No.5070 健康保険について 投稿者:マリコ 投稿日:2011年03月25日 (金) 14時34分 [返信] |
健康保険証は、個人カードになってるところが多いのですが、健康保険が個人単位になってるわけではありません。日本は世帯主義なので、病院を知られる可能性は一枚の健康保険証と変わりません。 注意しなければならないのは、病院で受診の際事情を話し、誰からの問い合わせであっても、決して応じないよう伝えておく必要があります。 ☆健康保険証が持ち出せなかった場合、あるいは切り替えで使えなくなった場合、また新たにご自身で健康保険に加入する場合等、下記の手続きが必要です。
平成16年12月2日、地方社会保険事務局長宛に厚生労働省保険局保険課長通知「政府管掌保険及び船員保険における配偶者から暴力をうけた者に係る被扶養者認定の取り扱い」が出されています。
(この通達は、生活に不可欠な国民健康保険の加入を、加害者の夫の行為に係らせることで、妻へのコントロールが可能になることを防ぐため、保険者が職権で資格喪失の手続きをとれるようにしたものです。概要をお知らせします)
[1]国民健康保険の場合 加害者(夫)と同じ住所のまま世帯分離することで、ご自身の(妻)名義の健康保険証を作れます。 住民票を移すことは住所を突き止められる可能性があり、避けるべきです。
☆現在ではDVケースの場合、住民登録が無くても、現住所のあるところの役所で健康保険証を発行してもらうことができます。役所に相談してみてください。
☆相談に行った場合、加害者(夫)に妻の居所が漏れないように十分配慮すること。 社会保険事務所の窓口に行った場合は、女性(婦人)相談所や市町村国民健康保険等の関係機関都の連携に努めること。
(注)健康保険又は船員保険の被扶養者から外すことにより、国民年金の第3号被保険者に該当しなくなることから、その旨を被害者に説明するとともに、現在の住所地の市町村役場において、国民年金の第1号被保険者となる手続きを行うよう併せて指示すること。
下記の文書が加害者(夫)へ社会保険事務所から送られます。痛快ですので参考まで載せますね。
★被保険者名(夫)様 社会保険事務所名 あなたの健康保険の被扶養者になっている被扶養者(妻)様と同伴者(子ども)様につきましては、今般、女性相談所において、保護が必要と認定され、証明書が発行されています。 社会保険事務所としては、当証明書が発行されている場合には、被扶養者(妻・子ども)は被保険者(夫)に生計を維持されているとは言えないことから、あなたの健康保険の被扶養者から外れることとなります。 つきましては、同封しました被扶養者異動届に必要事項を記載の上、平成 年 月 日までに、あなたが勤務されている事業者を通じて届け出を行って頂きますようよろしくお願いします。 また、あなたが被扶養者の分の保険証をお持ちである場合には、併せて返納頂きますようよろしくお願いします。 なお、上記の年月日までに届け出が行われない場合には、当方において職権で被扶養者(妻)様と同伴者(子ども)様について、あなたの健康保険の被扶養から外すこととし、その旨あなたが勤務されている事業所の事業主に通知させて頂きますので、ご承知願います。
※提出期限は、文書発出から10日程度とすること。
☆以上の手続きが済むと、社会保険事務所から、被保険者(夫)の扶養から 年 月 日をもって外したというお知らせがあります。
[2]社会保険の場合 ①社会保険に加入する場合 被害当事者が自分の勤務先で社会保険に加入することで、ご自分の健康保険証を取得し、子どもを扶養家族に入れることができます。
以上、長文ですがご参考にして頂きたいと思い掲載しました。
ここに集う皆様が健康で安全で安心な生活ができますよう、お祈りしております。
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No.5072 マリコさん。痛快ですね! 投稿者:COCOA 投稿日:2011年03月26日 (土) 00時37分 |
『健康保険証について』読みました。痛快! これを送りたかったですね。
私は、病院の総務課で、担当者にDVの事を話し、さっさと手続きをしてもらったので「新しく作りましたので、お返しします」と一筆書いて私と次女の保険証を夫に送り返しました。それも気分爽快でした。住民票は移していませんが、現住所で出来ています。脱出して間が無く混乱して頭が、回らなかった頃なので、助かりました。
過去に暴力を受けた時のカルテの開示もすんなりと出来た上に、「困った事があれば、相談して下さい」と副院長のメッセージ付きでした。
女子更衣室そばのトイレの鏡の前に「DVで悩んでいませんか?」の名刺サイズのカードが一箱置いてありました。少しずつ減っていましたが、いつの間にか全部なくなりました。こうしたちょっとしたきっかけで、DVを知り、逃げる道を持つ事ができるのだと感じました。
世の中がDVを認識し、許さない姿勢を持つ事が、被害者を守り、救う事につながるのだと思います。国の法律として何より強い力でDV加害者から被害者を守る活動をして下さっているのですね。
いつか、同じ苦しみを持つ人の力になれるように。裁判、頑張りますね。
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No.5074 健保について有難うございます 投稿者:じゃすみん 投稿日:2011年03月26日 (土) 10時19分 |
マリコさん、有難うございます。
夫婦カップル版で、みーさんに国保の件を情報提供しながらも、 その情報提供が不完全で、自分でも判然としなかったことが 「納得!」と、一気に解決しました。
私が書き込みしたのは、私のように夫の扶養に子供だけが入っている場合でした。 多くの方は、母子ともに夫の扶養、夫の健保に入っていらっしゃるのでしょうから このマリコさんの書き込みで、脱出後の受診に不安を持たなくてもよくなります。 しかし国民年金保険料を払わなくてはいけなくなるのは痛いですね。
早速プリントアウトしました。参考にさせていただきます。
確かに社会保険事務所から届く文書、痛快です。
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No.5078 管理人さんへ 投稿者:じゃすみん 投稿日:2011年03月26日 (土) 21時36分 |
投稿を移動してくださりありがとうございました。
お手数をおかけして申し訳ありません。
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