたが、、、
私は、2007年の秋に、モラハラだと気づいたときに、相手に「あなたはおかしい、あなたのやっていることはDVだ、」とつきつけてしまいました。
これで相手は逆上したわけです。身体的暴力を つかわない元夫は、娘と親族をつかい、私の友人たちを丸め込み、私を孤立させ、地域社会から抹殺しようとしました。
加害者に「あなたのやっていることはDVだ」というのは、やってはいけない危険な行為です。でも、 私は、当時、このサイトのことも知らず、本当に知識がなかった。どこかに、夫が反省してくれるかもしれない、という思いがあったのかもしれません。
モラハラからの脱出の鉄則は、黙って準備ですのに、本当におろかでした。
この時期は、娘の受験期に重なってしまいました。
私がもう少し、我慢したら、こんなことにならなかった。とか、 私が元夫を怒らせたとか、、、
の罪悪感が判決がでたときに、ものすごく出て来ました。
幸い、事情を十分理解していた弁護士とカウンセラーが 「こんな理不尽な判決はない」と一緒になって 怒り憤慨し、 とくにカウンセラーは 私が泣きながら、 「この判決を見たとたん、私の我慢がたりなかったのではないか、、、と思いました」 といったとき、 「バーバラさん、もう、自分を責めるのはやめましょう。十分すぎるほど、我慢してきたのだし、 あれ以上、我慢していたら、命の危険がありましたよ」 といってくれました。
それでも、、、娘に陳述書でも 「母親は自分の受験を邪魔した」と書かれ、もう 3年半もまったく連絡がとれず、モラ夫とスキーや旅行にいっているといううわさを聞くと、 自分が母親としてやってきたことはなんだったんだろう?と思います。
もちろん、母親は見返りをもとめて子育てを してはいけないと思います。ただ、子育ての最中、 将来成人した娘とひとりの大人同士として、会話が なりたつようなそんな関係を目指して接してきた つもりでした。
だから、決して、彼女の父親であるモラ夫に関しての 愚痴も言わなかったし、自分の味方になるような操作もしませんでした。兄弟姉妹のいない一人娘で あるから、親の問題に巻き込むのは、かわいそうだと思っていましたから、
でも、相手は、巧妙に私を家のなかでまるで劣等人種であるかのように扱い、馬鹿にし、非難し、家政婦のように扱いました。
娘は、わたしへの態度を父親から学んでいます。 それが本当に悔しいです。
町で、小さな女の子をみると、また中学生や高校生をみかけるだけで、涙がこみあげてくるんです。
モラルハラスメントは本当に残酷だと思います。
私は、友人たちにはっきりものをいう、とても活発で元気な人に見えていたみたいです。 その私が被害者であったこと、、それを信じてくれた友人はいましたが、少数派でした。
見えにくい被害であること、それが私の孤立感を 深めています。
離婚から時間がたち、まわりは、私が人生の次の ステップにむけて前向きであることを期待します。
でも、私は、この震災のなかで、娘と連絡がとれない悲しみがものすごく深いのです。
自分の子どもを失った人の苦しみを思えば、生きているだけで、しかも彼女は大学生活を謳歌しているようなので、それで善しとしなければならないのですが。
それから、長いモラ被害のなかで、私は、自分の自尊心を粉々にされているような感じがします。 今の私は、粉々になった自尊心をかき集めて、 必死にそれをジグゾーパズルを組み立てるみたいに 組み立てているみたいです。
|
|
No.5220 女性へのあらゆる暴力を無くすために(3)バーバラさんへ 投稿者:マリコ 投稿日:2011年04月25日 (月) 21時49分 |
バーバラさん。 今までのご経験、辛く苦いものでしたね。
裁判も、加害者DV夫が被害者になりすまし、DV被害者であるバーバラさんを加害者に仕立てた裁判だったんですね。 有能な弁護士がついて、なお女性に求められる規範(ジェンダーバイヤス)による誤った判決は、どんなに口惜しいことだったかと思います。
>娘は、わたしへの態度を父親から学んでいます。 それが本当に悔しいです。
>将来成人した娘とひとりの大人同士として、会話がなりたつようなそんな関係を目指して接してきた つもりでした。
バーバラさん。DV夫の思う壺に、お嬢さんがはまってしまったんですね。あなたのことを貶めて、こんなにいい父親はいないと強調して暮らしてるかと思うと辛く、心が痛みますね。
>離婚から時間がたち、まわりは、私が人生の次の ステップにむけて前向きであることを期待します。
「もうそんな過去にこだわらなくても、早く忘れて、あなた自身の新しい人生に取り組んだら」言うは易です。私はよくそんな無責任なことが言えたものだと思いますよ。 有ったことを無かったことのように暮らすことはできません。 回復は人それぞれです。バーバラさんのペースでOKですよ。
>でも、相手は、巧妙に私を家のなかでまるで劣等人種であるかのように扱い、馬鹿にし、非難し、家政婦のように扱いました。
理不尽な夫の暴力を怖いと感じ、バーバラさんご自身を守るため勇気をだして戦い離れ、生き延びておられること素晴らしいです。
人は恐怖を感じ、恐怖に怯え、恐怖に傷つく存在です。恐怖へのセンサーが働かなかったら、私たち人類は地球上で生き延びることができなかったのです。 折角、理不尽なDVから生き延びられたのですから、生き延びて、生き延びて幸せになってほしいです。
>それから、長いモラ被害のなかで、私は、自分の自尊心を粉々にされているような感じがします。 今の私は、粉々になった自尊心をかき集めて、必死にそれをジグゾーパズルを組み立てるみたいに組み立てているみたいです。
その後の不自由を生き延びて居られるバーバラさん。 今はDV夫がしでかした理不尽なジグゾーパズル組み立てに必死なんですね。 今のバーバラさんはそういう時間が必要なのでしょうが、その手を少し休めて、バーバラさんが好きなことをして、あるいは何もしないで、心休まる時間を持ってほしいと思います。
|
|