諸富祥彦著、WAVE出版刊 ¥1365-
気になっていたので、本屋さんで立読みしました。
0~15歳までにどう接していけばいいか、教育カウンセラーとして20年臨床に携わってきた著者の言葉は、とても暖かく分かりやすく納得することが多かったです。
シングルマザーとして女の子への接し方、離婚の説明、再婚についてなども書いてありました。
モラ夫相手ではないので、一般的な感じかもしれませんが、不仲な親を女の子がどう見て、どう感じ、どう学んでいくかなど、参考になりました。
私には娘はいませんが、自分で自分を育てるために読みました。
驚いたのは、この本に書いてあることの全く反対に自分が育てられたことです。
様々な子育て論があり、この本が全部正解だとも思いませんし、今ある自分を誰かのせいだとは思いませんが、こうしたらこうなるという例があまりにも当てはまりました。
よく言われる婚活、その落とし穴などについても、そうだよな~と感心しました。
サブタイトルは 愛され力+自立力=幸福力
ちなみに著者は『男の子の育て方』という本も出版しています。 こちらのサブタイトルは、 結婚力、学力、仕事力
そのあと、文庫コーナーで『ぼくのメジャースプーン』をぱらぱらと。
帯にある言葉が印象的でした。
正しいとか正しくないとか、はっきりした答えはないんです。 でも、どうすることが自分に恥じない結論になるのか。それを考えてください。
中学生らしき子が買っていきました。
これから未来を担う人たちが、自分に恥じない生き方をして欲しい、 そのために私も恥じなくいこうと思います。
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