No.4508 ランディ･バンクロフトさんの講演会行ってきました 投稿者:バーバラ   投稿日:2010年11月22日 (月) 22時05分 [返信]

行ってきました。四国など、かなり遠方からの
参加者もいたようです。
２０、２１日と九州の久留米で全国シェルター会議があり、滞在を一日伸ばしての東京講演だった
ようです。

ＤＶ加害者の話が
あまりに自分の結婚生活に当てはまるので、心臓のバクバクがはじまり、途中、財布から抗不安剤のデパスを飲みながら話を聞きました。

メモをとりながら聞いたので、少し書き込みます。
不十分な部分はもし、今日、参加なされた方が
いたらフォローお願いします。

１３：３０～１６：３０、短い休憩を挟んで、ほぼ３時間、非常に論理的に
明快で美しい英語で、お話になっていました。私は、ネイティヴの英語が
そのままはわかりませんが。通訳は
わかりやすかったです。

１、ＤＶ加害者がなぜ、暴力をふるうのか
２、親としての加害者の像は？
３、子どもたちにおよんでいる影響
４、被害を受けた女性たちについて、
を柱にお話がありました。

＊社会全体が、ＤＶ加害者のいいわけを信じている。
＊女性は、加害男性がいい気分でいられるように努力するが　暴力がへるわけではない。
＊子どもたちには、家庭の中の暴力に対して、お母さんには、何の責任もないことをきちんと伝えるべき
＊子どもを母親を傷つけるための武器にするさまざまなやり方をしてくる。
＊加害者は、すべての不都合なことを母親のせいにする
＊被害女性が一番傷を癒せるのは、同じ被害をうけた女性とサポートしあえること
　　（被害の共通点に気づき、自分は悪くなかったということに気づくために）
＊被害女性に対しては、グリーフワークが必要なこと（理想としていた関係性を失うという
　　深い悲しみがあるので）
などこころに残る言葉がありました。

このサイトのトップに紹介されている
『ＤＶ・加害者の実体を知る』に書かれている
ことがほとんどでしたが、ご本人から直接
きくことは、やはり違います。

これだけひどい目にあっていながら、
「私の努力がたりなかったのだろうか」
という頭のなかの言葉が
「相手は、典型的な加害者なのだ。私は、やっぱり
逃げてよかったのだ」という言葉に変わります。
逃げたことを肯定してくれる、専門家や仲間が
私には、まだ必要です。


まだ、ランディさんの本を読んでいないかた、
この『ＤＶ・虐待　加害者の実体を知る』は
本当にいい本ですよ。ランディさんの本は、
３冊出版されていますが、私３冊とも、被害の
該当箇所をコピーして裁判に提出しました。

モラルハラスメントは、ＤＶです。そのからくりが
とってもよくわかる本です。

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