ネットで観れる番組かと調べましたが解らず、お話を読む範囲で感じた事です。4716でmiorinさんにお話した事とかぶりますが。
私は7年前DV(骨折、子供の前でのレイプ、顔以外の全身打撲etc)で親戚宅の避難先から夫のもとに帰った時DVの事を話し、夫婦カウンセリングに遠くの大学病院の精神科まで夫と一緒に通いました。全く気の向く話ではなかったのですが、そうする事で夫が変わればと思いました。ドライブで行く往復8時間は、密室です。機嫌を損ねない様に、異変が起こらない様に祈りながらでした。不思議なのは夫が妙に機嫌が良い事。先生の前で紳士ぶる事。一人ずつの時間もありましたので最初にDVの事は先生にはお話しました。何回目かのカウンセリングの時「ご主人は治らないよ。人を信じないから、医者も信じない。どうして別れないの?もっといい人はいますよ。経済力ですか?」と言われ、恥ずかしくなりました。
ある日は帰りの車の中で先生と何を話したか尋問にあい、パーキングで降ろされました。誤って乗せて貰って帰ったものの地獄の車中でした。先生が、何かあったらすぐに電話をするように携帯番号を教えて下さっていたので家庭での異変時は子供からも電話した事があります。先生がアメリカに行き来しておられる事は知っていたので、今居らっしゃる事を今回カルテの開示をお願いした時に知ってほっとしました。
セカンドオピニオンとしてお友達の先生も紹介して下さり、カウンセリングを受けました。あの時の知識が今になって役に立っています。同い年だったので52歳ですね。世の中の男性はこんな風だよ。もっと女性を大切にしているよ。今どきこんなに尽くす女性は珍しいですよ。あなたももっと幸せになる権利があるんですよ。と当時話して下さっていましたね。別世界のようでした。
さて、7年間夫は確かに我慢していました。直接の暴力はなかったかもです。ただ言葉と顔つき、雰囲気、行動での脅しに変わりました。時に物を投げる事はありました。夫の精一杯が感じ取れるのでこれ以上キレたら怖いと逆に警戒して萎縮し、機嫌を取らなければなりませんでした。
今回の夫からの陳述書では「自分はこの性格を治そうと片道4時間のカウンセリングに通い、努力し、今は手を挙げていない。」と威張って主張しています。もちろん大怪我をしていないかも知れませんが、子供に手を挙げて叩こうとする仕草は義母と一緒です。物を投げたり、ドアをバタンと閉めたり・・・世間に解らない範囲の暴力はあるのです。
ちょっと知識人の夫にDVの知識を与えてカモフラージュすることでこの7年間を過ごしただけでした。ちなみに夫はロータリアンを装っています。
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