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「モラル・ハラスメントのすべて」~夫の支配から逃れるための実践ガイド~
<管理人のモラハラ離婚体験記>
家庭モラル・ハラスメント
<母から愛されなかった娘の話>「母を棄ててもいいですか?支配する母親、縛られる娘」


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No.4726 誰もわかってくれない・・・ 投稿者:うさぎ   投稿日:2011年01月28日 (金) 23時55分 [返信]

初めて書き込みします。
皆さん、本当に大変な状況のなか頑張っていらしゃることに驚き、尊敬し、なんて強いんだろう・・・そして自分はなんて弱いんだろう・・・と思っています。

私は結婚してから頻繁に鬱になり、7年ほど前に「それは貴方に対するDVだ」という主治医の一言をきっかけに、夫との関係がうまくいかない理由と夫の理解できない言動がどうしてなのかに気づきました。主治医の先生は夫のことを「自己愛性人格障害だから治りませんよ」とおっしゃいました。

もうその時点で愛情はなかったのですぐにでも別れたかったのですが、経済力がなく、耐えるしかありませんでした。

私はACで両親との確執があるため実家にも帰れず、頼れる人も近くにはいません。
体調のいい時には派遣やアルバイトなどで仕事はしていたのですが、鬱がひどくなって辞めざるを得なくなったり、会社側の事情で契約を打ち切られたりを繰り返しているうちに、無駄に時間だけ経ってしまった感じです。

夫は私の体調が悪いとものすごく不機嫌になり、足音やドアの閉め方が荒くなったりします。眉間に皺を寄せた迷惑そうな顔で「なんだ、まだ治らないのかよ!」と言われたり、舌打ちをされたりしたことも何度もあります。

私はいつも病気であることを隠し、どんなにボロボロでもスーパーに買い物に行き、食事の支度と後片づけをしなくてはなりませんでした。
身体の辛さより、彼の嫌な表情や暴言の方がもっと辛かったから・・・

そんな大変な思いをして作っているのに、いざ食事とういう段になって「今日は食べない」と、当たり前のように言われたことも何度もあります。

お金の遣い方も、家の経済状況を無視して自分だけ趣味の物を高い金額で買ったり、趣味のための旅行に行ったり、会社のつきあいだと称して飲み代に遣ったり、いくらお願いしても改めてくれませんでした。

無断で2日、3日家を空けることも度々です。

話し合おうとしても拒否され、やっとの思いで話し合いに持ち込んでも、話をずれた方向に持って行かれるか、その場しのぎの嘘をつかれるか、怒鳴られるかで終わりになってしまいます。

だんだん、彼には何を言っても無駄だし、言って嫌な思いをするだけなら言わないでおこうと思うように馴らされてしまった感じです。
それこそが相手の思うツボだとわかってはいるのですが、どうしようもなく無力感でいっぱいです。

拳を振り上げて「殴るぞ!」と脅されたこともあり、少しでも気に入らないことがあると怒鳴り、何が彼の地雷になるかわからないので、いつも顔色をうかがって機嫌が悪くならないよう祈るような毎日でした。

けれど、その場にいなければ、表情も怒鳴り声の大きさや足音の荒さも全身から発している「怒ってるオーラ」も他の人には伝わりません。
何の証拠も残らないので(ネチネチ言うタイプではないので録音もできず)本当の辛さは誰にもわかってもらえない・・・それどころか私に責任があるかのように言われてしまうことが多く、とても傷ついています。

「話し合いが足りないんじゃないの?」「第三者を入れて話し合ったら?」「あなたがおとなし過ぎるからいけないなんじゃないの?」等々・・・

今日は友達にメールで「マイナスのことから逃げているようにしか見えない」と言われてしまいました。

彼女は離婚経験者で相談に乗ってくれていた人なのですが、夫のことが怖くて、どうしたらいいのか決められず、うずくまってしまっているような状態の私のことを歯痒いとか甘えているように感じていたようで・・・

私は現在、無職です。去年の夏から「体調がわるいので実家に帰る」ということにして両親に口裏を合わせてもらい、部屋を借りて別居していますが、求職中に鬱がひどくなり、今は求職さえもできない状況です。

また、市のDV相談や法テラスにも行きましたが、知識が増えれば増えるほど夫のことが怖くなり、離婚までの大変さも思っていた何十倍ものことだとわかり、闘っていける強さやエネルギーが自分にはないように思えてきたのです。

粗暴なことはしないのですが、自分が敵だとみなした相手には何するかわからない犯罪性のある夫なので、住み慣れた土地から遠く離れた、知り合いも親戚も誰もいないような所に住まなければならなくなるかもしれず、色々考えると、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。

友達にまで誤解されて、孤独感でいっぱいです。
どこにも居場所がありません。


No.4727 うさぎさんへ 投稿者:せき   投稿日:2011年01月29日 (土) 00時29分

はじめまして現在離婚裁判中のせきと申します

まずお体は大丈夫でしょうか?
今はモラと離れられているのでまずはゆっくり体を休めてください。

さてモラですが私の夫とまったく同じです。
この掲示板でいろいろな方のお話を見させていただきましたが一番似てるかも・・。

犯罪性が高いところも同じです。

だからうさぎさんが鬱だとかACだとかを抜きにして「怖い」というお気持ちになられるのもわかります。

それとお友達のことですが離婚経験者もいろいろです。

モラが理由の人もいれば単なる浮気や借金の人もいます。

特にモラの場合は被害が直接他者からは見えにくいです(これが厄介)
私も「あなたが相手しないからじゃない?」とか何回言われたことか・・。

うさぎさんがもし信頼していたお友達なら残念ですが離婚経験者でも割りと離婚から年月が経っていればもう過去のこととして割り切ってる人もおおいです。

でもここのサイトは今まさに戦っている方ばかりです。
なのでつらいときはどんどん吐き出してくださいね。(私もそうしてます)

それとまだ離婚について本格的に動ける状態ではないかとは思いますがもしうさぎさんが離婚したいと思ったときの準備としてはまずは証拠集めです。

うちも直接的な浮気やら一発アウト!的な証拠もなかったし娘に対する性的虐待の証拠も正直ありませ(体にはのこらないので・・心には残ってますが)
でしたが女性センターに相談をしてDV証明書を出してもらったり警察に相談したりして少しずつ外堀を埋めていきました。

なので今もしうさぎさんが通帳を持っていたり(浪費の証拠)したらとりあえずコピーを予備で取っておいたり何か
「これは相手の落ち度の証明になるかも」
というものを取っておいてください。

でも今すぐじゃなくていいですよ、体調と気分が落ち着いているときに。

うちのモラとよく似ているので反社会的なところが
あるのであれば心配ですが今とりあえず離れているのでそのうちにできることからやられてはどうかと思います。

居場所はここにありますよ。
疲れたときは書き込みしてくださいね。

No.4728 せきさんへ 投稿者:うさぎ   投稿日:2011年01月29日 (土) 02時36分

早速のお返事、ありがとうございます。
読みながら、涙があふれてきて泣いてしまいました。

カウンセラーと精神科医以外の人に理解・共感してもらえたのは初めてのような気がします。

「夫が怖い」というのも普通の人にはなかなか理解できないようで、私の考え過ぎだとか、徒らに怯えているだけのように思われてしまうことが悔しく、悲しく、どんどん孤独感が大きくなって、夫からの攻撃よりも孤独感の方が辛かったんです。

一人でもわかってくれる人がいるということ、やさしい言葉をかけてくれる人が存在するということ・・・とても勇気づけられます。

証拠集め等の細かいアドヴァイスもありがとうございました。

今は何も考えないようにして鬱を治すことが大事だと先生にも言われ、自分でもそう思っていますが、この状況で「何もかんがえないように」というのは至難の業で、なかなか病状は改善しません。

離婚はしたいですが、他に持病もあり、体力仕事はできないので、40代後半の私の年齢では仕事もなかなかみつからないだろうと思います。

誰も知らない土地に行くのも嫌です。

私には子供がいないので、身軽な分、「ひとりぼっち感」は強いです。
たった一人で知らない土地で、ヤツの嫌がらせに怯えながら暮らすのと、モラに耐えながら住み慣れた土地で友達にも会えるような状態で暮らすのと、どちらが自分にとってより辛いのか・・・わからなくなっています。

今は夫から離れているので、嫌だったことが自分の中で薄れているような気がします。
なので、戻った方が楽なんじゃないかと思う瞬間もあり、「いや、薄れてるだけだから戻っても前以上に辛くなる」とも同時に思え、自分の気持ちがわからないんです。

うちの場合はあまり行動を制約されることはなく、ヤツは予定は教えてくれませんが遊びまわって出かけることが多いので、いっしょに過ごす時間が少なくてすむのが皆さんよりは楽な状態なのかとも思います。

せきさんは、決断されたとき、恐怖感をどう克服されたのでしょうか?
また、今お住まいの場所は御主人とどの程度離れた距離にあるのでしょうか?
お支障えなかったら教えてください。

No.4729 RE:誰もわかってくれない 投稿者:バーバラ   投稿日:2011年01月29日 (土) 13時17分

うさぎさんへ

はじめまして。離婚が成立して必死で生活を立て直そうとして
いるバーバラです。

うさぎさんの文章はしっかりしていらっしゃって
理知的です。どんなにいままで頑張っていらしたか、、、


私の元夫も弁護士とカウンセラーに
「おそらく自己愛性人格障害でしょう」といわれました。

私は、モラハラだとわかってから、どんどん恐怖感が強くなり、最初に精神科医にたどり着いたときは、「夫が怖い」とずっと涙がとまらず、実家に逃げてキョリは、200キロもあるのに、調停裁判中もずっと恐怖が強く、カウンセラーにも連休中に「夫が怖くてたまりません。緊急でカウンセリングいれてださい。」とFAXしたりしていました。
だから、恐怖感はよくわかりますよ。

実家に逃げても母は理解がなく、しょっちゅう
「出て行け」と怒なられて、何度も死にたくなって
いました。よく、ここまできたと自分でも思います。



>部屋を借りて別居していますが、求職中に鬱がひ
>どくなり、今は求職さえもできない状況です。

モラと離れられて、それはよかったです。モラハラとわかって一緒に暮らす恐怖はないです。

お友達とはたまに会えていますか。生活費は、だいじょうぶですか?

元気がでないのも当たり前だと思いますし、私も
最初は、「まず、喘息とうつ病をなおして、それから次のことを考えましょう」といわれましたよ。
寒いから、それだけで落ち込むこともあると思いますが、どうか、なんとか持ちこたえてくださいね。



日常なにげなく、お互いの家を行き来したり、
一緒にボランティア活動していた友達を失ったことは、脱出して3年がたとうとしても、痛手になっています。

モラハラ禍による深い傷を抱えているので、新しい出会いにも臆病になるし、ひとりぼっち感も強いです。

モラハラ被害者、DV被害者のピア・サポート
グループがあちこちにできるといいな、と最近
思います。
私の夢は、いつか、こういう場を定期的に設けて
支え合う仲間をつくること。
孤独感、恐怖感をシェアしあうことが
でき、同じ被害を何度語っても安心な仲間が
いたら、どんなに救われるかとおもうのです。


miさんが、↓でレジリエンスの「こころのcare講座」を紹介してくれていましたが、なかなか
遠方のためにいけないですよね。

でも、うさぎさん、この掲示板はある意味、
ピア・サポートの場ですよね。


私は、相手に離婚裁判をおこされることで、
闘い場の場にひきづりこまれたのですが、そうで
なければとにかく、別居で、離れて時間稼ぎを
するのもありだと思います。

もう少し、元気がでたら、婚姻費用の調停だけは
おこされると離婚成立までの生活費のめどがたつと思いますよ。

つらいときは、ここに書き込みなさるといいと
思います。あなたはひとりではありませんよ。

うさぎさんの恐怖感も孤立感も、自分は弱いと
おもう気持ちもぜんぶ、わかりますよ。

No.4730 うさぎさんへ 投稿者:せき   投稿日:2011年01月29日 (土) 14時27分

レス遅れました、すいません。

お尋ねのまず恐怖感については

私の場合「この日に家を出よう」と決めていた日時より相手が暴発行動に出るかもしれないという事態になったのでその日の着替えだけ持って実家に帰りました。

その日のうちに相手に
「今後は弁護士通してでしか話さないすべて調停で話す」と突っぱねて来ました。

なので当時は恐怖感より出てこられたという安心感のほうが強かったように思います。

距離的に高速で三時間ほどの場所に今は離れています。新幹線だと一時間ってとこでしょうか。



>今は夫から離れているので、嫌だったことが自分の中で薄れているような気がします。
なので、戻った方が楽なんじゃないかと思う瞬間もあり、「いや、薄れてるだけだから戻っても前以上に辛くなる」とも同時に思え、自分の気持ちがわからないんです。

このお気持ちもよくわかります。
私もなんどもなりました。
でもここで先輩の皆さんに
「それこそがモラのコントロールなんだ」
と言われ考えることにより救われました。

私は今回別居に至る前に一度実家に逃げています。
その時モラが実家に来て謝って戻ったのです。
その時は
「あぁこれで正常な生活に戻れる」
と安心したのが間違いでした。

一度成功するとモラは増長します。

バーバラさんのおっしゃるとおり今は体調の面もおありなので「時間稼ぎ」もひとつの策だと思います。

ただもしうちと同じように反社会的な考え方が強いのならカウンセリングを受けつつもう行動されているかもしれませんが女性センターに行ってDV相談をしてみてはいかがでしょうか?

私は出た直後より今のほうが恐怖感が強いです。
自分が行動し相手を離れたとこから理解するにつれ
「こんなとんでもない人間といたんだ」という気持ちが強くなりました。

けれども一度砕かれた自分の心と娘の心を
取り戻すために怒りではなく冷静にモラと縁切りするためには何が必要でどうしたらいいかを取捨選択することによって恐怖心を克服しました。

私も今から思えばうつ症状は確実に出ていました。
私は若いとき精神福祉の勉強をしていたので余計感じていました。


けれどもその経験から
「この症状を治すには根本原因を取り除かなければ」とも思いました。

その決断をするまでには悩みました。
助けてくれた友人、同僚のこと。

けれども自分が自分を取り戻し健康になることこそが支えてくれた人への恩返しかもしれないと考えました。

バーバラさんもおっしゃっていますが私もサイトに出会えてより「一人ではない」と勇気を貰いました。

私も今は自分の経験と資格を生かして
同じような被害に遭われている方のサポートができればと思っています。

少しづつでもうさぎさんが前進できるよう応援しています。

No.4733 バーバラさんへ  投稿者:うさぎ   投稿日:2011年01月29日 (土) 19時35分

No.4732 バーバラさんへ 投稿者:うさぎ 投稿日:2011年01月29日 (土) 16時05分 [返信]


はじめまして。

本当に温かいお返事、ありがとうございます。
私よりもずっとずっと辛い思いをされてきたのに、こんなにも優しく温かく、そして何よりも強く生きていらっしゃることに、ただただ尊敬しています。

御心配頂いた生活費は今のところはなんとかなっています。テレビも電子レンジもありませんが、病気のときに病人らしくしていられる、寝ていてもハラハラドキドキしないですむ・・・それだけでも救われます。

友達にも会えてはいますが、最初の投稿に書いたように誤解されることがとても多く、悩んだり傷ついたりしています。
「どうせ誰にもわかってもらえないんだから・・・」と自分の殻に閉じこもりたくなったり、人間不信になりそうになったり、モラのことを打ち明けなければよかった・・・と後悔したり、どうして夫のせいで他の人間関係にまで支障をきたさなければならないんだろう・・・と憤りを感じます。

でも、ここには全部理解して受け止めてくださる方々がいらっしゃる・・・・本当に大きな救いです。

今はおっしゃるように「時間稼ぎ」が最善の策だと思っています。行動できるエネルギーもきちんと考えられる思考能力や判断力も、今の私にはありませんから。

バーバラさんの夢、素敵ですね。そんな場があれば是非参加したいですし、たくさんの人が癒されたり励まされたり・・・温かい光の輪がひろがっていくことと思います。

お嬢さんとの関係も、いつか修復できますように・・・祈ることしかできませんが、お祈りしています。


No.4734 せきさんへ 投稿者:うさぎ   投稿日:2011年01月29日 (土) 19時37分

No.4731 せきさんへ 投稿者:うさぎ 投稿日:2011年01月29日 (土) 15時30分 [返信]


お忙しいなか、丁寧で温かいお返事ありがとうございます。

「高速で3時間」ですかあ・・・・
やはりそのくらいの距離を取らないと危険なんですかね。

女性センターには一年ほど前に5回くらい相談に行き、悩んだ末に「これ以上このままここにいたら、立ち上がれなくなってしまう」と思い、離婚云々は横においておいて、とにかく一度彼から離れてゆっくりしたいという思いで、後先考えずに出てきました。

今は実家に帰っているということになっているので、心配した義母から実家に電話があるたびに「いつバレるか」とひやひやしています。
夫からは私の携帯宛に業務連絡のような連絡が3
回あったきりです。
「通院の帰りに寄った」という名目でカムフラージュのために2回ほど夫宅に帰りましたが2回とも私の体調を気遣うでもなく、開口一番「今日はメシはあるの?」には、本当に呆れてしまいました。

今は一日中、頭痛がしてニュース番組などを聞いても頭に入ってこないとういうか内容が理解できないというか・・・簡単な計算もできないほど脳が疲れているような状態なので、とにかく鬱をよくすることと、おっしゃるように「時間稼ぎ」が最善の策かなと思います。

「一度成功するとモラは増長します」というお話、とても参考になりました。(私にも思い当たる節がすこしあります。)

ありがとうございました。

せきさんの離婚が一日も早く、いい形で成立することを祈っています。


No.4735 うさぎさんへ &横レスすみませんバーバラさんへ 投稿者:クレア   投稿日:2011年01月29日 (土) 23時22分

>うさぎさん
同棲5年結婚生活5年、別居一年、先月和解離婚したクレアと申します
はじめまして
わたしもうさぎさんの状況、気持ち、よ~く分かりますよ。

私はうつやACではないですが、持病と合併症を患っていて、
それでも肉体労働をして死ぬ思いで結婚生活を送っていました。
うさぎさんの
>私はいつも病気であることを隠し、どんなにボロボロでもスーパーに買い物に行き、食事の支度と後片づけをしなくてはなりませんでした。
>身体の辛さより、彼の嫌な表情や暴言の方がもっと辛かったから・・・

>そんな大変な思いをして作っているのに、いざ食事とういう段になって「今日は食べない」と、当たり前のように言われたことも何度もあります。

>話し合おうとしても拒否され、やっとの思いで話し合いに持ち込んでも、話をずれた方向に持って行かれるか、その場しのぎの嘘をつかれるか、怒鳴られるかで終わりになってしまいます。

>だんだん、彼には何を言っても無駄だし、言って嫌な思いをするだけなら言わないでおこうと思うように馴らされてしまった感じです。
>それこそが相手の思うツボだとわかってはいるのですが、どうしようもなく無力感でいっぱいです。

この状況、そして、地雷を踏まないように日々、息を潜めるように暮らしていたことも
まったく同じで、思い出して涙ぐみました。辛かったですよね。

ちなみに、私は脱出後モラ宅から車で20分くらいの実家にいますが、
元夫は「ストーカーと言われたくない」と言って、家出した妻を迎えに来ることはありませんでした。
うちの元夫は、外面一番です。他人から(それが赤の他人でも)変に思われることを
極端に嫌う、自意識過剰男なので、犯罪性はありませんでした。
家庭内では子どもの前で首を絞める、妻に馬乗りになって殴り続けるという身体的暴力はありましたが…

とにかくここに集う皆さんは(モラと共存している方でも)
うさぎさんと同じところからスタートしています。
みんな自分が強いなんて思ってもみなかったはずです。
うさぎさん、いろんなところに相談したり、誰かを頼っても脱出できたという事実は
がんばった結果です。自信を持っていいんですよ。
私は殴られても、それすらできなかった。
分かっているのに相談の電話すらできない人もいるんです
その人は弱いからじゃなくて、モラに力を吸い取られているからできないんです
大丈夫。うさぎさんはもう行動されている。きっと道が開けていくはずです。

とにかくまずはご自身の体と心を大切にして、ゆっくりしましょうよ。
充電して、ジャンプする力をためてから行ければいいんです。
応援してますよ。


横レスすみません↓
>バーバラさん

>モラハラ被害者、DV被害者のピア・サポート
>グループがあちこちにできるといいな、と最近
>思います。
>私の夢は、いつか、こういう場を定期的に設けて
>支え合う仲間をつくること。
>孤独感、恐怖感をシェアしあうことが
>でき、同じ被害を何度語っても安心な仲間が
>いたら、どんなに救われるかとおもうのです。

全くおんなじことを思っていました。
近い将来、実家の会社で私が中心となって新規事業を興す予定ですが、
自分の経験を生かす場になれば、と本気で考えています。

言葉の暴力がDVの内に入るとは思わず、1~2回殴られたりしただけで
いわゆる「ハネムーン期」もない私は暴力のサイクルに当てはまらない。
だから私が受けているのはDVではない、と思っていました
女性相談でショックを受け、号泣した時の気持ちを忘れません
それを受け止めて見守ってくれた相談員の方に出会えた気持ちも忘れません

そして何より、このサイトにたどり着いたときの皆さんの温かさに救われた事、
バーバラさんのように毅然と戦う素敵な女性たち、同志に助けられた事に
同情ではない、共感というサポートができるのは私たち経験者だけだったんだと気付かされ、
恩返しと私の残された人生の使命と思って取り組もうと思っています

バーバラさん、まだまだ回復途中で大変な時もあるでしょう
ご自愛されながら、ゆっくり生きましょう
今日も、私は同じ思いを抱いているバーバラさんに出会えた事を幸せに思いました
ありがとうございます

No.4737 うさぎさんへ 恐怖心について 投稿者:バーバラ   投稿日:2011年01月30日 (日) 02時00分

うさぎさんへ

私が怖くてたまらないとカウンセリングをうけた
ときに言われたアドバイスをお伝えしますね。

「不安と恐怖は抵抗できないものなのです。
まず、言葉に出して聞いてもらうところが
あるといいです。」と。だから、DVの相談室、女性相談、命の電話、どこでも、恐怖が高じてきたら
聞いてもらうって、ことですね。

あと、アドバイスされたのは、スケーリングという
技法。
恐怖がマックスのときに10とすると、
いまの自分の恐怖はいくつだろう、と考える。

一緒にいたときがマックスだったのだと思うのです。
それを10とすると、今は8だな、とか、6だな、とか、あのときより、まだいいから大丈夫だな、ととにかく、それだけでも冷静になると。

それなので、裁判中、恐怖感が出てくると、
1,人に聞いて貰う(友達、カンセラー、精神科医)
弁護士の先生にも調停や裁判の前に、怖くてたまらない、とメールしてました。

2,スケーリングする、

これで乗り越えました。もちろん、DVは犯罪にもつながるので、本当に相手が犯罪を犯しそうなときは、警察に助けをもとめてくださいね。

友達には「裁判があさってなんだけれど、怖くてたまらないの。電話していい?」ってメールして
それから電話して。そのうちの一人は、友達が
モラハラで自殺していたらしく、「聞くしかできないけれど、いつでも電話して」と言ってくれた
ので、救われました。モラハラで自殺ってあるんですよ。

私、脱出前が一番怖くて、寒い冬の夜、SOSの
メールを友達に出しまくっていたのですね。
年賀状でしかつきあいのない友達まで。
恐怖で発狂しそうだったんです。パソコンは
私の命綱でした。


>クレアさんへ

クレアさん、わたしね、脱出して裁判中、
穴のあくほど、管理人さんの『Q6Aモラルハラスメント』読んだんです。

『家庭モラルハラスメント』も数回読みました。
ランディ・バンクロフトさんの本、3冊も。レジリエンスの『傷ついたあなたへ』、信田さよ子さんの『DVと虐待』
『加害者は変われるか』『選ばれる男たち』(ちなみにこの本の後半はDVのことなんです)
あと、買えなかったけれど、イルゴエンヌさんの
『モラルハラスメント』は図書館で4回かりて、
たくさん、写しました。ジュディス・ハーマンの
『心的外傷と回復』もノートに10ページ以上写したんです。DVのからくりと、被害者の苦しみが
ずいぶん言語化できて、
被害者のピア・サポートできそうな気がするんです。



調停、裁判中に恐怖、不安、罪悪感、悲しみ、無能感、無力感、
マイナスの感情が出てくると、とにかく、これらの本を開いていたのです。本当に苦しい日々でした。
睡眠薬ないと、全然眠くならないし。デパスと水筒がないと、外出できないし。

2年半かかって、離婚できました。でも、母子関係は破壊されたまま。もっとも大切な私物のピアノを取り戻せなかった。(今の経済では新しいものは買えない、、)でも生きている。サバイバーなわけです。

この自分の経験を生かせたら、私が被害から生き残った意味があるかもしれない、そんなふうに
考えるようになりました。
いまはまだ、自分が毎日生きているだけで精一杯なんですけれど。

>共感というサポートができるのは私たち経験者だ>けだったんだと気付かされ、
>恩返しと私の残された人生の使命と思って取り組>もうと思っています

私もこう考えているクレアさんとここで
出会えてうれしいです。

いつの日か、リアルで出会えたらいいなぁ。


No.4738 うさぎさん&バーバラさん、クレアさんへ 投稿者:せき   投稿日:2011年01月30日 (日) 10時50分

おはようございます。

体調はだいじょうぶですか?
うーん・・なんというか・・

うさぎさんの夫実感がないんでしょうね。
うさぎさんが病気だから仕事もないから出て行ってもどうせ戻ってくるわってとこでしょう。

例えばもしうさぎさんが離婚に向けて本気で動き出したら向こうもなんらかのアクションがあると思います。

やはらバーバラさんがおっしゃるように今は心のケアが一番かといろいろお話きいて思いました。

それまではこの掲示板や実際対面で信頼できるお医者様やカウンセラーに相談することで自分がどうしたいのかということを確認していくのもいいかなと思います。

私も脱出前後はこの掲示板に書き込むことにより
気づくことが多く自分の中で答えが出ました。

私の離婚はなんだかもうちょっとかかりそうです。
お気遣いありがとうございます、頑張ります。


うさぎさんすいません、同じスレッドなので
横レスさせていただきます。



>バーバラさん

いつもお世話になっております。

なんだか書き込みを見て少しづつバーバラさんが前進されているように感じて自分のことのようにうれしいです。

以前私に「出てきたときはほんとにどうなるかと思ったけど今はまぶしく感じる」とおっしゃっていただいたことが忘れられません。

今は先のことを考え医療関係の仕事をしながら
来年落ち着いたら出身大学の通信教育でもうワンランク上の資格を狙いたいと思っています。

実際はそうすること、何か動くことで自分の心のリハビリにもなるかなと思っています。

今は児童虐待防止のオレンジリボン活動にも参加しています。
 
どん底までおちたものはちょっとづつしかよくはならないけどちょっとづつ前にすすんでいこうと思っています。



>クレアさんへ

夫婦のほうの書き込みにレスできなくてごめんなさい。
この場を借りてお礼です。

モラは昨日電話してきやがりました。
どうやら彼のタイムリミットは27日の口頭弁論ではなく自分の指定した月末だったようです。

それはさておいて・・・

クレアさんももう動いているんですね。
すばらしいです。
私は地元のこれまたDV離婚友達と何か傷ついた
女性のために出来ることをしたいと構想しています。

彼女も今は医療関係で働いていていろんな人の話をきいて娘の虐待については虐待専門の先生につないでもらったりしました。

そういうことが脱出してからいろいろあって
「縁ってとても大切なものだなぁ」と
感じています。

いつかそれぞれが活動してどこかの場で出会えるなんてことになったら素敵だなと思います。

今は私の中ではそれもひとつの夢になりました。

えーまだまだこちらは決着までは山がありそうですがチューリップまでには終われるように頑張ります。

これもモラ次第ですが・・・(笑)




No.4740 クレアさんへ 投稿者:うさぎ   投稿日:2011年01月30日 (日) 11時11分

No.4739 クレアさんへ 投稿者:うさぎ 投稿日:2011年01月30日 (日) 11時09分 [返信]

はじめまして。

離婚成立、おめでとうございます。

本当に本当に大変な結婚生活でしたね。
クレアさんにかぎらず、ここの皆さんのお話を聞いていると、私はまだまだ被害が軽い方なのかもしれません。
女性センターの相談員の方には「自分の辛い気持を過小評価してはいけませんよ」といわれましたが・・・

私の夫も外面が大事で見栄っ張りで、他人からよく思われたいため他人には「妻を心配している」というようなことを言っています。
一応、名の通った大企業の社員なので、自分の社会的地位に傷がつくような形での犯罪的なことはしないと思います。

だからこそ逆に怖いんです。
家に押しかけてきて何かをするというより、もっと陰湿なやりかたで陰にまわって私の精神にダメージを与えることをされそうで・・・

実は夫宅で近所の家と騒音等のトラブルがあり、相手も人格的に問題アリな人なのですが、その人の写真を窓から撮って勝手に自分のブログに載せ、そのなかでさんざん罵倒しています。
個人情報の問題になるからやめた方がいいと言ったのですが、そのままです。

平気で嘘をつく人なので、周囲の人の間で「ひどい女」に仕立てあげられてしまいそうです。

今は「脱出」とはいえ、離婚や別居の話は何もしていません。あくまでも「体調不良のため実家で療養している」ということになっています。
なので、彼からは敵だとみなされていないから今は大丈夫。けれど、この先に進むと・・・・・
考えただけで胸がドキドキしてきます。手が震えます。

怖いです。

No.4743 バーバラさんへ 投稿者:うさぎ   投稿日:2011年01月30日 (日) 12時49分

No.4741 バーバラさんへ 投稿者:うさぎ 投稿日:2011年01月30日 (日) 11時27分 [返信]

恐怖感についてのアドバイス、とても参考になりました。

私の場合、MAXはこれからだと思います。
だから、今身動きがとれなくなっています。

彼は、私が自分に対して反旗を翻したなんて夢にも思っていません。あくまでも「体調不良のため実家で療養」しているだけだと思っています。
だから今は何も攻撃してきませんし、心配も勿論していませんが、早く私の体調がよくなって便利に使えるようになればいいと思っているようです。

とりあえず一時的に逃げてはきましたが、彼が怖いということも、嫌いだということも、本当はすぐにでも別れたいんだということも、怖くて言えません。

それに、やはり遠い土地に行かなければならなくなる・・・というのが私にとっては辛すぎて、今は決断ができず、時間かせぎをしています。

いろいろ、ありがとうございます。

No.4744 せきさんへ 投稿者:うさぎ   投稿日:2011年01月30日 (日) 12時49分

No.4742 せきさんへ 投稿者:うさぎ 投稿日:2011年01月30日 (日) 11時40分 [返信]

夫はあくまでも「体調不良で実家療養中」だと思っていますので、私の気持ちには全く気づいていません。というか、怖いので私が気づかれないようにしているからでもあるんですが・・・

早く戻ってきて便利に使えればいいなあ・・・というのが彼の本音でしょうね。

今は鬱を治すことと時間をかせぐこと、しかないようです。

体調は良くはありませんが、まだ文章を読んだり書いたりできるだけ、以前よりは良くなったのだとおもいます。

お気づかい、ありがとうございます。

No.4745 うさぎさんへ 投稿者:大ママ@fix   投稿日:2011年01月30日 (日) 12時53分

うさぎさんへ
誰かへお返事をするときは新しくスレッドをたてず、その下へ続けて下さい。新しくスレッドをたてると、そのぶん他のかたの書き込みが次のページに追いやられてしまいます。

↑に赤文字で注意書きがありますので、ご覧下さい。

No.4747 うさぎさん&せきさん、バーバラさんへ 投稿者:クレア   投稿日:2011年01月30日 (日) 22時49分

>うさぎさん
そうですね、確かに大変な結婚生活でした。
でもね、やっぱりその家々はそれぞれ密室で、どの程度かなんて本人しか分からないんですね

私も夫婦版やパブの書き込みを見るとそのたびに
「うちなんてたいしたことないかも、まだ頑張れるんじゃないか」と本気で思ってたんです
そして、「こんなひどい夫もいるのに、同じ扱いをしたら夫に悪いかも」とか
罪悪感や喪失感にさいなまれて、悪夢を見たり落ち込んだりしたわけです。

今考えれば、とんでもないことです。

うちの元夫も、私の脱出した理由が「病気を治すため」と摩り替っていて
調停と裁判の陳述書に堂々と書いてきたのにはビックリしました

このサイトに登場するモラ夫の面々はだいたい同じです
自分はすごい、他の人はみんな格下、会話の中身は悪口か自己賛辞か嘘
家庭内では妻をボロクソにけなしまくり、外へ出ると妻の手柄は自分の手柄
妻が脱出すれば嘘と役者顔負けの演技で被害者面した挙句、
調停や裁判ではないことないこと並べ、妻を罵倒しているくせに「離婚しない」

…意味が分かりません。被害者はみんなほぼ同じモラ夫の姿を見てきています。
うちの元夫は、見事に共通の友人を私から奪いました。陰湿に…。
調停前には子どもを連れ去りに来ましたし、保育園の職員を味方につけようとさえしました。

大丈夫。うさぎさんはとにかく自分を中心にすえていいんです。
他の家庭と比べるのではなく、自分の内面と向き合いましょう
調停になっても裁判になっても、大事なのは自分です
自分はどういう気持ちなのか、自分がどうしたいのか
自分が絶対譲れないのは何か(離婚だけ?財産分与?親権?など)

せっかく夫が勘違いしてくれているなら、勘違いさせて起きましょう
いろんな意味で、時は金なり、です
あせらないで^^

>せきさん
お疲れ様です~。
さすがモラですね。電話してきたんだ!
しかしタイムリミットの区切りが勝手すぎる~

つまり、末日まで何もアクションがなければ提訴という予定だったということですかね。
そんなことしたら一回目が2月か3月じゃないですか?
そこまで待ってられるかですよね。役所が徒歩圏内ならさっさと出せって言う話ですよね。

>バーバラさん
バーバラさんの読書量はすごいなあ、といつも感心していました。
私は女性相談の帰りにすぐ買った本は
「なぜ男は暴力を選ぶのか―ドメスティック・バイオレンス理解の初歩」沼崎 一郎 (著)でした。
バーバラさんのお読みになった本は私も1回ずつ図書館で借りて読みました。
さすがに何回も借りるんだったら…と思って「Q&A」は買いました。

今は平木さんの「アサーショントレーニング」を読んでいます。
「男の子の育て方」(女の子の育て方の紹介が出ていましたね)も読んでいます。
本には助けられるし、力になりますね。
バーバラさんは読み込み方が半端じゃなくて、本当に尊敬します。

>せきさん、バーバラさん
私はまだ動いているというか、今は事業計画を練って企画書段階です。

ただの飲食店という目標だったのが、今は女性のためのコミュニティー・カフェという
まさにピア・サポート的構想にだいぶ変わりました。
私は医療系は全くの素人なので、スローフードと場所の提供というか…
講師を招いたり、勉強会をしたり、もちろん集うだけでも全然かまわない、
自分の悩みがDVだったんだ!とか、気付くきっかけにもなりたいし
もちろん第一に優しい場所でありたいと思っています。

でもまずは生まれつき心臓が悪く、合併症もあって
、急いで内科的治療をしないと。
だから、ゆっくり一年以上かけて勉強をしながら準備する予定です。

>いつの日か、リアルで出会えたらいいなぁ。

>いつかそれぞれが活動してどこかの場で出会えるなんてことになったら素敵だなと思います。

私も!心からそう思います。
きっといつか出会えると思うんです。縁があると思うから…。
ここの掲示板は「つかず、はなれず、美しく」なのですが、
きっとサバイバーとしてそれぞれが地道に活動していれば自然と結びついていくかも、と思います

それぞれのエリアで少しずつ、進めるといいですね。




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