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「モラル・ハラスメントのすべて」~夫の支配から逃れるための実践ガイド~
<管理人のモラハラ離婚体験記>
家庭モラル・ハラスメント
<母から愛されなかった娘の話>「母を棄ててもいいですか?支配する母親、縛られる娘」


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No.4659 最後のわら一本 投稿者:バーバラ   投稿日:2011年01月18日 (火) 20時06分 [返信]

2年半にわたる離婚裁判で離婚して2ヶ月のバーバラです。

離婚してもまだモラのいやがらせがあり、今後の対策に来週、弁護士の先生と会います。本当なら、離婚が成立して、先生も仕事はおしまいなのですが,
私のつらさを理解してくださり、相談にのっていただきます。
娘ともまったく連絡がとれないまま。

さて、

「らくだの背中をつぶすのは、最後の一本のワラである。」という英語のことわざに触れてある文章に出会いました。

「従順ならくだは、次々となんでも背中に積み続けます。けれど、限界を超えると、最後に積んだたった一本のわらでらくだの背中は、骨折し、地面に崩れ落ちてしまうのです。」

3年前の冬、私にとっての、「一本のわら」は
「自分が家に戻る前にその家を出て行ってください」という元夫から一本のメールでした。

この丁寧語にいかに冷酷な意味と残酷さがあるかと
いうことに、それまでの経緯をしらない人はなかなか理解できないかもしれません。


この掲示板を訪れると、「出て行け」という暴言が日常茶飯事の方がたくさんいらっしゃいます。
うちは、一切の身体的暴力がなく、「死ね」とか
「出て行け」というあからさまな暴言はなかったのです。

でも、無視、または私がひとしきり一生懸命話をしたあとの「君が何をいっているのか、全然わからないね」という一言、家事への小さなたくさんの批判と非難、娘へのあたりまえのしつけのことごとくの否定で、私は、自分の家で、どんどん言葉を発することができなくなっていきました。

加えて、階段をドシドシ歩く音、ドアをタバンと乱暴にしめる音、
それらに、びくつき、心が悲鳴をあげていました。

娘が大学受験を控えていて、なんとしても、受験が終わるまでは、我慢しなくてはいけない、と悲痛にも思い、我慢に我慢を重ねていましたが、

3年前12月厳寒に届いた、海外からのメールは
私を精神的につぶすのに、十分なひとことでした。

直接反抗するなんて、恐ろしくて思いもせず、
このまま帰宅する夫になにをされるのか、恐怖で、
パニックに陥りました。このときの記憶が、3年たっても生々しく、今でも、私を苦しめます。

(私は、DVを理解しているいまも精神科医にかかっています。)

モラルハラスメントの恐ろしさは、それがDVだと気づかないまま、限界まで我慢をしてしまうということだと思います。まして、加害者に加害意識がない。これは裁判で思い知りました。

彼の父親は、殴る蹴るのオンパレード、あからさまな暴言を妻に50年はきつづけた警察に捕まってもいいようなDV男です。その父親がやっている行為が基準です。自分のやっている行為が、妻の精神を蝕む暴力だという自覚がないまま、妻である私のすべてを知った上で、弱点を容赦なく、ついてきます。

外面がおそろしくいい。やさしい夫、子煩悩な父。
小さな地方都市で、知名度のある会社を経営して
社会的地位のある元夫とその親族を敵にまわすということは恐ろしいことでした。

厳寒の中での孤立、この寒さで当時の恐怖と絶望がなまなましく蘇ります。

私は、「妻と二人であってはいけない。実家にもどってしばらく、会わないように」という指示をだしてくれた精神科医とDVの相談室と
数人の友人をたてに、自宅に籠城しました。3月まで70日。

怖かった。

私は 闇に葬られる死を かろうじて免れました。

どうか、モラハラを受けていられるかたで、我慢に我慢を重ねているいたら、どうか、ワラ一本で、
倒れるまで我慢しないで、できるだけ早く、
専門機関への相談をして、安全に脱出をなさるように祈ります。

私は、20年もいっしょに暮らした夫なのだから、
自分に対して、それほど惨いことはしないだろう、、、と思っていました。とんでもない!
調停、裁判を通じて、私がどんなにひどい扱いを
受けたか、弁護士の先生がため息をつくくらい、それは巧妙で冷酷で、残酷なものでした。

一番、この世で危険なものは、DVの場合は、
一生を誓った夫です。

No.4664 解る様な気がします。 投稿者:COCOA   投稿日:2011年01月19日 (水) 04時08分

私も28年間背中に沢山の荷物をニコニコしながら積んできました。たった一本の藁で力尽き崩れ落ちました。もう周りの人からすればとうに限界を超えていたのかも知れません。ただ私というラクダは夫からの愛を信じたかったので、力以上に頑張りました。

私の心は13日の3回目の裁判の相手の陳述書をみて再び混乱を起こしました。事実を事実でないと言い、嘘を作り上げ、尽くしてきた私を否定している文章です。だったら離婚すればいいのに、離婚は認めないと言います。元気に前を向いて歩き始めていた私は今結構ブルーです。少し休憩します。

No.4667 横レスすみません COCOAさんへ 投稿者:クレア   投稿日:2011年01月19日 (水) 09時40分

クレアです

よく分かります。
どのモラも一緒ですね。あったことはなかったことに、なかったことはあったことに。
相手の陳述書に混乱して、あまりの悪妻・鬼嫁・鬼母っぷりに傷つき苦しむ
これだけ言われても、相手は離婚するとは言わない
おかしな話ですね

ゆっくり休んでください。次の期日まで1ヶ月はあるでしょうから、
答弁書を書くのは落ち着いてからでいいんですよ
私はそうでしたが、落ち着いた頃もう一度読み返すと、あまりの穴の多さにビックリします
落ち着くと飛ぶ鳥のように、空から眺めるように、見ることができると思います

おやすみなさい^^

No.4668 クレアさんへ 投稿者:COCOA   投稿日:2011年01月19日 (水) 12時28分

クレアさん

レスありがとうございます。
真夜中に仕事を終え、お風呂に入っても憂鬱な気分が全身を占領し、今起きた所です。

怒りか、悔しさか、悲しさか解らない感情の渦の中で、今日をどうしたらいいだろう。明日はまた笑顔で仕事をしなきゃいけないんだよ・・・と部屋の中をウロウロ・・・・。インスタントのカフェラテを啜りながらココを覗きました。とたんに涙がポロポロ、ひとしきり泣いて・・・で、私は泣きたかったんだと思いました。

夫の陳述書を読んだらまた以前のように「私が悪かったんじゃあないのかなあ?」「私は間違った選択をしたのかなあ?」「私が子供達を巻き添いにして家族をばらばらにしたのかなあ?」・・・・etc.で一杯になっていました。

クレアさんのおっしゃる通りです。ゆっくり休みます。私の町は例年になく大雪でした。でもあっという間に溶けました。今日は快晴です。

いつもありがとうございます。




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