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<管理人のモラハラ離婚体験記>
家庭モラル・ハラスメント
<母から愛されなかった娘の話>「母を棄ててもいいですか?支配する母親、縛られる娘」


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No.3565 父親のしていたことはモラルハラスメントだったのか・・・ 投稿者:はち   投稿日:2010年04月14日 (水) 12時29分 [返信]

昨日、「モラルハラスメント」という言葉を初めて知りました。
この言葉の意味を知った時、自分の中にあった疑問がふっとなくなった気がしました。
『私の父のしていたことはモラルハラスメントだったのか』と。

私の父は昨年、うつ病で自殺しました。
私の結婚式の6日前にです。
はたから見れば、うつ病に苦悩していた男性の自殺、「かわいそうに・・・」というのが周囲の反応でしょう。
もちろん私も「悲しい。」「悔しい。」「残念。」「なんで私の父親が?」という思いはありました。
けれども、だんだん時が経つにつれ、周囲が父の思いでを美化して語ることに、とても腹がたつ自分がいました。

外から見れば、社交的な父、子煩悩な父に見えたかもしれない。
だけど、家庭内ではそうじゃなかった。
家庭内は戦場だった。
緊張感が伴い、安全・安心を感じにくかった。

私はこれまで「自分はACだった。」と思ってきました。
自分の心の中に何が起こっているのか、
自分を助けるため、心理学を学び、
心理学に関するある資格も取得しました。
心理学が私を救ってくれました。
おかげで、今の夫と知り合い、もうすぐで子どもも生まれます。
今の夫との間には、「安心」が感じられ、
自分の情緒がとても安定していることが実感できます。

けれど、このような自分になるには、長い長い闘いがありました。
私は昔から何故か、自分に対して価値観を感じることができませんでした。
周囲からは「頑張り屋さん」「しっかり者」、成績もよく、明るく、頼れる何の申し分ない子でした
しかし、自分の中では「まだ、まだ。完璧にならなければ。」という思いが強く、何をやっても満たされることはありませんでした。
自分に自信がなく、何度も「死にたい」と思うことがありました。

そんな中、心理学を勉強するうちに、
自分が幼少期から受けてきた父親からの扱いに気づくようになったのです。
「モラルハラスメント」という言葉を知るまで、
あれは「心理的虐待」だったと思っていました。

もちろん、常に心理的な虐待があったわけではありません。
いい時もあるのです。
しかし、「モラルハラスメント」の被害者の辛さは、加害者が「モラルハラスメント」をしている自覚がないために、被害者の怒りや苦悩が全て、被害者自身のせいによると思わされるあたりです。

私は幼少期から、父のどなり声、ドアの締め方、不機嫌そうな表情、怒りをまとったオーラに警戒しながら生活していました。
時に父と母が喧嘩をし、父が母にビールをぶっかけることもありました。
しかし、このような父の行動はすべて、「父以外の家族のだれかのせい」にされてしまうのです。
父はいつも「おまえらが悪い。」と言いました。
私は母は、「じゃあ、どこが悪いのか話し合おう。」と問題解決のため話し合おうとしましたが、父はいつも逃げるのです。話し合ってはくれません。
「じゃあ、もういい」とこちらが話し合うのをやめると、父は追い打ちをかけるように、再度、「おまえたちが悪い。」とどなりつけるのです。
いつも、いつも、平行線でした。
そのような中で、健全な人間関係が築けるわけがありませんでした。

父は実際は気が弱く、自分に自信がなく、本当の自分には怖くて向き合えない人間だと、大人になってから気づきました。
父は、言うことは大人なのですが、行動はまるで子どもでした。言葉と行動が一致することはありませんでした。
しかし、私達を上から押さえつけ、私達を下にすることで、自分の価値の大きさを見せつけようとしていました。

幼い頃、父に怒られる際に、
誓約書を書かされ、土下座させられたこともあります。
大人になった私に、その誓約書を見せ、「こんなこともあったな。」と笑う父を見て、なんとも言いようのない嫌悪感、侮辱された気持ちを思い出します。
「お前には何の期待もしてない。」
「お前のせいで、俺は自殺したくなった。」と言われたこともあります。
自分の子どもに対して、「お前のせいで自殺したくなった。」だなんて・・・その時は「こんなの親じゃない。」と思いました。
父はその時、仕事を退職し、社会的な自分の居場所を見失いつつあったため、うつ病になる直前だったのだと思います。
けれども、その時、私は志を同じくしていた同級生が自殺した直後で、心にとてもダメージを受けていました。
「あんないい子が自殺して、なんで私は生きているのだろう?」と、そんな事を考え、
あの福知山線の脱線事故で生存された方が「自分は助かってしまっていいのだろうか?」と思ったのと同じように、
一時的に自己肯定感が極端に低くなっていました。
その時の父の言葉。父からすれば、家族に対する甘えの言葉だったのだと思います。
だけど、私には父から「死ね」と言われた気がしました。

これでは本当に死んでしまうと思った私は、
すぐにカウンセリングを受けに行きました。
そこで3、4ヶ月カウンセリングを受けたことにより、私は回復しました。
娘の私がカウンセリングを受けているにもかかわらず、父はそれが自分のせいだなんて、これっぽっちも思っていなかったと思います。
カウンセリング中も、夜にふらっと家から出ていく私を、心配して探しにきてくれたのは、母でした。
今、思えば、私が今生きているのも、
まだ人間を信じて、優しい気持ちを持つ人間となれたのも、母の力が大きいと思います。
母もそうですが、周囲で私に愛情を注いでくれた、
祖父母や曾祖父母、親戚、教師、先輩、友人・・・皆のおかげだと思っています。
そして、今の夫に出会えて、結婚できたことは、
本当に奇跡であり、今のこの平和な日常がとてつもなく幸せに感じるのです。


父の自殺はもちろんうつ病だったこともあると思いますが、
父は、本当の自分に向き合うことが、
大変な苦痛を伴うことを知っていたので、
本当の自分に向き合うことではなく、
自己の存在を自分で終わらせることにしたのだと思います。

しかし、「モラルハラスメント」の父らしいと思うのは、自殺したのが私の結婚式6日前だったということです。
父自身、それまで耐えられなかったというのも、もちろんあると思います。
けど、私には「耐えられなかったんだな。辛かったんだな。」という気持ちと、
「なんで私の晴れ舞台の直前に!」という怒りの気持ちもあります。

小さい頃、数日前に「~へ遊びに行くぞ。」と自ら言っていたにもかかわらず、当日、楽しみに用意をしている私達家族にむかって、
「わしゃ行かん。もう行きたくなくなった。」と不機嫌な表情で言う父。
いつも、こちらが楽しみにしている事を、
その目前でとりあげてしまう父。

結婚式数日前の自殺を「父らしい・・。」と苦笑してしまう私と、
「どこまで、この人は我々家族をふりまわし、
私達家族の愛情を試すんだろう・・。」と怒りを通り越して、あきれる私がいました。
でも、今まで、父の「モラルハラスメント」を乗り越え、心理学を勉強したことで、
見えない武器を身につけたサバイバーの私は、必要以上に心かき乱されることはありませんでした。
ただ、ただ、悲しさ、父が自分自身に苦悩を抱えたまま逝ってしまった悔しさ・・・・結局、父自身は自分のことを「価値ある大切な一人」と実感できぬまま死んでいったのかもしれないと思うと、
「残念」「悔しい」という感情が強くあります。

私にとって、「父が何故、自殺したのか?」を論理的に明らかにしないと、前に進めない気がしました。
その時、「モラルハラスメント」という言葉に出会い、
父の言動の原因をついに見つけた気がしました。
すると、なにかモヤモヤしていたものが晴れ、重苦しい感じがなくなった気がしています。

「モラルハラスメント」は第三者からはわかりにくく、けれど被害者にとっては精神的に大変な苦痛を伴う、精神的な暴力・虐待だと思います。
私自身、恵まれた環境にいるはずなのに、
何故、自分に対してこんな空虚な感覚があるのだろうかと長年、悩んできました。
この苦痛から抜け出すには、自分で自分を助けることしかなかったわけですが、
こんなにも自分と同じように苦しんでいる人々がいることを知り、自分のこれまでを知っていただければと思いました。

今、私は子育て支援・児童虐待に関わる職業に、心理士として就いています。
もうすぐで産休に入りますが、
今生きている子ども達、お母さん達が
様々な種類の虐待・暴力を受けることなく、
安心して生きていけることを願い、自分もそのお役にたてればと考えています。

長々と長文におつきああい、ありがとうございました。





No.3568 (削除) 投稿者:システムメッセージ   投稿日:2010年04月14日 (水) 16時01分

投稿された方の依頼により、2010年08月06日 (金) 17時01分に記事の削除がおこなわれました。

このメッセージは、設定により削除メッセージに変更されました。このメッセージを完全に削除する事が出来るのは、管理者の方のみとなります。

No.3580 (削除) 投稿者:システムメッセージ   投稿日:2010年04月18日 (日) 11時09分

投稿された方の依頼により、2010年10月07日 (木) 14時29分に記事の削除がおこなわれました。

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No.3611 (削除) 投稿者:システムメッセージ   投稿日:2010年04月25日 (日) 18時02分

投稿された方の依頼により、2010年04月25日 (日) 22時39分に記事の削除がおこなわれました。

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