今日はこんなにも　雨が降っているというのに
鉢植えの中の小さな君に
いつもより多く　水をあげている私・・・

独りは寂しいからって
見たい番組もないのに　無意味にテレビをつけている
そんなの　もう嫌だったんだけどね・・・

眠れないのにベッドに入った
『羊を数えてれば　自然と眠れるよ』
何処の嘘つきの台詞だかは　知らないけど

結局一睡も出来ずに　今日も　ズル休み・・・

家族は　それぞれ出かけてる
私は今　家に一人・・・
だから　テレビをつけては雨の音を遠ざけた

そして今日の雨音も　私をイライラさせる・・・
そして今日も小さな君に　いっぱい水をあげて・・・

君にそっと触れた
棘を刺された
私は何も　してないのに・・・

そして今日は水をあげない
意地悪な　私・・・


いつかの雨の日から　何日がたった・・・？

君は枯れていた　変わり果てた姿・・・
君が花を咲かすことはなかったね

小さな花　咲いたなら
あなたに見せたかったのに・・・・・

そうして今日の雨音は
誰も居ない　テレビもついていない
この家の中の　私の耳から　
遠ざかってゆく・・・・・

-------------------------------------------------

こんにちは☆
今日は今の私の状況をありのまま(？)に詩に
してみました☆　
(ビミョ〜〜〜に違うところもありますが・・・)

さて♪
この『咲かずに枯れた花』とは、
一体　何の花だったのでしょう！！？
(ご想像に
　　　おまかせぇ〜〜〜〜〜・・・♪)

Dryflower [65]-273＠管理人 [ Mail ] [ HOME ] 2004年10月30日 (土) 14時16分 私は、憧れていたのかもしれない。 小さい頃から、花が大好きだった。 美しくそして儚く、風に身を揺らす姿。 甘く漂う香りに包まれ、何度も安らぎを覚えた。 いつか枯れる運命にある、その事実を。 いつからか、自分に重ねて生きるようになって。 単純な私は、それだけで満足していた。 歳を重ねるごとに、色々な物を吸収し。 私はもはや、純粋な花ではなくなってしまったのだろう。 この心と身体を彩る、醜い色をした何か。 枯れた方が美しいんだろうな、と心無くつぶやいて。 いざ枯れることを想像すると、怖くてたまらなくて。 枯れることを知らない、造花への憧れが生まれる。 幾多の月日を費やして作り上げた、自分という名の造花。 文字通り「乾いた」その存在感に。 何度も何度も絶望を抱いた。 花も造花も、同じ花。 そこには、それぞれの美しさがあるということ。 あれだけ花が大好きだった私が、見失っていたこと。 私はどうやら、花にはなれないらしい。