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「モラル・ハラスメントのすべて」~夫の支配から逃れるための実践ガイド~
<管理人のモラハラ離婚体験記>
家庭モラル・ハラスメント
<母から愛されなかった娘の話>「母を棄ててもいいですか?支配する母親、縛られる娘」


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No.3765 「凍裂」(喜多由布子著)という小説 投稿者:バーバラ   投稿日:2010年06月06日 (日) 14時32分 [返信]

今年の1月に発売になった、
「モラル・ハラスメントを扱った小説」
という新聞の新刊の宣伝にあった小説を
読みました。

図書館に予約して、5ヶ月、それほど話題になった
とは思われないのに、予約がいっぱいで、なかなか
借りられませんでした。私の後にも予約が入っているので、すぐに返さねばなりません。

モラハラの被害者が予約しているのかしら、、と思うほどです。


モラルハラスメントの解説本ではなく、あくまで
小説なので、、、細部の書き込みやモラルハラスメントの実態はもっと過酷だ!と不満もありますが、
それでも、身体的暴力を伴わない、こういう暴力が
あるということはこうして知られていくのかもしれません。


私としては、被害者の年齢が近いこと、
加害相手について「自己愛性人格障害」とはっきり書いてある点とか、
父親の操作によって被害者の母親をきらう長女の心理描写とか、
なんとなく加害を知っている長男とよりそう家庭教師の青年、
また普通の夫婦の情景も織り込まれ、
興味深くよみました。
モラ夫の生育背景などは、自分のケースのようでした。
思わず、貼り付けていった付箋は10枚をくだらず、弁護士の先生に読んでもう
うには、買うしかないかな、と思案中です。

小説にでてくる弁護士には、精神科医の友人がいて
モラハラに理解があり、裁判も離婚裁判ではなく、
被害者が犯した犯罪を裁く裁判ですが、モラハラ被害が認められます。実際の司法は、こんなに理解が
あるのか~~??

私は離婚裁判で、一審で
被害を認められず、控訴しているものです。

とにかく、モラルハラスメントという被害、しかも
加害者に加害意識のない、日常延々と続く
この暴力の実態を多くに人に知ってもらいたいです。
特に司法関係者の理解が深くなることを願っています。
社会の認知度があがることが、裁判で被害がみとめられることになるでしょう。

殴る蹴るだけがDVなんじゃない!しかも、被害者は、自分が被害者であることにも気づかずに、病んでいきます。


No.3766 さっそく探します。 投稿者:ピアノ   投稿日:2010年06月06日 (日) 15時59分

バーバラさん、情報ありがとうございます。
さっそく探します。
文庫じゃないですよね、
文庫になってほしいですね。

No.3775 わたしも、読みましたよ 投稿者:プチトマト   投稿日:2010年06月07日 (月) 23時36分

お世話になっています。わたしは、ほとんどこちらにでてこないのですが、バーバラさんのモラルハラスメントの深い知識と、わかりやすい説明に教わることが多いです。

今回の小説の解説も素晴らしいです。さすが、バーバラさん!

私も、【凍烈】を新聞広告で見て、即、図書館に予約した記憶があります。(というくらい、長く待ちましたよ。)それで、先月、読みました。やはり、すぐに返さなければならないのに、二度も、読みました。

私は、著者もモラハラの被害者かと思いました。モラハラの知識も完璧ですね。

モラハラの被害者であるわたしたちは、小説の初めから、先が読めると思います。母親の心の動きもよく理解できます。

ただ、モラハラのある夫婦の日常生活をもっと具体的に書いてほしかったです。そんな生活が続くことがどれだけ、心に大きな痛手を与えるかを、読者に伝えてほしかったです。

普通の夫婦関係にある人には、モラハラが人を傷つけることを理解できたとしても、どうして、それが相手に殺意を抱くほどのことになるのか、ということまでは理解できないと思います。

身体的暴力をともなわないモラハラが理解されることのむずかしさを改めて感じました。

バーバラさん、わたしは小説の終わりの方の何ページかをコピーして、マーカーを引きました。この部分はモラハラの解説書のようです。

そして、モラハラを受けている被害者が、自分が被害者であることに気がついてない!ということも、印象的で、これも、モラハラの特徴かもしれませんね。モラハラの加害者は、相手が(いじめらていることに)気がつかないように、傷つけていくんです。これはほんとに、巧みに・・と言うほかないです。

最近の生活クラブ(生協)の冊子にモラハラが取り上げられていて、驚きました。【生活と自治】の5月号です。モラハラという言葉は使われていませんが・・・ある被害者のことば「新聞でDVについて読んでも、最初、私は殴られてはいないから、これにはあたらないと思いこんでいました」とありました。‘怒りの向こうに見えるもの’‘顔色をうかがう日々’という見出し。まさに、モラハラですよね。

こうして、モラハラという言葉が世の中にでていって、知られるようになることを望みます。

No.3796 私も読みました 投稿者:裕美   投稿日:2010年06月13日 (日) 21時02分

バーバラさん、お久しぶりです。以前、メール
いただいたことがあるかと思いますが、覚えて
いらっしゃいますでしょうか。

こちらのトピを見て、さっそく図書館に予約
しました。うちの場合、タイミングがよかったのか、すぐ借りられました。

個人的には、当事者だけでなく、さまざまな立場の
人の視点や状況が描かれていたことが興味深く
読みました。

表向きは、何も問題のなさそうな幸せ家族、
勝一とハツエの親子関係、被害者が自分が被害者で
あることに気づいていない点など、ほんとにこの
著者もモラハラ被害者かと思われる点が多く
ありました。

この小説には、モラハラに理解のある弁護士さんが
登場してますが、実際にここまで理解している方が
どれくらいいるんだろうとふと思ってしまいました。


No.3798 モラハラの理解が進む過渡期 投稿者:バーバラ   投稿日:2010年06月15日 (火) 01時57分

>裕美さんへ

>以前、メール
>いただいたことがあるかと思いますが、
メール?あ~、ごめんなさい。コメントのこと
でしょうか。

薬のせいか、記憶力がなくなっていて、
このサイトへの書き込みも数ヶ月まえのものは、
まったく忘れていたりします。ごめんなさい。

あまりに過酷な現実を生きているので、、、

小説のなかの弁護士は、とても理解がありますね。
私も弁護士には、恵まれました。
『Q&Aモラルハラスメント』の執筆者の橋本先生のような先生もいます。

サラさんのように、弁護士の理解もあり、裁判で、勝訴を勝ち取った人もいます。

わたしたちは、まだこの言葉があって、このサイトがあって、救われているのだと思います。

このサイトで、救われた人が、何万人もいると思います。そして、管理人さんの本で、気づき逃げだ人もたくさんいるはずです。

私たちが、きっと道を拓いているのだと信じましょう。私の弁護士さんは、管理人さんの本を2冊とも
ご自分で、購入して読んでくださいました。

すこしずつ、すこしずつ、小説のなかのような弁護士が増えていっていると信じたいと思います。

もし、理解していない弁護士にあったったら、
管理人さんの本を渡すという方法もあります。
こころのサポートセンター・ウィズの冊子を渡すこともできるかもしれません。

あきらめずにやっていきましょうね。


No.3799 (削除) 投稿者:システムメッセージ   投稿日:2010年06月15日 (火) 12時42分

投稿された方の依頼により、2010年10月07日 (木) 14時25分に記事の削除がおこなわれました。

このメッセージは、設定により削除メッセージに変更されました。このメッセージを完全に削除する事が出来るのは、管理者の方のみとなります。

No.3801 ドラマも 投稿者:大ママ@fix   投稿日:2010年06月15日 (火) 23時43分

6月30日、ドラマもあるようですよ。


http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100526-OHT1T00001.htm

No.3807 こんにちは 投稿者:裕美   投稿日:2010年06月18日 (金) 09時11分

バーバラさんへ
私は「こころのリセット」というサイトを運営
している者ですが、同じハンドルの方からメールを
いただいたことがあったので、もしかして?と
思いました。こちらこそ、ごめんなさい。

大ママさんへ
ドラマもあるんですね。普段ドラマって、
見ないので、忘れないようにしなくちゃ。




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