きいろさんへ
いつも、あまりにひどいことばの暴力を受けているようで心配しています。
夫さんは、何を恨んでいるんでしょう。きいろさんは、恨まれるようなことなんて何もしていないはず。
うちの場合は人を蔑むような言葉の暴力はありません。ただ、やっぱり、恨む、というような心の状態はよくみうけられました。
普通の人は、人を恨むというようなことはほとんどありませんよね。
うちの夫は極端な自己チューです。(ここの中ではかなり軽い部類ですが・・・)母親にあまやかされて育ったため、結婚してからは、母親から受けた愛を、今度は妻から受けたいということなのかと思っていました。
彼は、要求を受け止めてもらえているうちは、機嫌がよく、やさしくていい父親でいられますので、わたしは、たいていのことは、要求に答えていました。
彼の方も、ここまでの要求なら受け入れてもらえると計算しながら、(わたしの様子をみながら)こちらに向き合っていたように思います。そのさじ加減をまちがえてわたしに受け入れられなかったときは、切れたり、幼児がだだをこねるようにわけのわからないことを言ったりしました。
こうして、知らず知らずのうちに、私はコントロールされていたんですね。
まだ、モラハラという言葉を知らない頃でしたが、自分の思い通りにならないと、すぐに切れる夫に対して、がまんを続けていたということを、「わたしに母親を求めている?」という言葉で、強く聞きました。そして、話をしようとしても、すぐに切れて話し合いにならないので、「もう話はできない!」と私は言いました。
それからです。私のことを無視するようになりました。
家事、育児など、面倒なことはまったくしなかった人が、食器を洗ったり、アイロンがけまでするようになりました。
それも、おれはこんなことまでやっているんだと言わんばかりに怒りを込めた態度でやっていました。2階にいると下で、すごーく大きな音(お茶碗 などを洗っているときや、ドアの開け閉めのときなど)をさせていました。
お風呂にお湯をはっていても、わざと入らない。私の作ったものは食べないで、お惣菜を買ってきて食べる。など、たいていのモラがやっていることと同じことをやっていました。
無視することで、自分がわたしを憎んでいることを伝えたかったのでしょうね。 私に向ける目は、とても冷たいものでした。
「そんなに私のことを嫌っているのに、一緒に暮らすの?別れたいの?」と聞いたことがあります。「わからない・・・」と答えました。結局、彼の口からは「出ていけ!」ということばは、一度も出ていません。
今では、会話が無いだけでなく、私と目も合わせようとしません。
あれだけ、人に何かをやってもらって安心(まさに依存して執着するタイプ)するタイプの人が、無視するようになるとは、はじめのうちは、わけがわかりませんでした。
ところが、無視されるのを幸いと、わたしは夫の食事から洗濯、その他、なーんにもしなくていいんだ!と思うととっても楽になりました。だって、作ったものは食べないし、アイロンがけして渡すと、また、かけなおしているし・・
いつまで続くかと思っていますが、なんだか彼は自分で自分の首を絞めているように思えます。
正直、子供たちが成長して、みな、外に出てしまった時のことを思うと、また、豹変してしまうかと心配ですが、それはその時・・と思っています。
|