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「モラル・ハラスメントのすべて」~夫の支配から逃れるための実践ガイド~
<管理人のモラハラ離婚体験記>
家庭モラル・ハラスメント
<母から愛されなかった娘の話>「母を棄ててもいいですか?支配する母親、縛られる娘」


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No.4785 ジュディス・ハーマン『心的外傷と回復』より 投稿者:バーバラ   投稿日:2011年02月07日 (月) 19時32分 [返信]

離婚が成立して2ヶ月がたちました。

安全なところにたどりついたのに、夢見が悪く
て朝から消耗しています。

3年前の夏、離婚裁判を起こされたときに、
自分を支えるために、図書館で借りて、
ジュディス・ハーマンの『心的外傷と回復』
(中井久夫訳)(大部な本で、定価が7000円くらいする)を少しずつ、
読んで、自分のことが書いてある、と思ったところをノートに写していました。

調停・裁判を舞台にした加害を経て、
今、またこのノートを読み返し、本当にそうだな、
と思い、ここに書かせてください。

p.92「家庭内暴力の場合は、被害者の安全は事後にも守れないことが多い。レイピスト(DV加害者のこと)から逃げるためには、交際圏のある部分から身をひかなかればならないこともある。共通の地域社会においては、レイピストの方が、被害者より、ステイタスが上のことが少なくない。

レイピストが夫あるいは愛人の場合は、外傷を受けた人がいちばん傷つきやすい場合である。ふつうならば、安全と庇護を求める先の人物が危険の発生源だからである。

逆に生存者に幸福にも支援的な家族、愛人、友人ががいるならば、この人たちからのケアと庇護とは協力な治療的効果がある。」

*私も元夫の交際圏から 逃げざるを得ませんでした。モラはとても巧妙で、私が異常で、ひどい人間だったという言い回っていました。

共通の知人も多かったので、本当に大変でした。


p.140「孤立した捕囚は加害者との間にペア関係をつくる。
これと同じことは、被殴打女性とその虐待者との間にもおこりうることがある。
恐怖させられ、虐待の執行を一寸延ばしにされるという体験を、
特に外部から隔絶した結婚あるいは、同棲関係のなかで反復
されると、全能の神のごとき権威に対するほとんど
崇拝に近い、強烈な依存感情の生じることがある。

これに似た体験は、全体主義的な宗教カルトに誘い込まれて
人々が毎度のように報告するところである。」

*私もモラ夫を「この人は、本当は優しい人なのだ、いい人なのだ」
と思い込み、彼の手足のように奴隷のように動いていた10年以上が
あります。元夫の無視と不機嫌が怖かった。


p.141「被害者が逃亡に成功した後でも、捕囚以前に存在した
質の対人関係を単純につくり直そうとすることは不可能である。

通常の対人関係はどのようなものでも、その虐待者との病的な
つながりに匹敵する強烈さを持つものはない。」

*脱出するときは、片身をもがれるようなつらさがありました。
離婚が成立したあとも、優しかったときの彼を夢にみて、
汗びっしょりで、目が覚めます。もう、十分加害のからくりも
知ってよくわかっているのに。

p.379
「自分の悩み苦しみは、「大海中の1雨滴」で
あったという感じをもともっている。他の人々
との共世界をつくりえた生存者は、生みの苦しみ
を終えて憩うことができる。

ここにその人の回復は、完成し、その人の横たわるものはすべて、ただその人の生活のみになる」

私は、まだ回復の途中みたいです。
支えてくれる人たちに恵まれた私でさえ、
こんなに大変なのですから、やはりモラハラ被害から立ち直るのは、大変なことですね。




No.4788 Re:ジュディス・ハーマン『心的外傷と回復』より 投稿者:COCOA   投稿日:2011年02月08日 (火) 04時19分

バーバラさん。実は私は辛いのです。

> p.141「被害者が逃亡に成功した後でも、捕囚以前に存在した
> 質の対人関係を単純につくり直そうとすることは不可能である。
>
> 通常の対人関係はどのようなものでも、その虐待者との病的な
> つながりに匹敵する強烈さを持つものはない。」
>
> *脱出するときは、片身をもがれるようなつらさがありました。
> 離婚が成立したあとも、優しかったときの彼を夢にみて、
> 汗びっしょりで、目が覚めます。もう、十分加害のからくりも
> 知ってよくわかっているのに。

私にはずっとあるのです。夫を愛していました。尽くしていました。夫に愛されている事が幸せでした。愛されていると思う事で全てを許してきました。長い年月を。愛されてはいなかったと思う事は今までの人生をすべて否定される事になるようで苦しいのです。

裁判を進めながら、別々の暮らしをしていても、仕事帰りに「昔の家」をちらっと観てしまうのです。夜中に帰る時などぼんやり点いている夫の部屋の灯りに胸がじーんと痛くなります。辛かった事をどこかに追いやり、愛されていた自分を思い出してしまいます。優しい夫の笑顔や、子供を抱きかかえている夫の姿。私は間違っていないのでしょうかと・・
大変な過ちを犯していないでしょうか?

真夜中の帰宅路で灯りのついたあの部屋にふらっと戻ったら・・・・と思って、それを振り払って戻るな!と泣きながら車を走らせる事もあります。未だに胸をえぐられているような悲しみです。

No.4789 COCOAさんへ 投稿者:バーバラ   投稿日:2011年02月08日 (火) 11時47分

COCOAさん、とてもよくわかります。

私は、遠方の実家に逃げましたから、「昔の家」
をみることはまったくないのですが、夢で繰り返し
みますよ。

>尽くしていました。夫に愛されている事が幸せで
>した。愛されていると思う事で全てを許してきま
>した。長い年月を。愛されてはいなかったと思う
>事は今までの人生をすべて否定される事になるよ
>うで苦しいのです。

悲しい残酷な現実ですが、モラハラをする人は
人を愛することはできない、ある種人間として
奇形なのだと思いますよ。愛情とおもっていたことはハーマンがいっている「崇拝に近い、強烈な依存感情」ではなかったのか、、、と自分を振り返って
みて思いました。

DV被害者が、加害者のもとから逃げない理由の
多くは、ハーマンの指摘の感情からだろうと
思います。
そして、暴力の中にいることで、子どもの
心を壊していく。暴力の中で育てることは
虐待だと信田さよ子さんが、著作のなかで指摘
しています。母親は、決然と暴力から
はなれる必要が暴力の連鎖をとめるためにも
必要だと思います。私の元夫は、父親のDVを
目撃して育ち、虐待もされてきて、結果、すさまじいモラ夫になりました。

裁判で、いかに相手が残酷、冷酷な人間であるか
をつきつけられることになり、私は、目が覚めていきましたが、それはそのまま私の20年以上の
結婚生活が否定されたわけです。

私は娘にすら、全否定されていますから、
絶望が深い。
COCOAさんはモラハラだけでなく、すさまじい身体的暴力を受けていながら、まだ

>大変な過ちを犯していないでしょうか?

とは!

COCOAさんが間違っているのなら、DVから
逃げる人は、皆おかしいことになります。

どうか、自分を被害者だと認め、すこしずつ自尊心をとりもどしていきましょう。同じ道を私も
歩いていきます。

ジュディス・ハーマン『心的外傷と回復』にはこんな記述も

p79「外傷的事件は、これはほとんどその定義のようなものであるが、イニシアティヴをだめにし、個人的有能性をくつがえす。
被害者がいかに大胆で才能に恵まれた人であっても、
その行動は災厄を排除することに十分ではなかったわけであるから、外傷的事件の
余波期において被害者が自分の挙動を回顧するとき、
罪悪感と劣等感とが及ばない部分はほとんどない。

罪悪感をおぼえるのは、なんと、加害者ではなく、
被害者なのである。」

*私も罪悪感に苦しみました。とくに娘と連絡が
とれない時間が長くなるにつれて。カウンセラーと
精神科の医師が、「あなたは悪くないし、よく逃げられたと思いますよ。逃げなければもっと
たいへんなことになっていたでしょう。」
と繰り返し繰り返し言われて、離婚が成立した
いま、ようやく、私は、加害者から離れたんだ、
と思えるようになりました。

ハーマンの本を写したノートも繰り返し
読み返していたのに、やっぱり、被害者の陥る
心性にそのまま陥っていました。

たとえばこんな傾向がいまでも私には、あります。

p.214「慢性的に外傷をうけた患者は、無意識的および、非言語的コミュニケーションに対して絶妙な波長合わせを行う。長時間をかけて自分を捉えた者の感情状態および、認知状態に習熟した被害者は
この能力を治療関係に持ち込む。不気味な能力で
ある」

人に会いたいさびしがりやなのに、相手の反応を
気にしてしまう。相手の心が読めてしまうような、、、で、疲れてしまう。元夫と同居していた
とき、私の全神経は、彼を不機嫌にさせないこと、
地雷をふまないことに注がれていたと思います。
無視されているときは、どうやってこの事態を打開すればいいのか、そればかり。

なんて、対等とはほど遠い、奴隷のような結婚生活だったのか、と今になって呆然、愕然として
落ち込みます。だから、私、そうHAPPYという
わけにいかないのです。

最後まで元夫を嫌い!といえるほど、嫌いではなかったし、最後の最後までどこか、期待していました。
ただ、この人のしていることは、モラハラと
いうDVだ、と気づいたら嫌いというより、
恐ろしくて、とても一緒にいられなかった。

COCOAさん、私も、心的外傷を受けた後遺症が
かなり残っています。加害者と暮らしていない
今は、安全で安心です。なのに、自尊心の欠如と
不安とがつきまとい、仕事は週3日がやっとです。

胸をえぐられるような悲しみは裁判中、2年半
ずっと続きました。裁判が終わって、少しは
癒えましたが、まだグリーフワークが必要な自分を
感じています。

日常の時間が変質してしまい、私は、専業主婦でしたが、図書館で子どもとと本をつなぐのボランティアを長くやって自分のライフラークだと思って取り組んできました。しかし、いまは、子どもをみると
娘の幼い頃を思い出して、この活動がつらくて、
再開できないのです。仕事もしないと経済もたちゆかないし。私の悲しみも深いですよ。

またこの掲示板でお話しましょう。

COCOAさんはお仕事をフルタイムでしていらっしゃるでしょう。すごいことだと思います。

ハーマンの本は、大部ですが、自分のことがよく
わかります。図書館で手にはいったら、読まれると
いいですよ。


No.4790 バーバラさん、COCOAさん 投稿者:クレア   投稿日:2011年02月08日 (火) 13時41分

お二人の書き込み、すごくよく分かって…
もう、なんというか…

どうしてでしょう。
彼に愛されることなんてありえない、と分かっているのに
最後のギリギリまで何かを期待していたなんて。
彼の笑顔、彼が子どもと遊ぶ姿…そんなことを思い出しては
苦しくなるなんて。
すごくよく分かっちゃうんです…

でも、最近思うんです
「喪失感」って、確実に存在するのもを失う気持ちであって
最初から存在しないものに持つべき感情じゃないんじゃないか、と。
彼の愛情は最初から無かった
彼との未来の温かい家庭と、幸せな老後は最初から無かった
だったら、私は何も失ってないんだ、と。

でも、ただ、「彼との夢」は失ったわけで…
また結局、振り出しに戻る。
考えたって答えは出ないし、先には進めないんですけどね

私は心労がたたって元々持っていた不整脈が悪化し
入院、手術する可能性が出てきました
これも、通院すら許されなかった、結婚生活の余波です。
体が悲鳴を上げて、さらに心はもっと辛いなんて。

また一歩、今日も踏み出すしかないんですよね
ゆっくり、頑張りましょう。
私ももう一度本を読んで、自分自身と向き合おうと思います。

No.4791 クレアさんへ 投稿者:バーバラ   投稿日:2011年02月08日 (火) 15時07分

クレアさん、心臓にきましたか。
お大事になさってください。

私は、何かをする集中力がおちています。
この掲示板に書き込むことをやっとしています。

家族らしい暖かい会話がなにより欲しかった
のです。
私は、よく
「私のことを好きでなくても、愛してなくても
いいから、家族のふりをして!」と言っていました。

この言葉さえ、無視されていましたが。

モラ夫は娘とは仲よさそうにおしゃべりして、じゃれていました。その姿をみて、
ガンで、死んだら、この姿を見られなかったのだ
と自分を慰めていました。私は無視されているのに。

あと、うちは客が多く、客がいるときは、
元夫は、愛妻家のふりをしたのです。友人たちを
もてなすのは、好きでした。友人たちがかえって
いなくなったとたんに、様子が変わることに
ずっと混乱があったのです。

家を出たことで、友人たちとの交流もできなく
なりました。

元夫は、明らかにモラハラ加害者なので、
後悔はしてないのですが、いまだに、たくさんの
ものを喪失して生活が激変したことに
心身がついていきません。

私も心臓に激痛が走り、昨年の夏に心臓の精密検査を受けました。私の場合は、ストレスによる心臓の毛細血管の痙攣と診断でした。ニトロを持ち歩いて
います。

手術ということになると大変ですね。ああ、本当にお大事になさってください。

No.4792 バーバラさん、COCOAさん、クレアさんへ 投稿者:せき   投稿日:2011年02月08日 (火) 18時52分

こんにちは

モラが再度離婚届けを送ってくる(裁判所に電話してうっかり不受理を出していたのを忘れていたといったらしいです)らしいのですがもしかしたらまた気が変わって裁判に出てくるとも限らないので
Q&AモラルハラスメントやDV虐待加害者の実態を知るを読み直していたところでした。

何回も読み直して思ったのは
「私は幸せにはなろうとしていなかったのかも」
ということです。

夫婦の幸せって二人で作っていくものだと思います。
それこそ喧嘩したりしながら。
私は結婚当初から夫のことをどこか引いた目で見ていました。
最初っからどこかおかしいと気づいていたからかもしれません。
だからモラルハラスメントという言葉に出会った特絶望より変な感じですがこれで開放されるという希望のほうが大きかったような気がします。

なので今も不思議なんですが夫の声も顔も思い出せないし名前を見ても知らない人の名前に思えるのです。
それは娘が夫のことを激しく拒絶しているからかもしれません。

それに夫のことを愛していたかと問われれば家族としては愛情があったけども男性としてあったかと問われればこれは私はなかったように思えるのです。

逆に今冷静に考えてみれば夫は愛情に飢えていて
確かに私はなんでも言うことを聞いたし文句もほとんど言ったこともなかった・・それが彼はそうじゃないんだ!といいたかったのかもしれない・・とか最近は思います。

だから私から娘を取り上げるような行為もしたし嫉妬させるような行為もしたのだと思います。

でもそれもすべて私には通用しなかった。

私はただ家庭を守るのに必死だったのです。

とかこんな感じのことを最近は仕事中などに思ったりもしますがそんな感情は後ろにおいて前に進むしかないなと思ったりもします。

それとみなさんお体は大丈夫でしょうか?

私も年の割には脳梗塞の傷あとが多いらしく
(倒れて救急車で運ばれたときもモラは「金はどっから出たんだ」としかいいませんでしたが)
今までは検診代など出せる余裕なんてなかったですが来月受けてみようと思っています。

検診もモラといたら受けれなかった・・

それがモラの現実。

そう思うとゆがんだ考え方かもしれないですけど
少し前向きになれるような気がするのです。

No.4798 バーバラさん、せきさんへ 投稿者:クレア   投稿日:2011年02月09日 (水) 09時55分

バーバラさん。
ご心配おかけしました。

バーバラさんは、大病を患い、克服しても被害は大きく、さらに心臓まで…
大丈夫ですか?
バーバラさんだからこそ、神が与えられた試練なのでしょうか?それにしても辛すぎます。
これからバーバラさんが行う全てのことに、神の真意があるのかもしれませんね。
…私は無宗教ですが;

私は先日、おなかに来る風邪を引いたとき、体調が全体的に崩れたらしく、
動悸がしたあと意識を失う、と言うことが数回ありました。
お医者さんによれば、直接死につながる失神ではないけれど、
倒れた時の打ち所が悪かったり、倒れた時車にひかれたり、自分が運転中だったら危ない
との事でした。

今は失神もめまいも、耐えられないほどの不整脈もない状態なので、大丈夫です。
不整脈自体は生まれたときからのお付き合いなのでさほど深刻に考えていませんでした
ただ、子どもが失神した私を見て不安になったのか、(当然ですね)
それから甚だしい甘えん坊になってしまい、かわいそうなことをしたと思います。

お互い、これからの人生のために大事にしていきましょうね。

私も元夫には
「私のことをきらいでもいいから、普通にして」と
懇願していました。
私の話を鼻であしらったり、そこに私がいないような扱いをされることに絶望していました。
今、私が母と話をしていて、異常に懐疑的で色々と声高に主張することが
自己嫌悪です。モラの後遺症だ、と母は分かってくれていますが、捻じ曲がってしまいました

愛すべき人が怖い存在だった。
悲しい話ですね。

>せきさん
脳梗塞ですか!大丈夫ですか?
気をつけてください。
私もモラと共存中は歯の検診すら行けなかったので脱出後は「これでもか!」と通院しています(笑)
医者にかかれる幸せ、って感じること自体おかしなことですよね。

せきさんがいつか書いていらっしゃった大好きだった方との別れ、まだ心に残っているんですね。
始めの頃かな?男性不信を拭い去ってくれた人を傷つけてしまった、とおっしゃっていましたね

私は結婚を約束していながら結局すれ違って別れた人がいました
大好きでした。すごく、温かく包容力のある人でした。あんなに好きな人は他にいないくらい。
彼と別れて、元夫に出会い、適当な気持ちで付き合い始めました。
男性と言うより、母親的感覚だったのかもしれません
×イチで傷ついた気持ちを訴える元夫にだまされていたわけですが…モラの方程式そのものです

きっと元夫からしても、母親代わりが現れてよかった、くらいだったのかも知れません
お互いそれを愛と勘違いしてしまったような…。

今となってはその感情は思い出せないのですが、結婚したからには幸せな家庭を築かなくては
と必死になっていた気がします。
幸せな家庭には「愛」が必要だ!私も愛そう、愛しているべきだ。夫からも愛されよう!
そんな必死さは結局意味がなく、ないものねだりでした。

優しい(はずの)元夫と、かわいい子どもと、私のいる、
これからの未来を愛していたのかも知れない
せきさんの書き込みを見て、そう思いました。

せきさんの夫の白々しいいいわけ、蹴っ飛ばしたい気持ちです。
早くせきさんがすっきりできますように!
離婚届、届きますように!

No.4799 バーバラさんへ 投稿者:COCOA   投稿日:2011年02月09日 (水) 14時41分

バーバラさん。

お返事をありがとうございます。頂いたレスを読み慌ただしく昨夜も仕事に行き、お昼に起きたところです。夫との生活の中では、この睡眠さえもよそに置いて、夫中心の生活をしていたので今は休まる事の幸せを感じています。

バーバラさん、「最後の最後までどこか期待していた」とお話されたように、私もそうなのです。結婚生活がそうだったからでしょうか。今、目の前に居る夫の言動が冷たくても、いつか穏やかな日が来て解りあえると信じてきた様に思います。どこか信仰心にも似た・・・。すでにフェアではなく、師従関係の世界ですね。

おかしいですね。非人道的な夫の何を崇拝して着いて来たのか。これはオカルト宗教に洗脳された信者が平常の心や生活に戻るのに多大な時間と力を必要とするように、相当な試練かもしれません。

私は、自分の力で社会に出てやりたいことを思いっきりやろうと思っていました。結婚への憧れよりは「人道と博愛」をしっかり教えられた学生時代から海外救護を目標に頑張っていました。夫のアプローチは巧みでしつこかったかもしれません。でも自分の未熟さゆえに見抜けなかったのかもしれません。結婚前からおかしいと思う事はあったのです。自分の思い過ごしだと見ないふりをしていました。

いつの間にか自分の意思より夫。しだいに人の意思を優先する事が身に着いてしまい、自分で決める事が苦手になっていました。今も生活の中で人に決めて貰って動く事が楽ですし、決めてと言われる事が大変です。これは後遺症でしょうか。洗脳から抜け出せないでいます。仕事上でも障害があります。

何か強い物に支えられていないと不安という心が私にはあります。強がっていないと崩れそうなので背筋をのばすための努力をしています。これからまだまだ先になるであろう離婚成立までに、今まで私の絶対的存在であった夫からの反訴、陳述に向かっていかなければいけません。

仕事も1年経った今、慣れないからでは許されないし、裁判も厳しくなって行くでしょう。逃げる事の出来ない後回しではいられない事ばかりで心をどこかに置いておかないと解決して行けない気がします。

強い自分になりたいです。

心が休まることが身体を休めることの第一歩だと思います。バーバラさんがこうしてお話をして下さる事で、癒されたり、考えたり、気づいたりする事が沢山あります。とてもありがたいのです。しかしお身体の事も心配しています。どうぞ無理をされませんように。

バーバラさんが元気になっていかれる姿を心から待っています。








No.4800 クレアさんへ 投稿者:COCOA   投稿日:2011年02月09日 (水) 16時56分

クレアさん、まずお身体の事が心配です。

通院が許されなかったという理由に驚きました。不整脈の精査・治療を兼ねた手術でしょうか。何にしてもしっかり養生なさって下さい。

夫との生活の中で自分の事は後回し。当然自分の身体の事も後回しでしたよね。一緒です。ただ、私の夫は世間体上病院に行くことや、薬の治療についてはうんちく付きで了解していました。しかし、治療に大切な心身の安静については何の配慮もないどころか、むしろ害を与える存在でしかありませんでした。

夫の職場に手伝いに行っていた頃、患者さんに生活上の注意など家で見せた事のない商売上の笑みを浮かべ、心配そうに語りかけている姿は呆れるどころか滑稽でした。その事を家に帰って冗談交じりに本音で夫に話すと「俺は優しいんだよ」と悪びれもせずに笑顔。数日前も「お宅の旦那さんも従業員さんも優しいとお婆ちゃんが言ってたよ」と言われ顔が引きつりそうになりました。

自分が具合を悪くした時の大騒ぎたるや、これも滑稽でしかありませんでした。でもやれやれとあけて通してしまわないと大変な騒ぎになりますからね。

私は10年前から血圧の治療をしています。以前夫の職場に手伝いに行った時からです。今回別居してしばらくすると、それまで増え続けていた安定剤なども減り、朝1錠の薬だけでコントロールできる様になりました。何が大切なことか良く解ります。

こんな風に夫との生活を振り返って冷静におかしかったと思える時間の方が多いのですが、時に優しかった光景も思い出してしまうので混乱してしまいます。

脱出前に女性相談センターの方が、「大切な物、思い出のある物、アルバムなども持って出られた方が良いですよ。取りに帰る事は不可能と思って準備して下さい。」と話してくださいましたが。本当でした。脱出後数日で夫は家中の鍵をセキュリティのためといい、換えてしまいました。そのくせ制服を取りに行った娘に「お母さんにここのゴミを取りに来てと言っといて」と矛盾発言でした。

以前帰って酷い目にあっているのに、普段は十分解っているのですが、ふとせつない時があるのです。

こうしてココでパソコンに向かっていると自分の本音が解ります。

お互い身体は大切にしましょうね。人生これからでよ。

今夜は久しぶりに「モツレク」の練習に行けます。思いっきり声出してきます。(前回思いっきり外したけれど・・・)3月初めが演奏会です。私は間に合うのでしょうか?><

No.4801 せきさんへ 投稿者:COCOA   投稿日:2011年02月09日 (水) 17時45分

せきさん。脱出9カ月目のCOCOAです。先を歩いていらっしゃるんですね。頼もしいです。

洗脳状態から随分回復したと思ってもまだまだ辛くなる日があります。皆さんのレスを読んでいてもそうなんだと思います。

夫は笑顔でおどけて「僕は貴女を愛しているよ。貴女がいないと僕は何もできないから・・。貴女のおかげだよ。」と言っていました。わざとらしいし、本気にはしていませんでした。外での作り笑顔と一緒だったからです。でも人と心が通じない欠陥だらけの夫が私達家族の中で温かい心が持てるようになっていると錯覚を起こしていました。

今回脱出前の夫の冷酷な行動。そして二女に対する敵意にも似た言動からです。夫の敵意は脱出前私より二女に向けられたのです。二女は今言葉にしないけれど、父親を居なかったものとしようとしています。

理由は夫は今だにずっと否定していますが、脱出のきっかけになった「夫のメール」を娘が見てしまったからです。裁判の中でも夫の話はコロコロ変わっています。「何にもなかった。勝手に向こうからメールが送られてきただけ。逢ったことなどない。」等々。そんな事はもうどうでもいいことです。これまでにあった我が家の出来事や、今回娘に対する最低の言動は決して許す事は出来ません。父親として失格です。

せきさん、私も夫は愛情に飢えていると思っていました。だから本当の愛情を知れば夫も幸せになると思っていました。しかし、無理でした。その努力は心温かい子供達を苦しめ、傷つける道具にしかならなかったのです。

こうしてココに向かっていると自分の心の整理が出来ます。皆さんのお仲間に入ってまだ数カ月ですが、こうして元気に居られるのも皆さんのおかげです。これからもよろしくお願いします。

No.4802 クレアさん、COCOAさんへ 投稿者:せき   投稿日:2011年02月09日 (水) 18時33分

>クレアさんへ

ほんとに大丈夫ですか?
私もそうですがほんとに爆弾抱えてる人間ほど
なにくそってがんばっちゃうとこがあるので
無理しないでくださいね


> せきさんがいつか書いていらっしゃった大好きだった方との別れ、まだ心に残っているんですね。
> 始めの頃かな?男性不信を拭い去ってくれた人を傷つけてしまった、とおっしゃっていましたね

そうですね、残っていないといったら嘘になりますね。
でもそんな大事な人を傷つけたからこそ
次に出会う人は大事にしようと思ったのです。
しかし出会い方から何からほんとクレアさんとまったく一緒(笑)
私も脱出して真っ先に行ったのが歯医者でした(笑)


よくモラに言われました。
「君は恋人でありお姉さんであり母であり友達」
と。
要するに万能を求められたのですね。
でもこれよくわかるんです。
私も昔の彼にそれを求めたので。
そして私は振られたあとストーカーまがいのことをしていました。
でもね変な話途中で気づくんですよ、普通は。
もう戻ってこないって。
ある日彼の家の周りをうろちょろしていて見かけたんです、でも私は怖くなって逃げた。
これ以上嫌われたくないって、それで我に返ったんです。
だから今のモラの気持ちも多少はわかるんです
一旦ありのままを受け入れてくれた存在をそうそう
手放さないって。
なのでいつも「これで終わるわけがない」って思えるんですよ。


その昔の彼によく言われていたのは
「言いたいことがあったら隠さず言いなさい
俺はきちんと聞くし耳が痛い言い方になるかもしれないけど答えは出す。そうやってぶつかりながら二人でよくなっていこう」

これをモラにも言われたんですね。それで勘違いしちゃった。
でも決定的に違うのは彼はほんとに何時間でも話を聞いて答えを出してくれたけどモラは
「いちいち話すな、うっとうしい。」とか「そんなこと聞くな、お前が決めろ」とかそんな感じでした。
なので比較にもならないけどそうすることで
ほんまにモラは男じゃないなって思えるんです。

しかしなんか明日離婚届け発送するらしいですが
この三日ほどでまたなんかよからぬことを考えてそうで嫌ですがまぁ来たらとりあえず離婚は成立するとおもうので(たぶん・・)
またご報告します!



>COCOAさん

私も数えたらちょうど9ヶ月目でした。

>夫は笑顔でおどけて「僕は貴女を愛しているよ。貴女がいないと僕は何もできないから・・。貴女のおかげだよ。」と言っていました。わざとらしいし、本気にはしていませんでした。外での作り笑顔と一緒だったからです。でも人と心が通じない欠陥だらけの夫が私達家族の中で温かい心が持てるようになっていると錯覚を起こしていました

うちも外では
「嫁さんはなんでもわかってくれてほんまに素でいられてほんとに楽なんです」とか吹聴しまくってたらしいです。楽だったのはあなただけでしょといいたいですが・・。

娘さんは大丈夫ですか?

>今回脱出前の夫の冷酷な行動。そして二女に対する敵意にも似た言動からです。夫の敵意は脱出前私より二女に向けられたのです。二女は今言葉にしないけれど、父親を居なかったものとしようとしています。

うちもそうです。それまでも娘に性的接触や言葉での威圧はありましたが脱出前に会社がうまく行かなくなって激しさを増しました。
今娘も父親のことをなかったことにして生きていこうとしています。
最初は一応血を分けた親なので
「もしパパが謝ってきたら許してあげれない?」
とたずねても
「パパは私に嘘をついていじわるばっかりしたから絶対許さない」の一点張りです。
児童相談所では「娘さんは今平穏な生活を心から楽しんでいるのでもう忘れさせてあげるようにしてあげてください」と言われました。

COCOAさんの娘さんは私の娘より大きくて
おそらくモラの影響ももっと大きいと思いますが
「なかったものにしたい」ということは一見残酷に聞こえますがそうしないと若いお嬢さんのこれからのためにならないような気がします。
モラはまだ未来のある若者の健全な発育さえ邪魔するのですから。

脱出後私が調停に提出した資料を虐待専門の大学の先生に見ていただいたら
「お母さんが守ってくれてよかったですね。つらい生活をされていたからこれからひとつでも良いことがあるとよいのですが・・」
とおっしゃっていただきました。

まだまだ道のりは長いですが・・。

ところで作り笑顔で思い出しました。
以前一回実家に逃げたときモラが迎えにきて
帰り道私の実家を出て15分もたたないうちに
「なぁなぁさっきみたいな作り笑顔てよかったかなぁ?あはは」
と言ってきたのを。

逆にこれで「もうしばらくこいつの本性をじっくり見てからいろいろ決めよう」と思えたんですけど。

COCOAさんもお仕事大変でしょう。
私も先行きは不安ですが今せっかく縁あって働かせていただいてる場で精一杯がんばろうと思っています。

明日からまた寒いらしいですがお体に気をつけてくださいね。







No.4807 庭と犬と・・・漂う思い 投稿者:らんぴい   投稿日:2011年02月10日 (木) 03時21分

バーバラさん、COCOAさん、クレアさん、せきさん

今 パソコンを開いて みなさまの書き込みを読み
最近 ふいに ありありと うかんだ 私の思いを書きたくなりました。 


私も 脱出して 9か月たちました。
乏しい資金ですが 中古マンションを探しています。
先日 物件(築35年)を見ての帰路、
置いてきた愛犬とよく似た犬を見て 突然 そのまま 元の家に 帰るモードになりました。
帰りたい というのとは まったくちがう思い、
ほかのすべてのことは 一瞬頭からなくなり 
まるで けさ あの家から外出して これから あの家に帰り 
あの庭を歩き 玄関を入ると 犬がいて 
いつもの夕方の生活(夫があそこまでおかしくなる前の、何年も前の)が まっている

強烈な感覚でした。
涙がでます。わたしは あそこには 帰れない、理性がかろうじて とめました。

永遠に失うもの、 でも 失うような気持ちになっていない自分。 

友人に少し話すと 驚いて 
「そんなことを 言うのなら まだまだ もどれるんじゃない、と 思ってしまうよ」

夫は 携帯料金を自分で払うように手続きをしろといってきました。
でも ふたり 同時に来店しないとできないのです、これが。
無収入の私の電話料金をはらうのが おしくなった夫。メールを見ただけで 彼への嫌悪感と恐怖感がわきおこります。

でも 庭と犬といっしょに出てくる夫のイメージは
若くてやさしかったときのもの。
なんなんでしょう、いったい。
もしかしたら 幻想だったかもしれない 幸せな過去、そのころあたりまえだと思い込んでいた あの家ですごす おだやかな老後。

営業マンには 話しました。
「別居中で これから離婚するの。
 離婚したおばさんが 元気に生きていける住まいがほしいのよ。」
なりゆきで うちあけたら きちんと受け止めてくれましたが、
口に出した後、急に悲しくなり胸がつまりました。

住まい探しに集中するわけにはいきません。
まず きちんと 離婚しなければ。
でも、次の住まいのことを考えていたら 前の家のことにひきずられないような気がするのです。
だのに、こんなに 悲しくなるなんて・・・

「漂流してます」
と カウンセラーに話したら
「漂っているのですね。
 漂っていいのですよ。」

今まで 家を買ったりリフォームしたり、すべて夫がしきっておりました。
でも今は、一人で 家探し。

一人が孤独と感じません。
自分には 不動産屋と 等身大で交渉できる力があったのだと 発見もしました。

なのに、なのに 漂うのです、思いがあの庭とおいてきた犬に・・・
ミモザの花が もうじき咲くわ。
ろうばいは もう 終わりかしら。
思い出ではなく 今 これから 帰るところとして・・・。




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